宇宙旅ベルギャ 第111話
『ダークメン・ズウィージョウ』
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★ホータン王国
シルクロードの一つ
西域南道沿いにあった仏教王国
タリム盆地のタクラマカン砂漠の南
現在では中華人民共和国新疆ウイグル自治区
漢語では于?(うてん)于寘(うてん)
漢・唐代の中国では「于?」として知られ
オアシス沿いにあり
植えられていたクワによる絹および絹織物
軟玉・硬玉(共にヒスイの一種)
陶磁器を輸出していた
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漢代にホータンを含む西域諸都市は
時には漢に服属し 時には匈奴に貢納し
時には独立して互いに攻伐したが
直接外国に統治されたことはなかった
太初3年(紀元前102年)に
前漢の李広利が大宛に遠征してから
西域諸国は漢に服属
王莽が新(8年-23年)を立てると
離反して匈奴に属
諸国が匈奴に属する中
タリム盆地の西部に位置する
莎車国(現在のヤルカンド県)だけが
漢に通じ
近隣諸国を破って服属させた
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『ホータン国授記』
クシャーナ朝のカニシカ1世が
インド中部の都市のアヨーディヤー
を攻めたとき
ホータン王が助力したと書かれている
これが本当であれば 西暦127年の出来事
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★ホータン (続き)
伝説によると
インドの 仏教徒皇帝アショーカ の長男が
紀元前3世紀初めに国の基礎を建てた
が これより数世紀前から
月氏による中国
(現在の中国でなく西域を除く地域)との
軟玉・硬玉の貿易があった事が知られてる
ホータンで産出する玉は
「禺氏の玉」と呼ばれ 中国では珍重された
これが和田玉 禺氏は月氏の事
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ホータンは
中国外で絹が生産された初めての場所
壁画には
ホータン王に嫁いで来た中国の王女が
髪の中にカイコの卵を隠していたと記され
1世紀頃の出来事と見られる
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★ヤクート人
主に北東アジアに居住する
テュルク系民族に属し サハ人と自称
ロシア連邦サハ共和国の主要構成民族の1つ
モンゴロイド
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ヤクートはもともと
オリホン島およびバイカル湖一帯から
レナ川中流域 アルダン川 ビリュイ川流域
にかけての地域に居住
ツングース系のエヴェンやエヴェンキなどの
他の北方系少数民族と混交し
その後現在の地に移住したと考えられる
ウラル系民族に多い
Y染色体ハプログループNを88%の高頻度で持つ
ウラル語族を使用する民族
(サモエード人など)であったが
ある時点で
テュルク系言語に言語交換を起こした
と考えられる
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★ドラヴィダ人
南インド四州を中心に居住
インダス文明はドラヴィダ人によるもの?
インダス文明の言語が
ドラヴィダ語に最も近かった事はほぼ確実
インダス文明では
早い時期に農耕・牧畜を始めていた
と考えられているが
アーリア人の移動が始まった後は
一部は南下し 一部は同化していった
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サンスクリット文学が入る前から存在した
独自のサンガム文学・タミル文学を保持
ムルガン神信仰
(後にスカンダや韋駄天に発展)
タミル人は ドラヴィダ人の代表?
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★スカンダ (ムルガン)
軍神インドラに替わって
新たな神軍の最高指揮官となる
仏教:韋駄天(鳩摩羅天)
スヴァーハーが
6人の聖仙の妻に化けて
アグニとの計6回の性交によって
アシュベータ山の 黄金の穴から
スカンダを誕生させる企みは成功した
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・六面十二臂 理由
6人兄弟だったが
パールヴァティーが
(↑シヴァ派のヒンドゥー教に 吸収され
父・シヴァ
母・パールヴァティー に成った)
彼等をあまりに かわいく感じて
強く抱きしめた為
彼等は頭と腕の数はそのままに
体が合体して一つになった
ダマムー
「ええ…」
王道遊飛
「え?」 ΣΣ
(Wikipedia)
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