使いやすい不動産鑑定書をエクセルで簡単に作る方法 -8ページ目

理屈をもって割り切った日数計算(DAYS360)

原価法の減価修正で経過年数を求める際、『(価格時点-新築年月日)÷365』とするのに違和感を感じることはありませんか?

「細かく言えばうるう年もあるしなあ...」とか(笑)。

まあ、実際のところ、せいぜい月単位で丸めてしまう不動産鑑定の世界では、結果が変わってくるということはないんでしょうが、一応の理屈を持って計算ができたほうが気持よくはありますよね。

そういう時に便利なのがDAYS360関数です。


【DAYS360関数の働き】

DAYS360関数は、1年間を360日ととらえて、日数を計算するものです。欧米圏の金融の世界で一般的な考え方のようですね。

基本書式は、DAYS360(開始日,終了日)で、上記仮定のもとでの日数を返してくれます。


【DAYS360関数を使用した年数・月数計算】

「5日もまるめちゃうの?」という部分はあるものの(笑)、DAYS360関数を使用すると、

・年計算をしたいなら、=DAYS360(開始日,終了日)/360
・月計算をしたいなら、=DAYS360(開始日,終了日)/30

でシンプルに計算できるようになります。

これはこれで気持ちいいと思いませんか?


もっと正確に日数計算をするには、DATEDIF関数がありますが、エクセル2007でバグがあります。

この中で、『一応の理屈があってシンプル』に計算できるこの関数は、結構いいんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか?

バラバラに入力された情報から日付を作成(DATE関数)

エクセルで比準シートを作成する場面等で、各々別のセルに入力された年・月・日の情報を元に、日付を作成したくなる場合が有ります。

このような場合には、DATE関数を利用することで可能になります。


【DATE関数の働き】

DATE関数は、まさにこの用途のためだけに用意されたような関数です。

基本式は、DATE(年,月,日)です。分かりやすいですよね!

【DATE関数を使って、バラバラに入力された情報から日付を作成】

もちろん、いちいち引数(年,月,日)を手入力してたら意味はないので、実践的にはこういう感じでしょう。

$不動産鑑定士のためのエクセル技-date

注意する点としては、『年』の部分は西暦でないと認識してくれないことです。

とはいえ、シンプルで使い勝手の良い関数だと思いますね。

複数のセルに同じ内容を入力(cntl+enter)

不動産鑑定の作業の中では、建物数量の入力・レントロールの入力などで、エクセルの複数のセルに同じ内容を入力する場面が少なからずあります。

もちろん、一つ入力して、コピペでも良いのですが、ちょっと便利な小技がありますのでご紹介します。


まずは実験的に動画を作ってみたのでご覧下さい。

※趣味でBGMも付けています。再生開始と同時に音が出ますのでご注意下さい。
※BGMは、著作権フリーの音源を利用しています。




「動画にするほどでもない!」という声も多いかと思いますが(笑)、手順は、
1.入力したい範囲を選択
2.入力
3.cntlとenterキーを同時押し
です。


個人的には、結構重宝している機能なんですが、如何でしょうか?