今回はサラブレッドについて。
サラブレッドは日本で一番よく知られている品種ではないでしょうか?
JRAのサイトによるとサラブレッドとは:
馬の品種のひとつで、競馬の主流はサラブレッドである。イギリスで長い間かかって競走馬として作り出されたもので、「純血」という意味があり、「完全に育てあげられた」ということを表わす。競走馬としての大まかな定義としては「連続8代にわたりサラブレッドが交配された馬」と決められている。最近は一般用語としても使われており、毛なみのよいことを、彼はサラブレッドのようだ、などという。また、サラブレッドを省略するときは「サラ」という。
なるほど~。知りませんでした。
アメリカの障害馬術界で有名なサラブレッドといえばGEM TWIST
サラブレッドは馬の中でも最も繊細な馬です。
乗り手も繊細に乗ってあげないといけません。
そのせいかどうかわかりませんが多くのライダー達に愛されてきました。
アメリカの障害馬術のハンター競技ではサラブレッドだけ参加可能のクラスもあります。
日本では競走馬を引退した馬達による競技会がありますがアメリカにもそのような競技会があります。
その名も
Thorughbred Makeover
この競技会はアメリカで一番大きな引退馬のための競技会。賞金総額は100000ドル(日本円にするとおよそ1000万円)
この競技会は全10種類の競技がありその中から2種類選んで競い合います。
その10種類とは:
ドレッサージュ、障害馬術、フィールドハンター、ショーハンター、ポロ、牧場ワーク、バレルレース、外乗レース、イベンティング、フリースタイル
イングリッシュからウエスタン、そしてリバティーなどのグランドワークまで競技の種類は多岐に渡っています。
参加資格のある引退したサラブレッドの規定は細かいので気になる方は是非サイトを覗いて下さい。
人間の欲望のために繁殖させられ、馬にとったら勝てば天国、負ければ地獄の厳しい世界。
私が以前読んだアニマルコミュニケーションの本で競走馬について書いてありました。
彼女によると競走馬の馬達の性格はそれぞれで、
競争が好きで走る馬もいれば周りの馬が走っているからそれについていく馬もいるし、中には厩舎から消えていく馬を見て、
この次は自分かもと思い我武者羅になって走る馬もいるそうです。
人間の手によって繁殖させられた馬達の人生、競走馬としてのキャリアが終わった後も人間によって最後まで畏敬の念をもって世話をしていきたいですね。
ヨーロッパやアメリカの障害馬術ではポピュラーになりつつあるZangerhsied(ザンガーシード又はザンガーシャイド)もサラブレッドの入った新しい品種ですがこの馬には必ず名前の後にZが付きます。
競技会でZのつく馬を見かけたら馬友さんにザンガーシードだと教えてあげる事ができますね!