『パナマ・ラ エスメラルダ農園ゲイシャ種を焙煎しました』
2011年10月27日(木)
【2011パナマ ラ・エスメラルダ農園 ゲイシャ種】
・珈琲豆は農作物です。
・珈琲の実(コーヒーチェリー)は珈琲の木からなり、その木にも様々な品種があり、それぞ
れの国の風土、気候、自然環境に適した品種が栽培、収穫されています。
・珈琲の木を大きく分けると、アラビカ種(コフィア・アラビカ)とロブスタ種(コフィア・カネフォ
ラ)になります。
[特徴]
・アラビカ種:品種がもっとも多く、200種類以上の栽培が行われている。
病害虫や霧、少雨等に弱く栽培が困難な点があるが、風味とコクが豊かで最も
優れた品種であり、収穫高も珈琲豆全体の75%を占める。
レギュラー珈琲用としての利用が高い。
・ロブスタ種:アラビカ種に比べて耐病性が高く、少雨、高温多湿の場所でも栽培ができ、安
定収穫も3年と短く栽培が容易。
収穫高第2位のベトナム珈琲の主力珈琲となっている。
缶コーヒーやインスタント珈琲の原料としても利用されている。
※そのアラビカ種の中で最も栽培が難しく生産性が低い希少品種がゲイシャ種である。
・ゲイシャ(Geisha)種とは?
スペシャルティコーヒーの世界で最も注目を集めている品種です。
エチオピア起源の原種といわれるこのゲイシャが世界の注目を集めたのは2004年。
パナマの国際オークション(Best of Panama)でラ・エスメラルダ農園が出品した[Jarmillo
Especial]がポンドあたり21$という当時の最高落札価格を記録したことからはじまりまし
た。
そして、2007年の同オークションでもエスメラルダ農園のゲイシャ種は落札価格1ポンド
当たり130ドルという史上最高値を大きく更新しました。
2011年のこのゲイシャ種は粒が大きく、細長い外観をしており、カップは非常に秀逸な
フローラルなアロマと柑橘類を思わすフレーバー、驚くほどすっきりした甘味を伴った酸
味が特徴的です。
しかし、ゲイシャ種は栽培が難しく、あまりに生産性が低いために長い間全く注目させる
こともなく、ほとんどが姿を消し、現在では非常に貴重な品種となっています。
特にこのラ・エスメラルダ農園は、パナマ西部バルー火山の山すそに広がり、平均標高
1600m、豊かな降雨に恵まれ、農園内にも天然林が保護されているなど、豊かな自然環
境に囲まれています。また、農薬を使わず、完熟実だけ手摘みし、収穫後の加工も細心
の注意を払い、まさに「世界最高のコーヒー」が生産されるにふさわしい農園であります。
・そんなゲイシャ種。珈琲好きなら誰もが興味を持ち、いつか手に入れたい。飲んでみたい
と思うもの。
今回、思い切って、生豆を購入し、思い切って焙煎しました。
・焙煎はいつも通りでしたが、ほどよく緊張し豆から目を離さずに行いました。
・生豆の状態です。
入荷の状態も真空パックされ農園の対応も慎重、丁寧です。
虫食い、奇形など欠点豆もほとんどなく、とても美しい豆ばかりで250グラムの内、2個だけハンドピックしました。
・焙煎完了。
香りを味わいたかったので”シティー”で焙煎しました。
焙煎後のハンドピックは、”0”でした。
・さて、この豆をどうするか?
実は、10月30日の出店で、無料試飲で出します。
(一杯、¥3,000の珈琲!?)
・私自身も飲んだことがないので、興味のある方で一緒に飲みたいと思います。
・お楽しみに!
