父とお別れの日がやってきた。
今は、家族葬が多くなったようだけれど、父の葬儀は、家族葬ではだめだろうという事で、通常通りの葬儀が行われた。
ただし、通夜の日の通夜振る舞いは行わず、お弁当を渡すという形だった。
告別式の日も、火葬場まで行けるのは、人数が限られた。
それでも、200名以上の方が参列してくださった。
30年ぶりくらいに会う従弟も来てくれたりした。
参列して下った方の口から、父の思い出話が出ると涙が出た。
父のことを悪く言う人がいるわけがないと聞くたびに、涙が出た。
私もそう思う。
父はとても誠実で、人のことを思う人だったと思う。
祭壇は、同じ町内に父と仲良くしていた葬儀屋さんがいて、その葬儀屋さんの厚意で立派なものになった。
ゴルフが好きだった父。
だから、祭壇は、ゴルフ場を意識したものにしてくれたようだった。
14年前だけど、ホールインワンをしていたようだ。
遺影もとても素敵な写真になった。
私の実家の方では、49日の法要まで行ってしまう。
その後、火葬場に移動し、最後のお別れと、お骨上げをし、お墓に向かい埋葬する。
葬儀の全工程が終わり、実家にいったん帰ってから、帰宅した。
帰りに見えた彩雲。
父からのメッセージかなと思った。
夕焼けもきれいだった。
母も弟もお疲れ様。
そして、車で何度となく往復してくれた夫も、ありがとう。