ヨーロッパから戻ってきてすぐにマウイ島で障害馬術のクリニックが開催されました。
開催場所は私のファームでクリ二シャンはアルゼンチンから来ていただきました。
アルゼンチンはポロがとても盛んな国です。
クリ二シャンは御年72歳で試合からは引退されましたが今でも馬に乗り続けている元気で陽気なおじさん。
現役時代には国際大会にも出場していたほどの経験と腕を持っています。
マウイ島に来るのはこれで3度目で今回はクリニックの後にホースショーを開催する事に決定。
マウイ島の競技会は質が低くてそれにずっと不満を抱えている私と馬友でもあり指導員でもあるベティ。
若いライダー達は素質もあるしポテンシャルもあるのに本土並みのレベルで競える機会がありません。
問題は色々とあるのですがそのうちの1つが試合会場。
マウイ島に存在する殆どの馬場がウェスタン使用で障害馬術の試合に向いていません。
ウエスタン馬場で飛べる限界は0.80mで1.20mの障害を飛べる人馬達は実際にコースを走った事がありません。
地元のヤングライダー達にも本土レベルの試合を経験して欲しいという思いを込めてクリ二シャンとクリニックを催してくれた指導員のベティーと私でクリニックの一部としてホースショーを開催しました。
ホースショーはクリニックの一部なので勝つ事が目的ではなくクリニックで習得した技術を実際にコース走行に活かす事が目的。
そういう事で用意されたのは1位の青リボンと2位のメダルのみ。
参加人数は10人馬で皆がそれぞれの部門で青リボンとメダルを獲得
私はというと今まで0.65mの壁が越えれなかったけれど今回のクリニックで何と0.85mの障害を飛べる事ができました
この壁をどうやって乗り越えたかは次回のブログで紹介します。
参加してくれた人馬達目標達成おめでとう