夏旅2022 日本最北の酒蔵 國稀酒造 | シリベシアン(後志人・Shiribeshian)

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We will introduce sightseeing spots in Hokkaido, mainly Niseko and Shakotan.

ニシン漁で繁栄していた増毛で呉服商を営んでいた本間泰蔵が、漁場で働くヤン衆のために、暑寒別岳連峰の伏流水で1882年(明治15年)に酒造りを始めた。

 

 

1902年(明治35年)丸一本間合名会社創立。2001年(平成13年)10月1日に「丸一本間合名会社」から「國稀酒造株式会社」に法人格及び社名を変更した。

 

代表銘柄に「國稀」「北海鬼ころし」がある。國稀の稀は、乃木大将の名前希典の「希」に由来する。

 

かつての北海道には300近くの酒蔵があったという。北は稚内、礼文島にもあったようだ。それが10くらいまで減少し國稀酒造が最北となった。しかし、近年道外から移転して来るなど、上川町、東川町、帯広市、函館市、七飯町にも新しい酒蔵ができた。

 

上川大雪酒造が休止していた三重県の酒蔵を移転した。これにより最北が話題となり、緯度にして1分弱、距離にして1.5キロほどで、辛うじて國稀酒造が最北の蔵を保った。