こちらは、2023年4月に「第27回夜のオリエンテーリング(赤羽)」に初参加した時のブログです。
そして、この下は2023年11月に「第29回夜のオリエンテーリング(王子)」の時です。
そして今回、4/11(木)に「第30回夜のオリエンテーリング(赤羽)」が開催されました。
3,500円払ってエントリして3軒のお店を回るのですが、回るお店は主催者側に決められる、というちょっとしたミステリーツアーです。
当日、私は定時で仕事を切り上げ、急いで「赤羽会館」に向かいました。
到着したのは18時50分くらい。飲食チケットなどが当たる、抽選会が開催されていました。
抽選会は当たるはずも無いのですが、その日どんな店を回るコースが割り当てられるかは一番の楽しみです。
コース票を貰います。
むっ!何と3軒目に、私は「常連」というほどでは無いものの、ちょいちょい行っている「順貴」が入っていました!
でも、これはこれで面白い部分もあります。
恐らく、他の参加者の方は初めて行くでしょうから、私は既存客として、彼らに「順貴」の魅力を伝えてあげることが出来る訳です。
そして、ふと傍らを見ると、顔見知りの方が参加しているのを見付けました。
「順貴」のママさんとも知り合いの方です。
「どんなコースでした?私は3軒目が「順貴」なんですよー」
と聞いてみたところ、「え?そうなの?じゃあ、この子達と同じなんじゃない?」
と近くにいた二人組を紹介されました。
金髪で女装をした大柄な男性と、小柄な若い女性のペアです。
彼らのコースを確認させていただくと、3軒目は「順貴」なのですが、1軒目、2軒目は全く別の店でした。
「じゃあ、また後でお会いしましょー」と別れて、1軒目の「洒落頭(しゃれこうべ)」に向かいます。
夜オリのシステムでは、私の様に1人でエントリした人は、4人でひとチームになって3軒を回ることになります。
そして、こういうイベントに1人でエントリするのは、大抵私のような「ちょっと変わったオッサン」です。
ところが、上の「第29回夜のオリエンテーリング」の時は、同じチームに1人、女性の方がいらっしゃって、そのおかげで大変盛り上がりました。
「今回も若い女の子と一緒になったりしねえかなあ。」と淡い期待を持ちつつも、「そんな訳無いよな。」と諦めてもいたのです。
1軒目の「洒落首」には、私が1番乗りで入店しました。
カウンター席のみのバー、といった店です。
カウンター席の一番奥に座ろうと、カバンを椅子の下に入れようとしていたら、2番目の方が入店して来ました。
すると何と!その方は若い女性の方だったのです!!しかもちょー可愛い!!
折角ですので、彼女にコードネームを付けておきましょう。
「否めないちゃん」です。何故か知らないのですが、それが口癖のようだったので。
この店のおつまみはこんな感じで、簡単なお菓子類です。
その替わり、飲み物は何杯でも飲んでもよい、というシステムでした。
この辺りが店によっていろいろ違うのも面白いところです。
私は、確かビールとハイボールをいただきました。
やがて、3人目、4人目の男性の方がいらっしゃって、メンバーが揃います。
3人目の方は私よりも年上、4人目の方は私よりもだいぶ若い方でした。
若い方の方にだけコードネームを付けます。「駒場くん」です。
マスターも含めて話しが盛り上がったのですが、2軒目に行く時間になりました。
「新天心」は行ったことは無かったのですが、場所は良く知っていましたので、私が案内します。
この店では、確か飲み物は一杯づつでした。
その替わり料理が充実していましたね。
「麻婆豆腐」と「干し豆腐の入ったサラダ風」の品。
「蒸し鶏」。
そして、「玉ねぎ炒め」っぽいやつ。
どの料理も美味しかったですよ。私と駒場くんは別料金で飲み物を1敗づつ追加しました。
この店でもいろいろな話で盛り上がります。
北区ネタが多いのですが、私が「スナック雪子」「あぺたいと」「ラクレット・ラクレット」「暖母」などの話題を出すと、否めないちゃんは全て「知ってる!」となります。
「よく一人で夜オリにエントリしましたねえ。」と聞くと、
「私、友達いないんで。」とのこと。
つるんで行動するのが面倒なタイプの方のようです。
