今回の記事はこちらの続きです。
前回は生理痛に伴って起こる症状のナゾに迫りました。
そこでは、自分の意志ではコントロールできない
「不随意筋」が関係していることをお伝えしたのですが、
コントロールができないからといって悲観する必要はありません。
なぜなら、生理痛のない女性もこの世には存在しています。
そういう人々は無意識のうちに、
体を上手にコントロールする術を心得ているからです。
私のサロンを利用している人々や友人の中には、
生理が乱れていない、痛みのない人もいます。
彼女たちからどんな生活をしているのか訊くと、
・朝、昼、夜と自炊&お米中心の食事をしていて偏りが少ない
・夜も早い時間に寝ている
というように、とても基本的なところがしっかりしています。
実は、外食やコンビニ、惣菜中心でない食生活っていうのはとても大事なところで…
何しろ私、高校時代から30代中頃までそういう
乱れた食生活をしていましたから。
といっても、たまに頼る分には別に良いと思うのですよ。
私も実際、惣菜や外食はしばしば利用をしますし
(コンビニは殆ど行きませんが)。
大事なのは、
①数ある商品の中でなるべくシンプルなものを選ぶ
②「これは食べない」という線引きをする
③店を選ぶ
ということ。
これが自分の体をコントロールする、ということにつながってきます。
①は例えば、
幕の内弁当とおにぎりだったら、どっちがシンプル?
パスタと海苔巻は?
惣菜パンとサンドウィッチは?
というふうに、比較して、より体に優しいものを選ぶ目をもつこと。
②は、必ず裏側の原材料をみて、
一番先頭になにがくるか(最も多いメインの材料は何か)、
余計な添加物が入っていないかどうか、
入っていてもより少ないものを選ぶ目をもつということ。
私の場合、「小麦」「砂糖」が原材料のトップにくるものは一切買いません。
マクロビでいう「極陰性」に該当するこれらのものは、
血を汚し、体を緩めたあとリバウンドを起こして、逆に緊張をさせます。
対極にある「極陽性の食品」も、少ないに越したことはありません。
(こちらもリバウンドします)
③は、なるべく自然食や体に優しい食事を提供する店を選ぶということ。
ファストフードやチェーン店の利用はめっきりなくなりましたが、
玄米食やおにぎり、十割そば、ビーガン・ベジ系のお店の存在を知って、
ずいぶん利用の幅が広がりました。
最近はカフェインが摂りたくなったときのために、
デカフェを扱うお店の開拓もしています
店を選ぶということは、選択肢を狭めるのではなく、
食の世界を広げてくれるものだと思えるといいですね。
こんなふうに、食べ物を選ぶことで、
体のゆさぶりが小さくなり、運転が楽になってきます。
何を食べるか、より、何を食べないかが大事。
ここがポイントですよ!
そして食事を選ぶことが、生理痛を引き起こす体の冷えを
予防することにもつながってきます
まだ続きます〜