高円寺酒チャンス
「上々颱風」というブログでご紹介している通り、私は若い頃「上々颱風」というバンドのファンで、ライブにもよく足を運んでいました。嫁さんとも何度も一緒に観に行ったものです。現在、その「上々颱風」のツインボーカルの白崎映美さんと西川郷子さん、そしてキーボードの猪野陽子さんの3人が久し振りに組んだ「上風(Shang Poo)」のツアーが開催されています。私は7/18(金)に柏で開催されたライブを、会社を早上がりして1人で観に行きました。もの凄く久し振りに、エミちゃんとサトちゃんの生の歌声を聴いて、懐かしさに心が震えました。ああ。こいつは嫁さんにも聴かせてやりたかったなあ。そう思っていたので、11/15(土)に高円寺のライブハウス「次郎吉」で開催された上風のライブは、嫁さんも誘って観に行くことにしたのです。ライブは大変楽しいものでした。嫁さんも満喫していたようです。高円寺駅から「次郎吉」に向かう途中の左手に「酒チャンス」という立ち飲みの店がありました。ライブ前にその店の前を通った時に、嫁さんに「ここどう?」と聞いたら「イヤだ」と言っていたのに、ライブ後は「酒チャンスでもいいか」と言うのです。ライブハウスで暫く固い椅子に座っていて尻が痛くなってしまったので、立ち飲みでもいいか、と思ったのだそうです。高円寺に「酒チャンス」が開業。「クソ物件オブザイヤー」入賞の「ドリフうどん屋」こと奥行わずか1m・総面積3坪の狭小物件を、全宅ツイが「街の縁側」を目指す立ち飲みに再生! - フードスタジアム フードスタジアムこの店は、奥行き1mの狭小物件を利用した立ち飲みの店です。私はもともと立ち飲みは好きですし、こういうヘンな店も嫌いではありません。勘定は、1枚1,000円(100円×10ピース)のチケットを買って、注文した分をチケットで支払うシステムです。2枚買って、「トマトサワー」と「レモンサワー」を注文します。こんな風に紙コップで出て来ます。こちらが嫁さんのレモンサワー。カウンターの奥行きは20cmくらいです。店長さんに「お近くから来られたんですか?」と聞かれます。「いや。全然遠いです。川口。」「すぐ近くじゃないですか。川口だと、同じ立ち飲みで「酒スタンドガソリン」って店があるんですけど、ご存知ですか?」「えっ??ちょいちょい行くけど。」「店長のジョニーさんがうちに来てくれたことがあるんですよ。」思いがけない場所で、自分の行きつけの店の話しを聞くのはなんだか不思議な感覚です。確かに、普段「酒スタンドガソリン」で飲んでいるので、ちょっと雰囲気の似た店に惹かれてしまったのかも知れません。まあ、似てるのは「立ち飲み」ってとこだけなんですけどね。なんでも、新聞で取材されて記事になったこともあるんだそうです。「おでん」も紙コップに入って出て来ます。こちらは「油そば」。出て来るまでにだいぶ時間がかかりました。カウンターの並びに調理スペースがあるのですが、出来ることがかなり制限されるのではないかと思います。でも、油そばはまあまあそれなりでした。チケットをもう1,000円分購入してもう1杯飲んだのですが、600円分余ってしまったので、後日「酒スタンドガソリン」に持って行って、店長のジョニーさんに差し上げました。ぶっちゃけ、すごくおススメする訳では無いですが、高円寺に行く機会があれば、話しのネタに一度寄ってみるのもアリなんじゃないかな、と思います。おしまいhttps://x.com/user_sup/