良い意味でサバサバした感じの方です。
「実は次の店、私は何度も行っているんですが、そこで別の二人組と一緒になりますんで楽しみにしておいてください。」と伏線を張っておきます。
ちなみに、これ以降は、写真を撮る余裕が無く、写真はここまでです。
でも、ここからがホントに楽しいところですので、もう暫くお付き合いください。
「順貴」に付いたのは私たちが先でした。
他の3人を先に入れてから、私が最後に入ったのですが、ママさんに「あれ?じろうさん!どんだけ順貴が好きなの?」とイジられます。
こちらでは、飲み物2杯とおつまみセットが出るシステムだったと思います。
私はいつも通り、ハイボールをいただきます。
やがて、先ほどの二人組がやって来ました。
そのキャラクターによって、場がさらに盛り上がります。
金髪女装の男性にもコードネームを付けましょうか。
「プラカードちゃん」です。このコードネームの由来は別のブログでご紹介することになります。
「順貴」では、「否めないちゃん」のケアは他の男性2人にお任せし、私は「プラカードちゃん」と若い女性チームと主に会話しました。
ここでも、不思議な縁を感じるような話をお聞きしたのですが、ちょっとオフレコにしておきます。
私はもともと、夜オリの時間が終わったら、馴染みのスナック「焱(えん)」に顔を出そうと思っていました。
「焱(えん)」も夜オリに参加していましたので、その様子を聞くのと、私の結果報告の両方の目的があったのです。
プラカードちゃんには、「この後、別の店に行くんだけど、一緒に行く?」と誘っておきます。
連れの若い女性とはそこで別れたのですが、他の3人は盛り上がって「一緒に行こう!」という話になり、「焱(えん)」に案内します。
「5人入れるかなあ?」と不安だったのですが、着いてみるとパッと見あまり余裕は無い感じです。
駒場くんは空気を読んだのか「別のチームにカラオケに呼ばれちゃって」とそこでサヨナラしました。
私は私で、別の店の女の子から呼び出しが入ったため、他の3人のケアをママさんに託して、1時間ほど別の店に顔を出しました。
私は「焱(えん)」のママさんのポテンシャルを大変高く評価しています。
初めてのお客さんでも楽しくさせてくれるので、安心してお任せすることが出来るのです。
戻ってみると、丁度良い感じに席がひとつ空いていましたので、再度合流します。
年上の男性は、プラカードちゃんと否めないちゃんの分を奢ってくれたそうです。先に上がって行かれました。ダンディーな方でしたよ。
否めないちゃんからは「何やってたんだよ!」と絡まれました。
そりゃそうですわな。連れて来た本人がいなくなってるんですから。
否めないちゃんも相当出来上がっているように見えるのですが、案外冷静なんです。
常連客の一人が酔っ払ってしまって、プラカードちゃんに触り始めたので、否めないちゃんは面白くありません。
女性同士のような感覚になって、「何でアタシのプラカードちゃんに触るのよ!」という感情が湧くようです。
「あなた、もうこれ以上飲まない方がいいから、もう帰ろう。」と子供をあやすような感じで追い出し作戦に出ました。
もちろん、私もそれに協力して、酔っ払いの自転車を押して送っていくフリをしつつ、少し離れたコンビニに放置して「焱(えん)」に戻りました。
それがすでに11時半くらいのことだったでしょうか。
それから、否めないちゃんとプラカードちゃんと話したり、カラオケをやったりして、1時間ほど飲みました。
プラカードちゃんは、群馬に住んでいて、この日は赤羽に宿を取っているので、何時まで飲んでも大丈夫、とのこと。
否めないちゃんも、お住まいは赤羽なので、歩いて帰れます。
そして驚いたことに、プラカードちゃんは、私が初参加する予定の「赤羽馬鹿祭り」の「馬鹿踊り」に参加すると言うのです!
しかも私が参加する「あかばねっ子」という同じ連だとのこと。
こういうことになった経緯は、また別のブログでご紹介しますが、とにかく不思議な縁を感じて、大変楽しい夜となりました。
後日、「焱(えん)」のママに確認したところ、プラカードちゃんと否めないちゃんは、看板(2時過ぎ)まで飲んでいたそうです。めでたしめでたし。
おしまい