シロノクリニック
銀座院
〒104-0061
東京都中央区銀座3-5-6
銀座ASビル6F
TEL03-3564-1403
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サーマクールfor Body:これは効きそう
入荷しました。
当院が日本初導入だそうです。
サーマクール自体日本初導入でしたが。。
これがボディー専用チップです。
オレンジ色がいい感じです。かなり大きいです。
従来のチップとの比較です。
左からまぶた用、通常顔用、顔用ビッグチップ、そしてボディー用です。
早速、スタッフで試してみました。
そこまで即効性のある治療ではないので、あれですが
感覚的にかなり効きそうな雰囲気です。
そのうち治療体験記出します。お楽しみに。。
シロノクリニック銀座 卯辰 哲也
当院が日本初導入だそうです。
サーマクール自体日本初導入でしたが。。
これがボディー専用チップです。
オレンジ色がいい感じです。かなり大きいです。
従来のチップとの比較です。
左からまぶた用、通常顔用、顔用ビッグチップ、そしてボディー用です。
早速、スタッフで試してみました。
そこまで即効性のある治療ではないので、あれですが
感覚的にかなり効きそうな雰囲気です。
そのうち治療体験記出します。お楽しみに。。
シロノクリニック銀座 卯辰 哲也
冬のスキンケア
ある患者様から昨日言われました。
“先生、私ちゃんとブログみているんだから更新してね。。”
ありがとうございます。はい、更新します。
さて、寒くなってまいりました。
自分自身は天然の厚い衣を常にまとっていますのでこれくらいが最適温度です。
年中あまり寒い、とは思わず、“北風が涼しくて気持ちいい!俺の季節がやってきた!”なんですが
一般のノンメタボな方々はマフラーやダウンジャケットなんかを着ていて寒そうです。
最近よく患者様からスキンケアの方法について聞かれます。
皆さん乾燥してガサガサするとおっしゃっています。
月並みになってしまいますが、冬のスキンケアについて説明してみます。
冬は気温も湿度も低下します。
気温の低下は肌の新陳代謝や血流の低下を招きます。(冬のお肌、触ってみると死んでいるように冷たいですよね)
湿度の低下は角質層からの水分喪失を増加させてしまい乾燥肌を作ります。
これら複数の要因が重なることでお肌が本来持っている高いバリア機能が障害を受け、
外からの刺激には弱く(敏感肌)内部の水分は喪失しやすい(乾燥肌)状態になるのです。
このようなダメージがひどくなるとお肌は炎症を起こし、これがしみやしわの原因になるのです。
スキンケアの基本は清潔・保湿・紫外線予防です。
この3つを心がけることによりより肌を健やかに保つことです。
健やかとは:角質層が十分な水分を保持していてしっとりしている。またこのような状態では肌のバリア機能が正常に機能しており外部からのあらゆる刺激に対して強い抵抗性がある。
しみであれしわであれ、これが基本です。
清潔:お肌の清潔を保つためにはしっかりした洗顔が必要ですが、しっかり洗顔しようとするあまり洗顔しすぎたり力をいれてゴシゴシ擦ったりしてしまっては保湿に重要な役割を果たす角質が傷んでしまい逆効果です。肝斑がある方は擦ることで確実に悪化します。
またあまり熱いお湯で洗顔するのもよくない。ぬるま湯(35度以下)でそっとやさしく洗顔するようにしましょう。
保湿:十分な保湿が必要です。洗顔後は乾燥しやすくなっていますからできるだけ早めに保湿ケアを始めましょう。まず化粧水で十分な水分を補給します。自分では保湿しているつもりでも乾燥する方は化粧水を繰り返し塗布します。馴染んだら塗布、馴染んだら塗布を何回も繰り返します。
最後にクリームで油分も補給しましょう。
ちなみに自分自身はジェノマーモイスチャーローションを3回以上馴染ませてからジェノマーナイトアップクリームで蓋をします。
紫外線予防:冬は夏に比べると紫外線がそれほど多くはない季節です。この認識は確かに正しいのですが、この認識のおかげで紫外線予防対策を怠りがちです。
冬に日傘しているとちょっと恥ずかしいとか思いがちですが、冬に日傘:ありです。
紫外線は少ないですが、ないわけではありません。
冬でも長時間日光に当たれば夏と同じように日焼けします。
