こんにちは。
みなさまピアノ調律に国家資格があるのはご存知でしょうか?

ピアノ調律には「〜級ピアノ調律技能士」という資格があるんです。

一技術者として、ピアノ調律を頼むなら国家資格を持っている調律士にご依頼するのが安心だと思います。
安心という意味を下記でご説明します。

一般的に、ご家庭などを回る調律師の中でも国家資格を持っている「調律士」と、少し悪い言い方になってしまいますが、資格を持っていないいわゆる自称「調律師」の方がいらっしゃいます。

自称調律師の方の中でもとてもすばらしい技術をお待ちの方も多くいらっしゃいますし、逆に本当に自称という方もいるのも事実です。

調律を頼むのはやはりちゃんとした技術をお持ちの方にご依頼したいものです。
ただ、調律は目で見えるものではないので一般の方が、本当に音が合っているのか、またピアノの最大限の音を引き出せてあげてるのか、タッチは弾きやすく調整してされたいるかなど見分けるのはとても難しいです。

そこである程度の目安になるのが国家資格を持っているかどうかだと思います。

国家試験は自分が調律したピアノの音が正確に合っているかチューナーで測定され合否がでます。
基本の調律がしっかりできていなくては国家試験は受かりません。
また、1級ともなれば正確かつスピーディーに調律しなくてはいけません。


技術者の方々には、音が正確に合っているから良いとか、音のニュアンスなど機械で測れるものではないと仰られる方も多いです。

確かに私もそう思います。
例えば音をピッタリ合わせすぎると響きが少なく寂しく感じてしまったり、逆にあえて少しだけ音をずらすと華やかな感じに聞こえます。

それは国家資格の試験ではないものです。
ピアニストの方が良いと感じる音と国家資格で100点の音はまた別だと思います。

ただ、国家試験はあくまで基本の調律であり、音のニュアンスを出すなどは基本プラスαなことです。
基本ができていなければプラスαはできません。

技術者の方々の中で本当にすばらしい技術の方やそうでない方、それを見分ける1つの目安になると思います。

国家資格を持っているから良い調律師という意味ではなく、あくまで基本的な技術があるから安心という意味で国家資格をお持ちの方にご依頼頂くと良いと思います。

ピアノ調律を頼むところに迷われている方の参考になればと思い私の一意見を書かせて頂きました。

引き続き牛久保ピアノをどうぞよろしくお願い致します♪