蚊の目玉のスープを作る方法 | 「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

懐中温泉です。


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心より感謝いたします。


 蚊の目玉のスープを作る方法

告白しますと、私は、
過去に身体を売っていた
時期があります。

このように書くと、
あなたは、『またか』
と舌打ちをされることでしょう。

舌打ちとは、もちろん、

です。

『こんなことを書いていながら、
実は、どうせまた何かにすり替えるんだろう』

そのように疑われるのも
無理はないと思います。

世の中の身体を売る商売の
人、とくに女性は、そのように
自分の過去、自分を曝すのを
避けるのが普通だからです。


したがって、誰に尋ねられたわけでもなく
自分からそのように切り出すのは、
なんらかの意図がある、と
考えたとしても不思議ではありません。

いや、そう考えるべきでしょう。


そして、私も
本当に身体を売っていたのか
とあらためて真顔で問われると、
一瞬のためらいはあります。

実際に、そうなのですが、
しかし、世間一般の想像するところとは
違う身体の売り方でした。

いわゆる春をひさぐ、
というのではなく、
もっぱら消化器官として
自身を「売った」のです。

このように書くと、
あなたは、『なあんだ、やっぱり』
と安堵と失望とのないまぜになった
感覚を抱かれるでしょう。

そう、私は、栄養学研究所の被験者として
1年半近く、その施設に住み込んで
暮らしていたことがあるのです。

留学費用が尽き、しかし
まだ修了できていない。

まだ帰国したくない、と
考えていた頃に、同じ学寮の図書館で
席をよく隣にしていた男、ジェイムズが
私に栄養学研究所に来ないかと誘いました。

栄養学研究所の大学院生であったウェールズ人
ジェイムズは、信頼のできる被験者を
探していたのでした。

イギリスはごぞんじのように

イングランド(約4500万人)
スコットランド(約600万人)
ウェールズ(約200万人)
北アイルランド(約400万人)

の4つの国からなり、
それをイギリス国王、現在は
エリザベスⅡ世が束ねて統治する
連合王国です。

彼は、その中で最もマイナーな
国から来ており、その訛りは
きつく、最初、聞き取りがむずかしかったのですが
慣れて、よく話していました。

イギリスに6ヶ月以上住んでいる

これが最低条件でした。

それ以下だと本国の食糧事情の
影響があり、正確な実験データが
出ないから、というものです。
その条件はクリアしており、
早速住み込みました。

一種の病院施設ですが、
病人はおらず、衣食住が完備しており、
小額ながら小遣いももらえる。

また、健常者としての
データをとるということで
体重から始まる身体全体の
基本データを毎日計測します。

自然に健康管理もできて
いました。

ながらく留学し、すっかり
現地の食生活になれていた
私は、とくに体重が増えていたので
ダイエットには適していました。


食べ過ぎを治し、
規則正しい生活を送るのです。

こんな素晴らしい環境が
あったとは...

実験が始まるまでは
私は世の中の人が
皆、なぜこの栄養学研究所
に来たがらないのか不思議でなりませんでした。


しかし、実験が始まると、
確かに、食事内容は制限を受けますし、
栄養の見地が本義で、味は、イギリスという
こともあり、それなりです。

また、用便のたびに採取するので
それに慣れるまでずいぶん気を使います。

行動記録もこまめにつける
義務があります。


私は、日報をつけるし、計測も
日本人並みにできるし、で
ウフェールズ人ジェイムズから
見ると、理想的な被験者と映ったのも
納得がいきます。

確かに、同僚、というのでしょうか
一緒に住み込む被験者の中には、アル中寸前の
人間がいたり、記録など怠りがちだったり
ごまかしたり、と必ずしも信頼できない者もいたのは
確かです。

私は1年4ヶ月いましたが、その間でも
ずいぶん入れ替わりがありました。

それにしても心理的にもっとも
大きく抵抗を覚えたのが
検体の提供です。

なるべく新鮮なものを、と要求されているので、
大小ともに、用便の後、容器に入れ、
袋につつみ、ジェイムズ以外はだいたい
20代・30代の女性に渡すのです。

彼等からすれば、貴重な検体であり、
データ元だし、これがほしいからこそ
被検者に衣食住を提供し、小遣いまで
渡しているのです。

なるほど、金肥だ。


そして、また、私はどこかで
聞いた、中華料理の中でも
最高級珍味である
蚊の目玉のスープの作り方を思い出しました。


フカヒレスープは最近は日本でも割合簡単に
手に入るようになりました。

しかし、

熊の手
らくだの肉球スープ

となると、まだ珍しいです。


さらに、珍しく
最高級の珍味とは、

蚊の目玉のスープです。

珍味中の珍味とされます。


それの作り方は、
材料集めにかかっています。

蚊の目玉をどのようにして集めるか。

海岸線の洞窟に
巣くうコウモリの巣

その洞窟に行き着くには
海に面した、近づくのも
危険な断崖絶壁をなんとか
越えていかねばならないのです。


なんとかたどり着き、
そこにあるコウモリの巣に堆積された
糞を回収します。


そして、その糞を濾過して
残るのがコウモリの餌である
蚊の目玉というわけなのです。

蚊の他の部分は消化されるのですが、
この目玉の部分だけは溶けずに
糞と共に排出されるのですね。


それをよく洗って、味付けをして
スープとして高い価格で提供する。


なんだか、自分の置かれた状況も
似ている気がするな、と
複雑な思いがしました。


蚊の目玉のスープの作り方を
おさらいします。

ステップ1
どうにかしてコウモリの
巣をみつける


ステップ2

コウモリが留守中に
その巣の中の糞を回収する


ステップ3

糞を濾過し、蚊の目玉取り出す


ステップ3

蚊の目玉をよく荒い、
きれいにする


ステップ4

コンソメなどで
スープにする。


これであなたも、
最高級珍味を味わえます。


ご精読ありがとうございます。


懐中温泉

これら珍味を