植苗貝塚は昭和47年の道路工事中に発見された貝塚です。
新千歳空港から国道36号線を苫小牧方面へ。植苗貝塚の看板を左折し。植苗小中学校手前を左折、社会福祉法人緑星の里のところの小高い丘にある。
樽前山が約2500年前に噴火した時の樽前c火山灰層と約9000年前に噴火した時の樽前d火山灰層の間にあることから5640年前と調査結果が出ている。
その頃は縄文時代ではもっとも暖かい時期で、今より1~2℃高く、海面も2~3m高かったと言われている。
発見から50年以上経っているので5640年前ということになる。
千歳市、恵庭市も遺跡が多く発見されていて、海が奥深く入っていたことが想像できる。
貝塚は建物の中で保存されていた。
人が近づくとセンサーで点灯し内部が見えやすくなっていた。
社会福祉施設の場所は海だったのでしょう。
毒のあるフグの骨もあることから、縄文人はふぐ調理師免許を持っていたのかな?