懐中温泉です、
あなたは、もしかしてゴルゴ13に
狙われるかもしれない秘密を
私と共有してしまいましたね。
どうですか。
あなたの眉間にピタリと照準が
当てられた感覚はありませんか。
何の照準かというと、狙撃銃の
赤外線スコープの、です。
その緊張感には、正直ゾクゾクする
でしょう?(笑)
・・と、ここまで来て、あなたはあえて
聞いてくるかもしれませんね。
「何の秘密だったっけ?」
それを聞いて私は一気に脱力し、
膝から崩れ落ちるわけですが、
気を取り直し、説明します。
かのゴルゴ13が、あなたの眉間に
今、狙撃銃の照準を合わせているのは。
それは、彼が宮内庁に依頼された
からです。
宮内庁の予算というのは、実際、
無尽蔵です。
だから、極めて高額の報酬を要求する
ゴルゴでも雇える。
それはわかる。しかし、なぜ、また
宮内庁が。
あそこは、さる、やんごとなき
ご家族と深く密接な関わりが
あるだけのはず。
と、思い出していただきましたか。
あなたは、そのやんごとなき、さる、
猿と言ってもお猿さんではない、
あの方面の方々の最大の秘密に
触れてしまった。
まあ、私だけの胸の内に留めても
よかったのですが、なにしろ、
この知的興奮を独り占めするのも
気がひけて。
あのお方のお名前を冠した旧国が
四国にある、という事実を。
その名前は、ごく普通に見られる、
なんでもないような名前に見える。
しかし、それは擬装(ぎそう)です。
その名前のある四国の旧国とは。
ラブリー・プリンセス
そして、こちらのやんごとなきお方
のお名前は。
プリンセス・ラブリー・ガール
「プリンセスとガールでは一致
しないではないか。」
あなたは矛盾を突かれるかも。
しかし、そこが手の込んだ、
擬装なのです。
いまでこそ、その音(おん)から
ラブリー・プリンセス、と英訳
できる。
しかし、上古、すなわち平安時代
ですとか、もう少し新しい時代
であっても。
旧国時代ですね。
その頃は、プリンセスというより
女の子、という意味合いの方が
強かった。
だから、
ラブリー・ガール
とここまでお話しして、あなたも
『ハッ』と気づいて茫然となる
でしょう。
あるいは口をあんぐり開け、
ポカーンとした表情をする方の
呆然
でしょうか。
そして、なによりも、ここで
プリンセス・ラブリー・ガール
が歴史的にも言語的にも
バランスの取れた表現である
とわかり、命名者である彼女の
ご両親の深いお考え。
このご両親とは、それこそ今後
最もやんごとなき存在となる
お二人です。
その深謀というか遠慮。
遠慮がち、と思えるほどにシンプルな
命名であったが、実は、本当の遠慮
であった。
まったく驚きです。
帝王学というのは、ここらへんの
レベルでこそ存分に発揮される
ものなのでしょう。
なによりも、この深謀であり遠慮は
すでにお二人が出会われた
イギリスのオックスフォードで
着想があった。
そのように考えて良い歴史的伝統
が存在します。
伝統であり、慣習法が根強い
イギリスでは、憲法に匹敵する。
少なくとも憲政上の定まりごと
として。
社会の基盤であり、基準であり、
ルール。
法律ですね。
常識、コモン・センス以上なのです。
それは、やはり四国であるイギリス
が、連合王国として、共通の君主を
仰いでいる。
イギリスの四国とは、あなたも
すでに何度も聞いておわかりの
ように、
イングランド
ウェールズ
スコットランド
アイルランド北部
この4つの国からなっています。
イングランドが人口4500万で
次に大きいのがスコットランド。
大きいと言っても、約600万人
ですので、イングランドとは
相撲取りと赤ちゃんくらいの開きが
あります。
そして、ウェールズは最小であり、
200万人程度。
これは、実は、日本の方の四国
にあるラブリー・プリンセス県の
人口とそれほど違いはありません。
しかし、少なくとも、連合王国、
ユナイテッド・キングダムの1画を
なしているのは事実です。
最大のイングランドとくらべて、
その25分の1であるとは言え。
鶏口となるも牛後となるなかれ
(けいこうとなるもぎゅうごと—)
実際、規模は小さいながらも、
長らく、イングランド・アンド・ときて、
このウェールズがあったのです。
とくに、イングランドがスコットランド
やアイルランド北部を制圧した際、
あるいは、イギリスとしてドーバー
海峡を渡り、フランスを攻めた
百年戦争で、
このウェールズ国は、お家芸である
長弓(ロング・ボウ)を扱う兵士を
連隊として提供し、決戦兵種として
威力を発揮しました。
山椒は小粒でもピリリと辛い
その領主として、貴族名は、
プリンスです。
この小さいながらも1つの国、
伝統的な強兵集団を擁するこの国
の首長は、次のイギリス王になる
ことを約束されます。
皇太子です。
プリンス・オブ・ウェールズは、
次世代の国王となる。
そのように憲政上決まっている。
日本の規準でいうならば、憲法で
定められている。
現時点でのイギリスの首長は
エリザベス2世。
彼女も、かつては、
プリンセス・オブ・ウェールズ
であったのです。
このような史実をやんごとなき
ご夫婦となるお二人は現地で、
身近に接したはず。
そして、二人の間に、女の子が
生まれたとき、日本の歴史にも
造詣の深いお二人は、ある深謀
遠慮を抱いた、というわけなのです。
その日本の歴史において、この
深謀遠慮の基となった史実とは。
実は、これまた大変有名な、
誰でも知っているようなことがら、
イベントです。
しかし、やはり、誰でも知っているが、
誰も知らなかった。
結びつけなかった。
それは、と続けてお話ししようと
思いましたが、すでに今回は
紙面が尽きようとしています。
ですので、次に回したいと
思います。
あなたは、そのときまで、
ご自分の眉間のレーザー光線に
念のため注意を払ってください。
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