そしてここ最近は紫外線の強さが以前より増しているのを感じます。
冬でも外出するときはしっかりした紫外線対策が必要です。
冬のスキンケア、こんなところでしょうか。
今回は話がちょっと真面目になってしまいました。
シロノクリニック銀座 卯辰 哲也
“先生、私ちゃんとブログみているんだから更新してね。。”
ありがとうございます。はい、更新します。
さて、寒くなってまいりました。
自分自身は天然の厚い衣を常にまとっていますのでこれくらいが最適温度です。
年中あまり寒い、とは思わず、“北風が涼しくて気持ちいい!俺の季節がやってきた!”なんですが
一般のノンメタボな方々はマフラーやダウンジャケットなんかを着ていて寒そうです。
最近よく患者様からスキンケアの方法について聞かれます。
皆さん乾燥してガサガサするとおっしゃっています。
月並みになってしまいますが、冬のスキンケアについて説明してみます。
冬は気温も湿度も低下します。
気温の低下は肌の新陳代謝や血流の低下を招きます。(冬のお肌、触ってみると死んでいるように冷たいですよね)
湿度の低下は角質層からの水分喪失を増加させてしまい乾燥肌を作ります。
これら複数の要因が重なることでお肌が本来持っている高いバリア機能が障害を受け、
外からの刺激には弱く(敏感肌)内部の水分は喪失しやすい(乾燥肌)状態になるのです。
このようなダメージがひどくなるとお肌は炎症を起こし、これがしみやしわの原因になるのです。
スキンケアの基本は清潔・保湿・紫外線予防です。
この3つを心がけることによりより肌を健やかに保つことです。
健やかとは:角質層が十分な水分を保持していてしっとりしている。またこのような状態では肌のバリア機能が正常に機能しており外部からのあらゆる刺激に対して強い抵抗性がある。
しみであれしわであれ、これが基本です。
清潔:お肌の清潔を保つためにはしっかりした洗顔が必要ですが、しっかり洗顔しようとするあまり洗顔しすぎたり力をいれてゴシゴシ擦ったりしてしまっては保湿に重要な役割を果たす角質が傷んでしまい逆効果です。肝斑がある方は擦ることで確実に悪化します。
またあまり熱いお湯で洗顔するのもよくない。ぬるま湯(35度以下)でそっとやさしく洗顔するようにしましょう。
保湿:十分な保湿が必要です。洗顔後は乾燥しやすくなっていますからできるだけ早めに保湿ケアを始めましょう。まず化粧水で十分な水分を補給します。自分では保湿しているつもりでも乾燥する方は化粧水を繰り返し塗布します。馴染んだら塗布、馴染んだら塗布を何回も繰り返します。
最後にクリームで油分も補給しましょう。
ちなみに自分自身はジェノマーモイスチャーローションを3回以上馴染ませてからジェノマーナイトアップクリームで蓋をします。
紫外線予防:冬は夏に比べると紫外線がそれほど多くはない季節です。この認識は確かに正しいのですが、この認識のおかげで紫外線予防対策を怠りがちです。
冬に日傘しているとちょっと恥ずかしいとか思いがちですが、冬に日傘:ありです。
紫外線は少ないですが、ないわけではありません。
冬でも長時間日光に当たれば夏と同じように日焼けします。
そしてここ最近は紫外線の強さが以前より増しているのを感じます。
冬でも外出するときはしっかりした紫外線対策が必要です。
冬のスキンケア、こんなところでしょうか。
今回は話がちょっと真面目になってしまいました。
シロノクリニック銀座 卯辰 哲也
しみ治療の盲点②
すみません。
ちょっと、ここのところ忙しくてへろへろ状態で更新できませんでした。
昨日はTVの業務終了後ロケ収録もあり、毎回ながら緊張して収録終わったら
どっと疲れが・・・。
そしてやっと復活!っていっても見てくれている人少ないのでちょい虚しいですが。。
自分の知り合いの話ですが、かなりの有名人でブログはじめてそんなに日が
経っていないのですが、そのアクセス数が1日なんと数万だそうで。。
それを聞くとこのブログなんて見てくださる人は本当にわずかで、
たまに心が折れそうになりますが、少ないながらも見ていただいている人が
いる以上ほかにはないレアな情報を書いてやる!と余計メラメラする自分です。
アクセス数がゼロになる日があったらさすがにやめますが・・・。
話は、しみの話です。肝斑じゃないのに延々肝斑治療でした。。
そうなんです。このパターンの方が非常に多いです。
