未来のギャフン | 「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

懐中温泉です。

 

本ブログをご訪問いただき、

心より感謝いたします。

 

 

あなたは、思ったことはないですか。

 

 

『あいつを、ギャフンと言わせてやりたい・・・』

 

『あの娘を、ギャフンと言わせるんだから・・・』

 

ないでしょうか。

 

実は、この

 

ギャフンと言わせる

 

という表現は、

昭和時代、または

20世紀後半に使われたものです。

 

ギャフンとなる、でもいいのですが、

ちょうど、ディスコでブイブイ言わせる、

と同じように、言わせるのがお約束、と

なっていたのでした。

 

ところが、21世紀に入り、

いや、既に20世紀末の段階で、

すなわち世紀末、

完全に使われなくなっていました。

 

それは、この表現が

あまりにものどかで、

平和で、牧歌的だからです。

 

と同時に、人々が

未来をそれまでのように

信じられなくなったため、

という理由もあります。

 

なぜなら、

この、ギャフンという擬態語は

もっぱら、未来に起こることを

期待して発するものだからです。

 

もちろん、過去の事柄についても

用いることはあり得ます。

 

「いやー、あいつらに

ギャフンと言わせてやったよ。」

 

その場合、その発言を聞いた人は、

実際に、ギャフンと言ったかどうかは、

問題にしません。

 

なぜかというと、

ギャフンというのは、

あくまでもその状態を表す

擬態語だからです。

 

まあ、往年のプロセスが、

技をかける側と

かけられる側とが、

呼吸を合わせ、なかば協力しあって成立。

 

という疑いが常につきまとったように、

相手も、サービス精神が旺盛であれば、

 

実際に、わざわざ、あえて合わせて

 

「ギャフン!}

 

と言ってあげたかもしれません。

 

しかし、それは、やはり

あまり適切な応対とは言えません。

 

なぜなら、

この「ギャフン」とは、

 

言い込められて言葉も出ないさま

 

を示すものだからです。

 

言葉が出ないから、

その様子を、状態を

ギャフン(ぎゃふん)と言い表すのです、

 

それを言葉として発声できるということは、

まだまだ言葉を発する余力がある、

ゆとりがある、という証拠です。

 

やり込められていない、と

なってしまう。

 

だから、たとえば、

先ほどの会話でも、

相手が厳密で、検証しなければ

気がおさまらない。

 

そんな場合であれば、

 

「いやー、昨日は、

すっかりギャフンと言わされたよ。」

 

このような発言を聞いたら、

 

「で、あなたは、

本当に、ギャフン、と発音したのですか。」

 

と確認するでしょう。

 

「・・・ええ、はい。」

 

相手がこのように言ったとします。

 

すると、

実際にギャフンと相手に合わせる

ということは、すっかりやり込められたのでは

ないのだな、と判断します。

 

そのような、思ってもいないことを

言い、相手との会話を続けることの

方が大事で、楽しい。

 

いわゆる外向的、

外交的といって、日本では

人口の7割以上がそれにあたります。

 

となれば、

そこかしこで、

ギャフン、と実際に

発音し発声した人はかつて多く存在したはず。

 

少なくとも、

未来の信じられた、

古き良き時代には。

 

そして、そもそも、

 

ギャフンと言わせる、

のは、未来志向といいますか、

近い将来、自分がやり込めるイメージを

抱くということです。

 

今からその情景を目に浮かべ、

溜飲を下げてしまう。

 

ワクワクとし、

軽い興奮さえ覚える。

 

また、

 

ギャ

となり

フン

となる。

 

派手なアクションも期待できます。

 

そうですね、

できれば、相手は、

両足を揃えて、後方に

宙返りする格好で、でんぐりがえる。

 

王道の漫画的表現ですが、

その場合、正統派は、

コマの端に、

宙を浮いている2本足だけが描かれます。

 

手塚治虫であれば、

さらにヒョウタンツギも

転がしてみせます。

 

ヒョウタンツギについては、

古典芸能である、

能の「間」にも通じる

わびさびの表現法です。

 

いずれ機会をつくってじっくり

お話ししたいと思います。

 

ともかく、

この近未来のイメージ表現である

ギャフンがなぜか

使われなくなった。

 

人々が未来を信じられなくなったからだと

思います。

 

そして、今また、

少しずつ、使われ始めている。

 

これは、なぜなのか。

 

2つ考えられます。

 

人々が少なくとも近い未来について

一定のイメージを抱けるように

なった。

 

遠い未来はともかく。

 

もう1つは、

このような、いわゆる

のんびりした、いかにも

昭和な表現を使うことでほっこりしたくなった。

 

現況があまりにもストレスが

負荷がかかる社会なので、

少しでも息抜きを求めている。

 

確かに、現在急速にAI化が

進む中、およそ人間のみが

できる芸当として、

あらたに見直されている。

 

のかもしれません。

 

どちらなのか。

 

明日はどっちだ。

 

明日の行方を知るには

 

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ご精読ありがとうございました。
 
懐中温泉