国際試合を観てると選手の騎乗スタイルでどこの国の方かなんとなくわかります。
ドイツの選手はドレッサージュ的なスタイルが多いし
アメリカの選手はハンター的なスタイルが多い気がします。
えっハンターって何?
ハンター競技は北アメリカ大陸でポピュラーな障害馬術の1種です。
show jumpingと違う大きな点は2つ。
1.飛越える障害が自然界にある物を基調とした造り。
2.スピードではなく人馬の技術と美しさを競う。
そう、点数の付け方が主観的なんです。
だから基礎がしっかりと植え付けられるとても素晴らしい競技。
なんだけれど...
難点はハンター競技の試合はとにかく長~い。
1日中待たされるのは当たり前。
そしてタテガミと尻尾を編まなければいけないので
がかかる。
採点の仕方も主観的だから結構心が傷つく。
そういう理由で今までずっとshow jumpingの試合にばかり参加してました。
つい先週フランスで行われたアマチュアクラスの1.20Mのダービーを観戦していてある事に気づきました。
アメリカ選手とフランスの選手のスタイルが明らかに違うんです。
アメリカの選手はとにかく騎乗スタイルが安定していて見ていて本当に美しかった。
これは絶対ハンター競技のおかげです。
ケンタッキー州で参加した試合もハンター競技のチャンピオンシップでして、
ライダーの子にハンター競技とは何か聞いたんです。
そしたら一言
Flawless(完璧な、欠点のない)
ハンター競技で高得点を得るには完璧な欠点のないパフォーマンスが望まれるという事。
その為には日々の騎乗が完璧である事が求められるのです。
つまりそれだけ自分に厳しいという事ですね。
コース完走できた~と喜んでいる私の横で
ハンター競技をするライダー達は
右手前の駈歩がスムーズじゃなかった。
首が少し左に寄れてた。
とかはまだ理解できる範囲だけれど
左後ろの蹄が前のめり過ぎてた。
とかいうコメントを聞いた時はおばさんビックリしました。
そんなの乗っていてわかるアナタ凄いです。
私もハンター競技に力を入れてみようかなぁ~
と思う今日この頃です。