懐中温泉です、
ご質問をいただきました。
「この近未来社会でも企画書を通す方法は
変わりませんか。」
以前、本ブログでも90日間プロジェクトという形で
プロジェクト経費の申請書を準備し、申請する
その経緯をリアルタイムでいくつか記事を続けて
書きました。
当時、世界的疫病の蔓延下にあった時期で、
すでに近未来社会に入っていたと言えるでしょう。
その時点で書いた企画書の書き方は幸いにも
通用し、結果は成功となりました。
そして今、新たな企画書の申請の時期となって
います。
したがってご質問者と私とはよく似ている。
だから例によって、ストーリーの構造が成立
します。
ストーリーの構造とは
１ あなたによく似た主人公
２ チャレンジ・失敗の連続
３ ある出会いにより成功
４ 次々と成功
５ 法則・パターンの抽出
６ 他の人にやってもらい、やはり成功
７ 次はあなたの番です
何年か前の法則・パターン、この場合、企画書
の書き方は今でも通用するのか。
以前であっても、すでに近未来社会に来ていた
段階なので、考え方は通じるのでは、と思います。
もちろん、審査の条件や求められる基準などは
常に変わっていくものなので、それは意識する
必要がある。
また、何よりも近未来社会の特性として、科学
技術・テクノロジーの進展が著しいということが
あります。
AI（人工知能）
ブロックチェーン
バイオテクノロジー
これら3つの領域で今後相互に関連して、日進
月歩で進んでいっており、そのスピードはますます
早まっている。
昨日までの世界で3年くらいの間に生じていた
ものが、たぶん3ヶ月くらいで進んでいるのでは
ないかと思います。
少なくとも各分野はそうです。
専門がさらなる専門を生みだす。
ただ、それを俯瞰するのもAIがおこなうように
なっているので、人間の意識はAIと対話しながら
なんとかそれについていこうとしている。
とくに法制の領域はもともと社会や経済の動き
を追随するものでしたが、ここにいたってその
後追いに時間をますます要している。
だから、インフラ整備の段階で、なかなか各領域
の進展もバラバラになり、いびつな感じになる
技術的には可能だが、それが広く受け止められ、
一般的に普及させるようになるのに、ひどく時間が
かかり、その間にさらにテクノロジーが進んでいく
人びとの意識と科学テクノロジーのギャップが
大きくなっていっている。
そのように言えるでしょう。
私自身、少し前の自分でもほとんど他人のような
感じさえ抱きます。
前回の記事というのは2年前で、その時点でかなり
他人、としていましたが、現在の感覚では半年か
3ヶ月くらい前となっているかもしれません。
これはもっとも、長期記憶と短期記憶の違いで、
直近のできごとの記憶は失われがちなのに、
かなり以前のことがらの記憶はむしろ鮮明に
思い出される
案外よく見られる現象
なのかもしれません。
いずれにせよ、自分の書いた文章であっても、
ほぼ別の人物が書いたのでは、という印象を
抱きますが、しかし、やはり、他のだれが書く
というのか、やはり自分だろう、と思い直す
なんだかこれを繰り返しているようです。
もとに戻りますが、企画書を出し、それを審査
してもらう
これ自体は変わりません。
もしかすると、人間ではなく、AIが審査委員である
その可能性も大いにありますが、一定の筋が
通っている、
とくに起承転結がとれている
この点ではまず変わりがないと思います。
だから、これまで成功している企画書の書き方を
あらためてふり返る必要があります。
わかっているのは、良いとされていることはすべて
やる、ということです。
それは近未来社会においても同じ。
良いとされていることはすべてやっていきましょう。
