懐中温泉です、
あなたは、なんでも創り出すことができる。
結局のところ。
「そんなはずない。」
「他の人はできるかもしれない。でも、私だけは
無理。」
「できっこない。」
親や教師、上司などの目上の人間が、あなたに
できっこない、という言葉を使っていましたね。
あなたは、もちろんその言葉を文字通り、言葉の
通りに信じてしまいました。
そのことは言うまでもない、議論の余地のない
事実だと思い込んでいたからです。
しかし、前回もお話ししたように、あなた以外の
人間に、あなたが何ができるかはたしてわかる
でしょうか。
つまるところ、あなたのすべてを知っている人は
いません。
実際、自分のことを100％知るというのは至難の
わざです。
己を知れ
古来、いったい幾人の賢人・哲人がこの言葉を
繰り返してきたでしょうか。
何度でも繰り返される。
それだけ困難だということです。
また、たとえ今日の自分のことはわかったにせよ、
明日の自分がどのようなか、となるともう完全に
お手上げです。
まして他の人がわかるわけはない。
だから、いったい誰が、今そして将来、あなたが
できることとできないことを、自分でない別の人間
が、どんな権限を持って、本当に正確に判断し、
検査できるというのでしょうか。
このような判断を下し、命令する地位にある者は
1人もいないのです。
それだのに、相手の信念を自分の信念として
取り入れ、心に刻みこんでしまっているので、
ふだんはなんとも思いません。
疑おうともしないのです。
その結果、このような信念を抱き続け、退屈で
あなたに潜在する能力を発揮できない人生に
なってしまいます。
また、多くの潜在能力を持っているのに今ある
状況を変えられなくなったりします。
・・・という状態で、あなたが私から
なんでも創り出せる
と言われても素直には耳を傾けられないかも
しれません。
この言葉を裏づける証拠をあなたはまったく
持っていないのですから。
しかし、あなたが抱いてきたその信念体系
自分を制限する思い込み
そのものが、「なんでも創り出せる」という証拠
を見せないようにしているのです。
この状況は変えられます。
しかし、それには、既にお話ししているように
激しい変化がともないます。
このような変化を成し遂げるためには、強烈な
刺激を自分に浴びせなくてはならないのです。
そして、この刺激を受けるのに必要なのが、そう、
ヴィジョンを創り出すことなのです。
原則は２つ
１ 他の人にあなたのヴィジョンを判断させたり、
検査させたりしない。
自分なりの夢を実現すること、それが人生です。
あなたは、自分らしい人生を生きるために生ま
れた。
その人生を創り出したいと思っているのか。
２ あなたのヴィジョンに必要なのは、刺激だけ
次に進む前に、あなたの周囲の人に、あなたの
ヴィジョンに「同意」してもらう必要はない。
自分の道を切り開いていけば、支援してくれる
人がやがて現れてくるのです。
あなたは、すでに理想の状態に勢いよく踏み
込んでいます。
実際に、すでになっているのです。
これは、そのような状態になりたい、いつの日
かそうなりたい、なろうとしている、望んでいる
こととはまったく違います。
あなたがなろうとしているものを「なりたい」
「いつの日かなる」と想像している限りは、
なれない方が引き寄せられてしまう。
万有引力の法則で。
すなわち引き寄せの法則で。
したがって、この「なろうと努力する」状態から、
実際に「なっている」という気持ちに素早く
移動できればできるほど、あなたの願望の
実現は早くなります。
あなたはなんでも創り出せるようになる。
だから、今、認めてください。
あなたはなんでも創り出せている、と。
そう思えば、そうなるのです。