確かに肝斑は、はっきり“これはどう見ても肝斑でしょ”という肝斑度99%のものから
“肝斑かも知れないけど違うかも”という肝斑度50%のもの
そして“肝斑はまったく見えない”という肝斑度1%のものまで様々なんです。
通常の診療で100%見分けるのは不可能だと思います。
ただ・・・肝斑は確定が難しいのですが
もっと確定が簡単なしみの種類もあり、このしみを除去する目的で肝斑治療が
長期間に渡り行われているケースがやたらと多く目につきます。
当院では肝斑に対して積極的に治療を行っていますので
肝斑治療目的のご相談が非常に多いのです。
ほとんどの方は近所の皮膚科でいろいろ薬使ったけどだめだったとか
最近だと市販の肝斑治療薬(有名な)を使ったけどだめだったという方が
多いのですが、この中に肝斑以外のしみを肝斑だとして治療されているケースが多いです。
まあ、市販薬は患者様が自身で診断されているので仕方ないですが、
クリニックで診てもらっているのに・・・というのはちょっと考えものです。
この中で一番多いのが・・・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
ADMとはこちら→ここをクリック
肝斑と同様に両側頬の上部に通常左右対称にできるタイプです。
こんな感じです↓
肝斑はもっと目の周りの眼窩に沿った線状の部分があり、色味はもう少し赤茶色っぽくて
細かい毛細血管の拡張を伴い・・・・・・マニアックなのでこの辺で。
まあ、毎日しみばかり見ている目からみると明らかに違うのです。
そして、何が問題かというと、
治療がまったく逆!
効かない治療を延々とやっていても、当然いつまでやっても進展なく。。
このような方、ぜひ一度当院を受診ください。
解決策をお教えします。
シロノクリニック銀座 卯辰 哲也
ちょっと、ここのところ忙しくてへろへろ状態で更新できませんでした。
昨日はTVの業務終了後ロケ収録もあり、毎回ながら緊張して収録終わったら
どっと疲れが・・・。
そしてやっと復活!っていっても見てくれている人少ないのでちょい虚しいですが。。
自分の知り合いの話ですが、かなりの有名人でブログはじめてそんなに日が
経っていないのですが、そのアクセス数が1日なんと数万だそうで。。
それを聞くとこのブログなんて見てくださる人は本当にわずかで、
たまに心が折れそうになりますが、少ないながらも見ていただいている人が
いる以上ほかにはないレアな情報を書いてやる!と余計メラメラする自分です。
アクセス数がゼロになる日があったらさすがにやめますが・・・。
話は、しみの話です。肝斑じゃないのに延々肝斑治療でした。。
そうなんです。このパターンの方が非常に多いです。
確かに肝斑は、はっきり“これはどう見ても肝斑でしょ”という肝斑度99%のものから
“肝斑かも知れないけど違うかも”という肝斑度50%のもの
そして“肝斑はまったく見えない”という肝斑度1%のものまで様々なんです。
通常の診療で100%見分けるのは不可能だと思います。
ただ・・・肝斑は確定が難しいのですが
もっと確定が簡単なしみの種類もあり、このしみを除去する目的で肝斑治療が
長期間に渡り行われているケースがやたらと多く目につきます。
当院では肝斑に対して積極的に治療を行っていますので
肝斑治療目的のご相談が非常に多いのです。
ほとんどの方は近所の皮膚科でいろいろ薬使ったけどだめだったとか
最近だと市販の肝斑治療薬(有名な)を使ったけどだめだったという方が
多いのですが、この中に肝斑以外のしみを肝斑だとして治療されているケースが多いです。
まあ、市販薬は患者様が自身で診断されているので仕方ないですが、
クリニックで診てもらっているのに・・・というのはちょっと考えものです。
この中で一番多いのが・・・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
ADMとはこちら→ここをクリック
肝斑と同様に両側頬の上部に通常左右対称にできるタイプです。
こんな感じです↓
肝斑はもっと目の周りの眼窩に沿った線状の部分があり、色味はもう少し赤茶色っぽくて
細かい毛細血管の拡張を伴い・・・・・・マニアックなのでこの辺で。
まあ、毎日しみばかり見ている目からみると明らかに違うのです。
そして、何が問題かというと、
治療がまったく逆!
