父との話。 | 動物とお話しする風水密教カウンセラー

動物とお話しする風水密教カウンセラー

あなたの心に刺さったとげを抜きたい。
あなたも動物も幸せに。

動物と話をできるようになって、90匹以上の動物とお話ししてきた。

 

もしかして、父とも話せたりするのかな?

 

ふとそんなことを思った。

 

病院から家に戻ってきた父に会いに行った日、母が父の日記のことを話してくれた。

 

母には「読ませないよ」とぴしゃりと言われているので、私は見ていないけれど。

 

それは、1か月くらい前に家の倉庫の中で見つけたそうだ。

今となっては、滅多に入る用事のなくなった倉庫に入り、そこでふと父の日記を見つけた。

それは、結婚前に書かれていたものだったそうだ。

 

そこには、普段、愚痴などを一切言わない父の愚痴が書かれていたようだ。

母のことに対しての愚痴ではなく、自分の親への愚痴。

母を守りたいために、悩んだり苦しんだりしていたようだ。

 

 

そんな話を聞いた夜、お風呂に入りながら、ふと父のことを思い浮かべてみた。

 

それは父の声とは違ったけれど、

日記は、母にありがとうの一言も言えなかったから、その代わりだったという事を私に告げてきた。

 

入院してから、家に帰ってくるまでの間、父が声を発することはなかった。

自発呼吸だと、酸素飽和度が低くなってしまうので、気管挿管されていたという事もある。

 

そんな父から母への感謝の思いが、その日記だったようだった。

 

 

また、通夜の前日に、ラーメンを食べた日も、父が「俺も醤油ラーメンが食べたいなぁ」といった気がしたので、母にそれを伝えた。

 

葬儀の日も、読経を聞きながら、祭壇の父の写真を見ながら、父と話をした。

父は自分に対して裏切り行為のようなことをした人に対しても、もう死んじゃったからどうでもいいと思っているようだった。

たぶん、生きていても、恨むような人ではなかったと思うけど。

 

母のことを言い出すときかないところがあるとも言っていた。

 

そして、1年以上入院していたから、あの人(母の事)も強くなったことでしょう。とも言った。

母が一人でやっていけるように、強くなれるように、1年以上の時間をかけたようだった。

image

 

父の気持ちを思う時、涙がこみあげてくる。

 

まぁ、思い込みでしょ?と言われたら、それまでかもしれないけどね。

 

信じるか、信じないかは、あなた次第。(笑)