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90日間仕事術
90日間で1つの仕事をします。
仕事というのは、
あなたの願望に則して
一定のまとまりのある、
なんらかの成果物をうみだすもの。
https://youtu.be/8NgvbaoJLy4
そのように考えてください。
もしかすると、
何かを習得することかも
しれません。
習得または修得です。
何事かを始めて身につけるには
90日かかる、
とされているからです。
「90日？」
「その根拠はなに？」
そうですね。
90日とは3ヶ月、です。
3ヶ月とは、かつて
日本に四季があった頃、
一季節を意味しました。
現在の日本は、
夏と冬の２季、
そして半季くらいになる梅雨。
あわせて二季半。
そう言ってよい状態になってきている
ようです。
冬から夏の合間に、
ちょっと春。
夏から冬の合間にちょっと秋。
要は、一種のアジア型モンスーン気候に
次第に移り変わっているのでしょう。
したがって、
一季節をもって、３ヶ月、
すなわち90日という時間感覚が
ピンとこなくなっている側面があります。
やむをえないと言えますが、
ここでお話しする仕事術なり、
物事をマスターすることについては
きわめて有効な時間感覚です。
スケジュールの要、といっても
良いでしょう。
日本人が身につけてきた
四季の時間感覚に沿うものであり、
復活させることで、
無理なく、達成できるからです。
時間の流れに逆らうのではなく、
流れに身を任せる。
文字通り、時流にのるのです。
とはいえ、
時間に流されるのではなく、
自分から意図的に
時間の用い方を管理していく。
失敗はありません。
すればしただけのことが
あります。
それは、あなたの人生に
失敗はありえないからです。
あるいは、すべて経験になる。
そう考えてもいいかも
しれません。
また、
自然な動きなので、人間関係の
和を乱す、ということもあまり
ないでしょう。
この仕事術は
スケジュールとしては、
まず消化・インプット・身につける、
に4割、36日間の時間をあてます。
そしてアウトプット・表現する、
に4割、36日間。
そして、チェック・仕上げ
に2割、18日間。
です。
一般に、人が習慣を身につけるには
1ヶ月くらいかかる、と
言われています。
ここでは最初の1ヶ月でまず
吸収し、消化するという
ことをするのです。
もっとも、物事の性質によっては
多少スタートに時間がかかったりする
でしょうから、プラス1週間くらいにしています。
そして、消化ができたら、
今度は表現です。
排出という側面もあるのかも
しれませんが、なによりも
新たになにかを創り出す方に
目を向けます。
こちらも、やはり習慣化がポイント
となりますので、やはり1ヶ月強。
ここまでは、試行錯誤でいきます。
言い換えると、多少の失敗や
ミスなどは気にせず、どんどん
進める。
できる限り吸収し、
できるだけ大胆に表現する。
徹底させる。
失敗は失敗ではなく、
経験だ、という先の考え方が
ここでもいきてきますね。
そして、
あらまし表現できるようになった。
または形になった。
ものをつくるとすれば、
ひな形、またはプロトタイプが
できている、という段階になるでしょう。
最後の18日間では、
今度は仕上げですので、
むしろ徹底したチェックの段階です。
これまでは失敗やミスは
気にせずできるだけ膨らます。
いわば豊かにする方に力を入れてきました。
しかし、この段階では、
細かな部分も含めて修正し、
冗漫な部分は思い切りカットする。
それまでできるだけ
膨らませたのは、ここで
大胆なくらいに切っていくから
なのです。
贅肉を落とす感覚です。
このようにして90日間を
用いることで、１つの仕事が、
なにかを修得する、という事業が
完成します。
私は、今、
まさにこの90日間を使って、
1つの仕事をしようとしています。
その仕事を通じて、
私はあることを修得する
ことにもなるでしょう。
それは、前回お話ししたように
夢の通い路を自在に往還する、という
能力です。
潜在意識の最大限活用、
といってもいいです。
わかっています。
難事です。
しかし、今が好機とも
感じています。
幸い、あなたに見守ってもらっても
います。
あなたに頼るのではありません。
精神的にサポートしてもらえば
よいのです。
かといって、握り拳を
固める必要もありません。
ゆるく、
生暖かく、でけっこうです。
河よりも長く、ゆるやかに。
見守ってください。
ご精読ありがとうございました。
懐中温泉
