手という手があった! | 「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

懐中温泉です、

 

手という手があった!

 

思い出してください。

 

 

あなたが感動したことを。

 

あなたが感動する体験をしたことを。

 

実のところ、私自身、感動したことってあったかな

と思っていました。

 

とくに思わず涙があふれてくるというような。

 

もう、そういう感受性は自分からはかなりなくなって

いるのではないか

 

自分はすっかりドライになってしまっているのでは

ないか

 

感動して、思わず涙ぐむ

 

自分とは無縁になってしまっているのでは

 

こんな自分になったのはいつのことなのか

 

しかし、違いました。

 

私の涙腺にはきちんと涙が蓄えられていた

 

しかも、感動して

 

自分は感動して、それがただちに身体にその

反応が現れるのだった

 

なんだかけっこうしつこいですが(笑)

 

それほど自分が感動することに感動している

ということなのでしょう

 

ここまでひっぱってきた、私の感動的体験とは。

 

それは手でした。

 

手を使うこと。

 

機械ではできない、とされていたことを、手を

使えば苦もなくできてしまう

 

その現場を自分の利害に直接関わることとして

目の当たりにしたのです。

 

それは、少し前にお話ししましたようにクレジット

カードの暗証番号の誤入力を繰り返してしまった

結果、カードのICチップがロックされてしまい、

再発行までカードが使えなくなった

 

イギリスに出張中のできごとでした。

 

だいたいの買い物はすませており、あとは帰国

までの交通費など必要経費をなんとかする。

 

これも、たまたま日本円を多少もっていたことで、

最低限の出費をまかなえました。

 

ただ、最近は、それこそクレジットカードや

スマートフォンなどによりタッチ式で支払う人が

確実に増えており、現金を両替する人が減って

いるのでしょう。

 

両替するところがずいぶん減っている。

 

まず、そもそも銀行の支店が減っているのは、

日本も同様ですが。

 

たまたま郵便局が開いていて、郵便局なら大丈夫か

と整理券を取って少し待ってから両替しました。

 

窓口でアジア系の若い女性がパスポートなどを

求められていて、はて、両替には最近はパスポート

など身分証明を求められるのか、と思いました。

 

そのときは急いで現金だけ持って宿から急いで

きていたので、パスポートをもっていない

 

宿まで取りに戻るのか、大変だ

 

と思っていましたが、現金はやはり信用度が高い、

出した紙幣を確認するだけで交換してくれました

 

ただ、日本円が、為替レートの表に出ておらず、

係の人も久しぶりに見たような感じです

 

レートも15%で、郵便局でこれか、といくぶんがっかり

 

そういうこともあり、クレジットカードが使えない

ことで、残念だったり、不便だったりしていた後に、

空港窓口で、必要な金額の支払いをカードで

と言われたときのことです。

 

ICチップにロックはかかっていますが、カードは

持っています

 

そのように言うと、それなら大丈夫です、カードを

お見せください

 

カードを見せました。

 

手でクレジット番号を打ち込み、あと必要事項を

手で入力すれば、と

 

これは、自分がオンラインで買い物をするときに

やっているのと同じだ、と

 

その窓口の女性

 

名前からすると中国系

 

が当然のようにやってくれているのを見ながら、

私はそういうわけで喜びの感動を覚え、少し涙

が目からあふれそうになりました。

 

少し出てしまったのを、ちょっと指先でふきとり

ながら、手続き

 

そう手続きなんだよな

 

が進行していくのを見ていました。

 

機械だと処理はするが、手続きというのはしない

のではないか

 

そのようなことも考えました。

 

もしかすると、私自身、クレジットカードではカード

読み取り機で読み取ることしかないものと思いこんで

いたかもしれません。

 

そう言えば、カード会社の説明でも、ICチップが

ロックされても、手でサインする方式の店であれば

カードを見せるだけで使えますとありました。

 

そして私はサインを求められました。

 

目の前で起きているのはそれだ、とふたたび

感動しました。

 

どうやら感動のスイッチが私の中で入ったようです。

 

あなたにもこのような経験はありますか。

 

感動のスイッチが入る

 

手もなく

 

まさに驚きの手でした。

 

 
ご精読ありがとうございました。
 
懐中温泉