最後のMESAR HAUS LIVE | 樋口舞の万年少女日記

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~恋と音楽と着物と猫の日々~

人間くさい、、

人間くさいです。


近頃の私のブログ。。




こんばんは。


樋口舞です。



という事で、



今日は

私が講師を務める

音楽学校メーザーハウス

バンド科の最後のライブでした。


この日の為に、
曲作りをお手伝いしたり、
歌唱指導をしたり、
一緒に作ってきているので、
毎回のことながら胸がいっぱいになります。


自分のライブとはまた
違う緊張感もあります。



実は


今回


会場に行くのが
とてもとても憂鬱でした。



2週間位前になると



その日は他の仕事を入れない!!
と決めておいたにも関わらず、

「大事な仕事が入らないかしら。」とか
「子供を預かってくれる人が駄目にならないかしら。」とか

よくわからない
ネガティブな願望を抱き始めました。


生徒さん達の晴れ舞台。
そして卒業。
そして学校も3月で閉校。


「絶対に見届けたい!」


という気持ちでいっぱいでしたのに、
2/24の事を思うとなんだかザワザワしました。

なので、

「何故こんなに憂鬱なのだろう」
とずっと考えていたのです。


で、かつて味わった事のある
あの時の気持ちと同じだと気づきました。


高校生の時、
保育園でアルバイトをしていた時の事。

私は、親御さんの帰りが遅い
延長の子供達の担当で、
遊んだり、おやつをあげたりする係でした。


「舞先生ー!!」と駆け寄ってきたり、
カタコトで一生懸命お話をしてくれる
みんなの事が大好きでした。


卒園式


私は出席しませんでした。


お別れがあまりに寂しかったのと、
皆さんの前で泣いてしまうのが怖かったのと、

色々な気持ちで

私は欠席して
家でモジモジ過ごしていました。

本当はみんなの晴れ姿を
しっかり見届けて、
送り出したかった。

けれど、高校生の私は
あまりに未熟でした。



今日のライブにまつわる心の騒めきは
あの日の感じととても似ていました。


ただ単純に


寂しかったえーん


でも、今回はズル休みなんてできない。
(大人ですからね・笑)

意を決して

最初から最後まで
生徒さん全員の舞台を
しっかりと見届けました。


お恥ずかしいのですが、
途中、何度も涙を拭いました。


あまりに気持ちを張りすぎて
写真は1枚も撮りませんでした。

ずっと肉眼で観ていたから。


でも、

行って良かったです。


生徒さん皆さんの成長を見届ける事ができて、
私も沢山勇気をもらいました。


素晴らしい演奏を
ありがとうございました。


上手くなりたい!!
プロになりたい!!
思う様に表現したい!!
感動させたい!!


直向きに頑張った日々の事や、

一緒に音を出す仲間がいる事の尊さを

いつまでも忘れないでほしい。



心から皆さんの幸せを願います。




3/15のボーカル発表会
(そちらはボーカル科の発表会)
をもって、14年勤めたメーザーハウスでの
講師人生が終わりを告げます。

場所は新宿のZirco Tokyoです。

その日は私も歌います!!
良かったらいらして下さい。





また長くなったね。
 

読んでくれてありがとう。


オヤスミなさい✨