懐中温泉です、
あなたの願望を実現させること
それが私の願望でもあります。
なぜなら、あなたは私、私はあなたであるから
です。
昨日までの世界から、不意にこの近未来社会に
巨大で目に見えないタイムマシンでやってきてから
1年以上たっています。
その間、科学技術やテクノロジーは急速な進展を
融合的に進めていますが、私たちの思考は、ほぼ
停止しているかのようです。
事態の進行に追いついていっていない、とみて
よいでしょう。
だから、昨日までの世界の価値観のまま、今後
まったく通用しなくなる「普通の」「常識」にしがみ
ついています。
もちろん、それでどこか安心し、気持ちの平静を
保てるのであればよいとは思います。
しかし、一方であなたはやはりどこかで事態の
進行を感知しており、それに対応しようともして
いるはずです。
実際に、今、今日のこの瞬間は、あなたが自分
の願望を実現するために予定された絶好の
チャンスなのです。
真実は次の通りです。
自分の道は自分で選ばなくてはならない。
だしぬけに、このように言われても、とくに最初
のうちは、うまくいかないかもしれません。
なぜか。
それは、私たちのほとんどが子どもの頃から
従うように教えられたこととは、かなり異なる
人生への取り組み方だからです。
これは、
「本気になりさえすれば、どんなことでもできる」
というアプローチなのです。
確かに、自分で道を切り開くのは、かなり骨の
折れることかもしれません。
あなたは以前より大きなことを、常に考えなくて
はなりません。
考えること、考え続けること
何よりも困難なことがらです。
「考えなくてすむんだったら、何でもする」
そういう人がいかに多いことか。
新たな道を創り始めるときには、自分のヴィジョン
が本当の自分の信念に則していなければ、
自分を制限する考えや否定的思考が、あなたの
内面で文句を言ってくるでしょう。
このような感情と闘う気持ちは捨てて、ありのまま
の状態で気づくようにしてください。
それは幼い頃からたたき込まれた思考への反応
にすぎません。
闘おうとすればするほど、このような感情はむしろ
力を増していきます。
心の中に、
「そんなことできるわけない」
「いったいどうやってやるつもりだ」
「欲張りすぎじゃないか」
これらの声が聞こえたとき。
そのときには少し時間をとり、このような言葉から
生まれてくる感情を冷静に眺め、それがどこから
生まれてくるのか、じっくり考えてみましょう。
親や教師など目上の人間が、あなたに「できっこ
ない」という言葉を使っていませんでしたか？
もちろん、あなたはその言葉を文字通りに信じて
しまいました。
それが議論の余地のないことだと思っていたから
です。
しかし、次のように考えてください。
自分以外の人間に、あなたに何ができるか
はたして分かるでしょうか。
あなたのすべてを知っている人はいません。
実際、自分自身を100％知るのでさえかなり
難しいのです。
だから今、または将来、できることとできない
ことを、自分ではない別の人間がどんな権限を
持って、本当に正確に検査できると言うのでしょう。
このような命令を下せる地位にある者は、1人も
いません。
それは明らかです。
それにしても、私たちが他の人間の信念をこれ
ほどあっさりと受け入れてしまうのには驚かされて
しまいます。
相手の信念を、それがどんなに不当なものでも、
自分の信念として取り入れ、心に刻み込んで
しまっているので、ふだんは不思議とも何とも
思いません。
疑うなどという気持ちは、まずないのです。
結局、このような信念を抱き続け、退屈で、潜在
能力を発揮できない人生になってしまったり、
多くの潜在能力を持っているのに今ある状況を
変えられなくなったりします。
しかし、この状況は変えられます。
もっとも、それには厳しい変化がともないます。
このような変化を成し遂げるには、強烈な刺激を
自分に浴びせる必要があります。
そして、この刺激を受けるために必要なのが、
ヴィジョンを創り出すことなのです。
それが自分の道は自分で選ぶ、ということです。
自分の道を自分で選んでください。