効かない治療を延々とやっていても、当然いつまでやっても進展なく。。
このような方、ぜひ一度当院を受診ください。
解決策をお教えします。
シロノクリニック銀座 卯辰 哲也
しみ治療の盲点①
しみの診療をしていると来院される患者様からいろんなお話を聞くことができます。
その中で意外と頻度が多いしみ治療の盲点をいくつかお話したいと思います。
まずはじめは
色素沈着にレーザー照射で悪循環!
これはどちらかというと担当医師と患者様のコミュニケーション不足が一番の原因かもしれませんが・・。
先日も書きましたように、しみのレーザー治療というのは一種の(軽い)やけどを作るようなものなのです。
人間には炎症後色素沈着という性質を持っていて、やけどを含む炎症の後には茶色く色がつくものなのです。
これがレーザー治療後になると患者様は、またしみが復活したかの如く見えてしまうのです。
不安になり、治療した医師のところに出向きお話します。
“先生、この間治療をしてもらったしみが何ヶ月も経っていないのに再発しました、またレーザー治療してください”
“わかりました、もう一度レーザーを打ってみましょう”
このお願いを素直に聞いてしまう優しい先生がいるのです。
これが失敗の始まりです。
この炎症後色素沈着は呼んで字の如く炎症が原因で起こっています。
再度レーザー治療をすれば、かさぶたを経て1週間後にはピンク色になります。
しかし!
当たり前なのですが、その数週間後には治療前よりも濃く色素沈着が起きてくる可能性が高いです。
何回も治療すれば当然それだけダメージ=炎症は蓄積しますから。
そしてまたもや繰り返されるのです。
“先生、この間再治療してもらったしみがまた・・・・”
これを延々繰り返している人が世の中には結構いるのです。。。
これではいくら治療を繰り返してもしみは取れません
治療をストップすることが唯一の治療なのです。
ちょっと信じられませんが、よくある話なのです。
どうすればよいのか・・治療をやめて、そして、今まで書いたアフターケアの部分を読んでください。
通常、日光性色素斑と呼ばれるしみはQスイッチレーザー(ルビー、ヤグなど)を用いて
適正な照射条件で治療すれば1発で取れることが多いです。
自分の経験では、ちょっと風変わりなしみを除いてはほとんどそうです。
しかもその風変わりなしみは診察時に見れば一目でわかります。
この記事を読んでいる方の中にこのような悪循環に陥っている人いませんか?
ご相談に乗ります。
次回は“肝斑でもないのに延々肝斑治療”です。
シロノクリニック銀座 卯辰 哲也
その中で意外と頻度が多いしみ治療の盲点をいくつかお話したいと思います。
まずはじめは
色素沈着にレーザー照射で悪循環!
これはどちらかというと担当医師と患者様のコミュニケーション不足が一番の原因かもしれませんが・・。
先日も書きましたように、しみのレーザー治療というのは一種の(軽い)やけどを作るようなものなのです。
人間には炎症後色素沈着という性質を持っていて、やけどを含む炎症の後には茶色く色がつくものなのです。
これがレーザー治療後になると患者様は、またしみが復活したかの如く見えてしまうのです。
不安になり、治療した医師のところに出向きお話します。
“先生、この間治療をしてもらったしみが何ヶ月も経っていないのに再発しました、またレーザー治療してください”
“わかりました、もう一度レーザーを打ってみましょう”
このお願いを素直に聞いてしまう優しい先生がいるのです。
これが失敗の始まりです。
この炎症後色素沈着は呼んで字の如く炎症が原因で起こっています。
再度レーザー治療をすれば、かさぶたを経て1週間後にはピンク色になります。
しかし!
