懐中温泉です、
ご質問をいただきました。
「早寝早起き腹八分は具体的にはどのように
すれば身につきますか。」
これについてはもちろん、個人差があります。
とくにもって生まれた才能というのでしょうか、
そういう場合には、1日数時間の睡眠でも十分、
というショート・スリーパーもいます。
また、生来、消化器官が丈夫で、いくらでも食べられる
という人もいるでしょう。
実のところ、かつての私がそうでした。
しかし、ずっとそうではない、ということにある一定の
年齢になって気づきました。
あるいは要するに若いときには誰でもそんな感じで、
中高年になると同じではない。
つまり、一般的な現象とも言えます。
したがって、落ち着くところが、この早寝早起き腹八分
という古今東西を貫く不老長寿の秘法、というわけ
です。
経験則
それどころか、あたりまえとさえ言えます。
一方、これもあたりまえですが不老不死には無理が
ある。
かつて不老不死を求めて徐福を日本に派遣した
秦の始皇帝は、不老長寿はかなえられたかも
しれませんが、あいにく不死を求めてしまった。
だから、かえって寿命を縮めてしまった。
一説では、当時はむしろ薬として珍重された水銀を
飲んだからとされています。
そんなことをせずに、彼も不老長寿のための2つの
数字を守っていれば良かったのに。
そして、今やわたしたちはこの数字を知っています。
１つはX-Cutによる1日のカロリー摂取量として理想的な
体重×2.2×15
であり、もう１つは
3週間の創造的休暇
ということになるでしょう。
どちらも、ストレスフリーであり、過剰で過度なストレス
から解放されるのに最も有効と思われるものです。
前者は消化器官にとって理想的な数字であり、
後者は心身の刷新にとって理想的な期間の数字
と言えるでしょう。
本ブログではこれまでに幾度もこの数字について
それを整えるやり方をお話ししてきましたので、
ここで繰り返す必要はないでしょう。
他方で、私自身これらの数字を知っていながら、
また習慣が身につきやすい心理機能でありながら
それでもいつのまにか食べ過ぎになっていたりします。
休暇もまとまってとるという慣習も現代日本社会では
ほぼ見当たらない
どこかにはあるのかもしれませんが、一般にこの
創造的休暇、または休暇の創造的価値については
あまり問題にはならないようです。
あるいは、学校の夏休みというのがもともとそういう
原理、数字に基づいて設定されていたのだったか。
ただ、学齢にあたる年齢は、成長期であり、それこそ
成長し続けるので、そもそもが創造的と言えるかも
しれません。
また、なんにでも夢中になれ、没頭できる
子どもの才能です。
そういうフロー状態こそがストレスフリーの理想的
なあり方で、そもそも休まなくても良いかも。
また、身体は大きくなるので、いくらでも食べられる。
カロリー計算も気にしなくてもいい。
そう言えば、私もご飯の杯数をむやみに増やしていた
記憶があります。
炭水化物重視。
穀類重視。
それでもって、すぐに燃焼させていた。
なかなか活動的でした。
今から考えても、よくあんなにいろいろなことを
同時にできていたな、と思うくらいです。
私だけではなく、これまたごくあたりまえのこと
なのでしょう。
しかし、それもある時期を過ぎれば、やはり意識
していく必要がでてくる。
そのための経験則として先の2つが用意されて
いると考えればよいでしょう。
しかもこの場合には、そのための具体的な数字
として打ち出されている。
あなたも不老長寿でいるために、これらの数字を
目安にしてほしいと思います。
