懐中温泉です、
あなたもどこかで聞いたことがあるでしょう。
この道はいつか来た道
ああ、そうだよ、と歌にもなっているので、耳に
残っている
懐かしい
この、懐かしいという、懐（ふところ）にかしいとする
言葉自体も懐かしいですが、ヴィジョンのことを
言っているとみることもできる。
すべては１つであり、最初からある。
自分の内にすでにある。
既視感、いわゆるデジャビュというフランス語で
言い表される現象がそのまま連続する
思い出すだけ。
ただ思い出した。
最初からそうだったのか。
すでにそうなっている。
これらのことがらの根底には、感謝の念があります。
感謝という状態が。
ありがたい
有り難う
存在するのが難しい、という現象が起きている。
すでに。
そして、さらにありがたい、存在し難いことがらが、
すでに起きている。
このループが起きる。
たぶん、それは無限に繰り返される。
無限ループです。
感謝の無限ループ。
あなたは、今その感謝の無限ループの中にある。
懐かしい
すでに最初からあなたの内にあった。
だだ、あなたの内に抱いていた。
懐古趣味にも通じますが、過去の記憶の再現という
感じでもありません。
ヴィジョンとしては描いていたが、先のことだと思って
いた。
近々そのようになるとは思っていたが、まだまだ先の
ことだと。
近未来です。
近いけれども未だ来ないはずだった。
それがすでに来てしまっている。
懐かしい。
あなたの内に、懐に内包していたものが現れていて
現実のものとなっている。
過去と未来とが現在になっている
3つの時間軸が１つになっているということでしょうか。
いや、今のあなたとしては、そもそもが１つ。
すべては１つ。
もしかすると、今だけかもしれないが、そのような感覚を
抱いている。
過去も未来も現在になっている。
そこに流れるのがただ感謝の念である。
その状態
感謝という状態に。
こうなることをどこかで知っていた。
見えていた。
わかっていた。
すでにそうなっている。
近未来がすでに来ていた。
ただ思い出しただけ。
これを何度も繰り返しています。
感謝の無限ループにある。
そこには時間を超えたものがある。
最初からすでにあるからです。
あなたがずっと抱き続けている近未来が今ここにある
不思議なのかもしれませんが、とくに不思議でもない。
そのまま納得し、受け入れることができる。
自分の内に抱いていたものだからです。
最初からそうであったことを思い出しただけ。
であればこそ、懐かしい、ということになる。
懐かしいという言葉そのものが懐かしい。
それは単なる同義反復やレトリックではありません。
あなたが感謝の念によってあなたが抱いていた
願望が実現しているときに湧いてくる感情をも含んで
いるからです。
今後もあなたが感謝の無限ループにある限り、その
懐かしさは続いていきます。
今は、ただその懐かしさを味わってください。
すでにあなたは近未来にあるのです。
懐かしい近未来に。
