12月の中旬に、赤羽の馴染みの店「焱(えん)」に行った時のことです。
何度か会ったことがある常連さんと一緒になりました。私と同様に川口にお住まいの方です。
川口駅の近くにあった「ちえちゃんラーメン」が好きだった、という話をすると、その方が、「三郷にある「田中そば店」という店に行ってみるといい!」とやけに推すのです。
その後もラーメン屋の話で盛り上がり、「伊奈町にある「らーめん楓神」ってとこの豚骨ラーメンも美味いから行ってみれ!」と言うのです。
基本的に、私はこの手の「他の人からおススメされた情報」はあまり信用しません。
「味の好みは人それぞれ」であることを本当の意味でリアルに理解している人なんて、まずいませんから。
でも、私はこの時、ちょっと意地になりました。
「そうか。そこまで言うなら行ってみてやろう。でも、その替わりおれの勧める店にも行ってみてもらうぞ。」
という感じです。
Webで調べたところ、「田中そば店」というのはチェーン店で、三郷以外にも店舗がるようです。
ふむふむ。秋葉原あたりが行きやすそうだな。
そして、12/23(土)の昼に秋葉原の「田中そば店」に行ってみることにしたのです。
ここはやはり普通の「中華そば」から試すべきだろうな。
Webの情報では、「喜多方らーめんをイメージして「気軽に食べる田舎のラーメン」をテーマに作った一杯。」とあり、食べてみたいと思っていたのです。
カウンター席に座ってほどなく、「中華そば」が登場します。
あっ!美味え!汁も美味え!麺も美味えじゃねえか!
凄く好きなタイプのあっさり系ラーメンです。
麺がちょっと幅がある感じで、そこがまたイイ。
チャーシューもいい感じです。
サクっと食べ終えてごちそうさま。ああ。美味かったあ。
「田中そば店」の「中華そば」に大満足した私は、もう一軒の「らーめん楓神」にも行ってみようと思いました。
そして、12/30(土)に、息子と一緒に来店することに成功したのです!!
開店の11時少し前に到着し、並んで入店したので、すぐに席に着いて注文することが出来ました。
ここはやはり、オーソドックスな「らーめん」からでしょう。
麺は「バリカタ」でお願いします。
少し待って、登場しました!
麺も細くて美味そう!いざ、実食!!
あっ!なんかスゲえ。濃いな。
スープがガツンと来るタイプです。「一風堂」よりもまた一段インパクトがあります。
息子と、「初めて食べるタイプだな。美味いな。」と話しながら食べ進めます。
麺の細さも秀逸です。香ばしくて美味しい。
もちろん、替え玉もいただきます。「バリカタ」です。
「辛子高菜」も味変に入れてみましょう。うんうん。これもいい。
息子と替え玉を食べ終えて「勘定しようか」と言うと、息子が「ちょっと物足りない」という表情をします。
えっ!3玉目いくの!!
敢えて「普通」バージョンの替え玉を注文しました。
私も一口もらってみたのですが、「バリカタ」とそんなに変わらないような感じがします。
でも、少し時間が経つにつれ、ソフトになっていったようです。
息子はこれも気に入っていました。
ということで、おススメいただいたラーメン屋は、2軒ともかなりのヒットでした。
さらに、12/31(日)は「神田まつやの年越しそば」を受け取りに行きました。
その帰りに、秋葉原の「田中そば店」にリピートすることにしたのです。
んー。やっぱり「中華そば」だな。大盛りにしよう。
これだけ短期間でリピートするほどに気に入ってしまったようです。
今回は、味変に「香唐」というピリ辛の薬味を少しだけ入れてみます。
ふむふむ。これもなかなかいいな。
敢えて言えば、ネギの切り方にバラツキがあって、歯に挟まり易いというところに改善の余地があると感じましたが、恐らく「歯にネギを挟みたい!」派にとっては。かけがえの無いアピールポイントになっているのだろうと思います。
そんなこんなで、思いがけず、気に入りのラーメン屋を2軒開拓した年末でした。
「他の人からのおススメ」がこういう結果になるのは珍しいのですが、今回はかなりのヒットだった、と言っていいでしょう。
多分、この話、今後また展開していくんではないかと予想しています。
おしまい