庭のアスパラガスが平年より2週間も早く顔を出した。
アスパラと略称されているアスパラガスは、後志管内岩内町の農学博士・下田喜久三氏が1922年(大正11年)に日本で初めて栽培に成功しました。
1924年(大正13年)11月に岩内に日本アスパラガス株式会社を設立し、アスパラガス缶詰の販売を開始した。
兄は日本ボーイスカウト創始者の下田豊松で、喜久三のアスパラガス研究の陰の協力者です。
当時はホワイトアスパラガスが主流で、栽培では日光を遮断するために土を被せてアスパラガスを覆っていました。しかし、岩内の土質は栽培に適さず、代替地を探していたところ、後志管内喜茂別が手を挙げました。
1929年(昭和4年)喜茂別で本格栽培が始まります。
札幌と喜茂別の境界付近にある道の駅望羊中山には「アスパラの塔」があります。
1939年(昭和14年)、クレードルブランドの喜茂別アスパラガス缶詰工場が完成。
現在は、地中から出た若芽をそのまま日に当てて栽培するグリーンアスパラがポピュラーです。また、紫アスパラも目にするようになりました。加熱すると濃緑色に変わります。
アスパラガスの名前の由来ともなっている「アスパラギン酸」は、新陳代謝を促し、たんぱく質の合成を高め、疲労回復や滋養強壮に役立ちます。
主に穂先部分に含まれる「ルチン」は、血管を丈夫にして、高血圧や動脈硬化の予防に効果があるほか、利尿作用も期待できます。