当たり前なのですが、その数週間後には治療前よりも濃く色素沈着が起きてくる可能性が高いです。
何回も治療すれば当然それだけダメージ=炎症は蓄積しますから。
そしてまたもや繰り返されるのです。
“先生、この間再治療してもらったしみがまた・・・・”
これを延々繰り返している人が世の中には結構いるのです。。。
これではいくら治療を繰り返してもしみは取れません
治療をストップすることが唯一の治療なのです。
ちょっと信じられませんが、よくある話なのです。
どうすればよいのか・・治療をやめて、そして、今まで書いたアフターケアの部分を読んでください。
通常、日光性色素斑と呼ばれるしみはQスイッチレーザー(ルビー、ヤグなど)を用いて
適正な照射条件で治療すれば1発で取れることが多いです。
自分の経験では、ちょっと風変わりなしみを除いてはほとんどそうです。
しかもその風変わりなしみは診察時に見れば一目でわかります。
この記事を読んでいる方の中にこのような悪循環に陥っている人いませんか?
ご相談に乗ります。
次回は“肝斑でもないのに延々肝斑治療”です。
シロノクリニック銀座 卯辰 哲也
しみ治療の大切なポイント⑦
すみません、2日間更新しませんでした。
これはさぼっていたわけではありません。
前回のメッセージをできるだけたくさんの方に見ていただきたくて
更新しませんでした。
さて、しみの話に戻しますが
W377、これについて詳しく説明しようかと思いましたが、
あまり面白くなさそうなのでやめときます。
こちらを見てください⇒W377
今までのお話をまとめるとアフターケアの具体策とは・・・これが終了してやっと治療が終了したといえます。
・まず治療直後は炎症が長引かないようにする。
・かさぶたが取れたあとは日常生活上での注意事項(日焼けしない、擦らないなど)を守りながらしっかり外用薬(ハイドロキノン、トレチノイン、W377など)をつける。またしっかり定期的に診察してもらう。
・これを6ヶ月は続けるべし。
最大のポイントは最後のここ↑、これが難しいのです。
しみが取れてその後色素沈着も取れました。もう見た目には何もありません。
しみから開放された気分になります。こんな状態で、まだ夜な夜なお薬塗れますか?
そうなんです。
人間は目に見えるものには努力できますが見えないものにはなかなか努力できないものです。
消えて何もなくなった部分に毎日せっせとお薬を塗る、簡単そうでものすごく難しいことではないでしょうか?
大概の患者様はそろそろ色素沈着が消えるであろう3ヶ月くらいから来院されなくなります。
しかし、治療を完全に成功させるにはこの地道な努力こそが必要なことだと思います。
シロノクリニック銀座 卯辰 哲也
これはさぼっていたわけではありません。
前回のメッセージをできるだけたくさんの方に見ていただきたくて
更新しませんでした。
さて、しみの話に戻しますが
W377、これについて詳しく説明しようかと思いましたが、
あまり面白くなさそうなのでやめときます。
こちらを見てください⇒W377
今までのお話をまとめるとアフターケアの具体策とは・・・これが終了してやっと治療が終了したといえます。
・まず治療直後は炎症が長引かないようにする。
・かさぶたが取れたあとは日常生活上での注意事項(日焼けしない、擦らないなど)を守りながらしっかり外用薬(ハイドロキノン、トレチノイン、W377など)をつける。またしっかり定期的に診察してもらう。
・これを6ヶ月は続けるべし。
最大のポイントは最後のここ↑、これが難しいのです。
しみが取れてその後色素沈着も取れました。もう見た目には何もありません。
しみから開放された気分になります。こんな状態で、まだ夜な夜なお薬塗れますか?
そうなんです。
人間は目に見えるものには努力できますが見えないものにはなかなか努力できないものです。
消えて何もなくなった部分に毎日せっせとお薬を塗る、簡単そうでものすごく難しいことではないでしょうか?
大概の患者様はそろそろ色素沈着が消えるであろう3ヶ月くらいから来院されなくなります。
しかし、治療を完全に成功させるにはこの地道な努力こそが必要なことだと思います。
シロノクリニック銀座 卯辰 哲也