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ニコラ・テスラの想像力
想像してください。
あなたが欲しいものを。
https://youtu.be/aT52GLBAfPc
ありありと。
克明に。
手をのばして、
自由に使ってみましょう。
自由に使って、
あなたが心から
楽しむことができる。
既に手にしていて、
自分の望むままに、
思い通りになる。
･･･と、願望を抱くことは
私たち誰もが備える能力ですが、
ありありと細かな部分も含めて
リアルに想像する。
そうなるには、たぶん、長年の
訓練と、そもそもよほどその方面への
関心や興味が強くないと、
という感じがあります。
もしも、ほとんど苦労せずに、
最初から、その想像する力が備わっている
としたら。
それは、まさに天才です。
他方で、天才であっても、
よく
天才とは99％が努力で、
1％が天賦のものである
というように、やはりその才能は磨かれ
なければ、十分には開化しない。
そのようなことも
あなたはどこかで聞いたことが
あるでしょう。
これを言うには、
本人が天才とされる人でないと
通じません。
言ったのは、発明王で有名な
エジソン、とされます。
発明、というとエジソン。
エジソンと言えば、発明王。
たとえば、
そこらへんの大学生に
「蒸気機関の発明者は誰ですか？」
と聞いてみましょう。
蒸気機関の発明者は
実のところ、紀元前のヘロンであったり、
イギリスのセイヴァリであったりしますが
さしあたり、ニューコメン、となっています。
そして、
ほとんど発明といってよい
レベルで大小さまざまな改良を
したのが、ワットです。
ジェームズ・ワット
先の質問は、
発明者はニューコメン、
改良者がワット、とこたえることを
期待しますが、
単純に、ワット、でよしとします。
が、おそらく、
ワットと答えるのは
かなり世界史の知識のある人です。
たいがいは、
「発明」という言葉にひきずられるのか、
「エジソン？」
と答えるでしょう。
それほどまでに、発明王として
印象が強いエジソンですが、
彼が先の
天才とは99％が努力だ、
という発言をしたときに、
脳裏に浮かんだのは彼の宿敵の姿
であったかもしれません。
その宿敵とは、
ニコラ・テスラ
1856年に旧ユーゴスラビアで生まれ、
1943年にアメリカのニューヨークで没。
電気の単位として、
ワットを使います。
小学校のときなどに
理科の時間、電球やコイルを
電池とスイッチを線でつないで
流れるかどうか、電気の実験をしました。
このときに、何ワット、という
あの単位に使われるのが
蒸気機関の改良者であるワットであり、
エジソンではないのが興味深いですね。
私の知る限り、エジソンという
名前は何かの単位に使われては
いません。
他方で、テスラは、
いささか専門的ですが、
磁束密度の単位に冠せられています。
あるいは、それよりも
イーロン・マスクをCEOとする
自動車会社の「テスラ社」
のテスラ。
あれがまさにそうですね。
テスラは、
現在私たちが電気として
用いる交流電流の基礎を作った人です。
エジソンは直流電流を推し進めようと
して、テスラと対立したのです。
テスラは、
自分の発明しようとするものを
まず、最初から頭にイメージとして
細部にいたるまで思い描いていました。
エジソンが、発明をするまでに
ひょっとすると1万回の試行錯誤を
繰り返す、という経験主義だったのに対し、
テスラは、最初からできている演繹主義だった。
とも言えるでしょう。
まさに天才です。
テスラが交流電流を発明したのは、
最終的には、完全なフリー・エネルギーを
人類全体で共有したかったから。
そのような見方をする人も
います。
そもそも、テスラが
少なくともエジソンのように
有名ではないのはなぜか。
それは、電気で利益を得ようとする人や
組織からすると、その考えや行動が
真っ向から対立していたから、
と言われています。
一方で、これも興味深いですが、
テスラは量子力学を理解できませんでした。
思考が宇宙の始まり。
思考が現実化する。
まさに彼自身がその体現者であった
はずですが、生来のもの、生来天才であったが
ゆえに、かえってわからないものなのでしょう。
あなたがテスラでなくとも、
エジソンのようになることはできます。
すなわち経験によって。
とくに量子力学そして
脳科学の発展により、
潜在意識の能力を活用することが、
容易にできるようになっているからです。
その最も簡単な方法の１つは、
就寝中におこなえます。
寝ながらにして、テスラになる。
または、エジソンになる。
ご精読ありがとうございました。
懐中温泉
