樽前山 錦大沼公園  | シリベシアン(後志人・Shiribeshian)

シリベシアン(後志人・Shiribeshian)

This is an English blog.
We will introduce sightseeing spots in Hokkaido, mainly Niseko and Shakotan.

錦大沼公園は、樽前丘陵の先端に位置し、錦大沼(周囲約3.5km)、錦小沼(周囲約1.6km)を含む総面積236haの総合運動公園です。沼の周囲は20分~50分コースなどの散策路になっている。また、季節にはハナショウブ園も楽しめます。

 

 

錦大沼公園からは樽前山(1,041m)の溶岩ドームが見えます。

 

 

「樽前(たるまえ)」は、アイヌ語のタロイ・マイ(川岸の高いところ)に由来する。樽前山はオフイヌプリ(燃える山)と呼ばれていたと言われる。

 

世界的に珍しい三重式活火山で約9100年前から火山活動が始まった。江戸時代から記録があり、1667年(寛文7年)の最大規模の噴火では火砕流が山麓に流下した。鳴動は青森県でも聞こえたと言われ、降灰は苫小牧で1~2m、十勝平野~道東にまで達した。

 

1739年(元文4年)の大噴火では火砕流が山麓に流下し、山頂カルデラが形成される。降灰は千歳付近で50~100cm、大雪山系に達した。

 

1909年(明治42年)1月11日から噴火して、鳴動、噴煙、降灰などを繰り返した。4月12日の噴火では、電光とともに黒煙立ち昇り、40㎞離れた札幌でも降灰が確認された。

 

4月17~19日の間、噴出した溶岩の粘性が高いため山頂部に高さ134mの溶岩ドームが形成された。大径450m、比高134m、 ドーム温度457℃。5月2日、溶岩ドームの成長ほぼ止まり、頂部はプリンのような平坦になった。このドームは樽前山熔岩円頂丘として1967年に北海道の特別天然記念物に指定されている。

 

錦大沼は、冬季に沼面が氷に覆われるため、氷上でワカサギ釣りが無料で楽しめます。

 

 

河骨(コウホネ)が咲く錦小沼

 

 

ハナショウブ園

 

 

散策後は、公園内にある源泉掛け流し茶褐色の露天風呂「ゆのみの湯」で汗を流した。

 

 

涌出温度53.3度、PH6.68、泉質はナトリウムー塩化物強塩泉。効能はうちみ・冷え性・腰痛など。

 

そして、帰りによいとまけの三星に寄って「よいとまけ切れ端のカットケーキ」を買いました。

 

 

よいとまけで使用しているカステラでホイップクリームをサンドした数量限定320円のお買い得品です。