宇宙旅ベルギャ 第113話『』
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★ヤマ (インド神話)
インド神話における人類の始祖
また死者の主
仏教の閻魔はヤマに由来
「ヤマ」サンスクリットで双子を意味
インド・イラン共通時代
にまで遡る古い神格
『アヴェスター』の聖王イマや
北欧神話の 巨人ユミルと同起源
「ヤマとヤミーとの対話」
虚空のはるか奥に住む
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彼らから最初の人類が生まれたとされるが
ヴェーダにおいて
人間の祖の役割を果たしているのは
通常マヌ
ヤマは基本的に死者の主として扱われる
ミトラとヴァルナ
アシュヴィン双神のように
本来は マヌとヤマも
対になる神であったとも考えられる
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・人類の始祖が 死者の主になった理由
ヤマは 人間で最初の死者となり
死者が進む道を見いだした
そして死者の国の王となった
ヤマの死は昼夜の起源ともなった
ヤマが死んだ頃はまだ夜が無かった
悲しみに暮れるヤミー(妹)は
神々に慰められるたびに
「ヤマは今日死んだ」と言っては泣いた
神々はヤミーがヤマを忘れられるように
今日を昨日とすべく 夜を作り出したので
ヤミーは立ち直ることができた 押忍
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神犬サラマーから生まれた
4つ目で斑の2匹の犬
サーラメーヤ(Sarameya)を従える
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★アートマン
(日本語 我)
宇宙の根源原理であるブラフマン
と同一であるとされる(梵我一如)
宇宙の全てを司るブラフマンは
不滅のものであり
それとアートマンが同一であるのなら
当然にアートマンも不滅のものである
という考え
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ウパニシャッドでは
アートマンは不滅で
離脱後 各母体に入り 心臓に宿る
これに従うならば
個人の肉体が死を迎えても
自我意識は永遠に存続する
ということであり
またアートマンが死後に新しい肉体を得る
という輪廻の根拠でもあった
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★マヌ
ヴィシュヌの化身の1つ
角のある魚「マツヤ」が近付いてきた
大洪水
魚の角に船を繋ぐと
魚は北のヒマーラヤの高い場所まで船を運
マヌが船を下りた場所は
「マヌの降り場」「マヌの降りた所」
(Wikipedia)
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