宇宙旅ベルギャ 第111話 『』
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★三峯神社
お炊き上げ 狼
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★お供え
禁葷食を求められる神饌がある一方
賀茂別雷神社ではニンニクが奉げられ
獣肉を奉げる例
銀鏡神社「オニエ」
その年に狩猟された猪の頭部を奉納する
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・災害
自然が飢えて
生贄を求め猛威を振るっている として
大規模な災害が起こる前に
適当な人身御供を捧げる事で
災害の発生防止を祈願
・代用品
人の首(切り落とされた頭)
に見立てて作られた饅頭
埴輪・兵馬俑
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卑彌呼以死大作冢徑百餘歩徇葬者奴婢百餘人
卑弥呼 100余人の奴婢が殉葬された
人身御供と隻眼の関係
凡(すべ)ての水界と空中界と
まだ人類の勢力範囲に成っていない
陸界の一部分とは 神の領分である
人類社會(会)の發(発)展は
この神の領分の縮小壓(圧)迫
領分の縮小圧迫は神に対する侵害
この侵害に對(対)して
神は相當(当)の防禦(禦=御)手段を
取ることもあれば
相當(当)の犠牲を人類から得て
満足することもある
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生贄獲得のための花戦争
アステカは
このような儀式を毎月おこなったために
生産力が慢性的に低下し
社会が弱体化・衰退したとも
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★団子
神饌の1つでもある 粢 (しとぎ)
原始の形のコメの食法↑
を丸くしたものが原型とされる
唐菓子の歓喜団(または団喜)とは
遣唐使が持ち帰ったとする
インド料理(モーダカ)由来の菓子で
名前は 歓喜天に供えることに因む
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関西では一串に5個の団子を刺して
販売される団子が多く見られるが
これは下賀茂神社に
団子で人形を模す礼法があり
5個の団子で頭部と四肢を表したことが
発端とされている
醤油だんごは
焼いて醤油味を付けた団子の事
神社や神棚への供物・神饌に由来
人間の五体を表す
ブリュエア
「エニグマーマは
卵じゃ無くて餅?」 ΣΣ
サビュアス
「サ達の 成分
餅 全て?」
「ズウィの卵?」
ニャンデス ★
「猫星で 獣の頭が
遺跡にあったって 表現では?」 ケモ豹(黒)
合羽井テル
「北の方(大陸)に バラしてから
元の形に戻す お供えがありましたね…?」
トリだし…
蒼月マナブ
「沙門や キノコも出て来るのか?」
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★歓喜天
もともとは
ヴィグネーシュヴァラ(障害の主)
という名前の通り
障害を司る神であったが
やがて障害を除いて財福をもたらす神
として広く信仰され
蘿蔔根(大根)を持つ 毘那夜迦天と
モーダカ(歓喜団)を手にする猪頭の女天
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★餅
日本語の「モチ」は
平安時代中期に成立した『和名類聚抄』に
「毛知比(もちい)」とあり
時代が下って江戸時代の『本朝食鑑』には
「餅 毛知(もち)と訓む
昔は毛知比と訓んだ」とあり
ユウディアス
「餅に毛が…
それがしの尻尾に似ている?」
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古墳時代後半(6世紀頃)の土器の状況から
この頃に蒸し器の製作が
社会的に普及した?
蒸す調理による食品の種類が増し
米を蒸す事も多くなり
特に餅を作る事も多くなったと考えている
・地域差
西日本では 蒸す調理より煮炊き中心で
蒸す食物(餅も含む)は
ハレの時に用いられた
東日本の方が
蒸す調理用土器が普及していた?
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餅つきの様子を表す擬音は
「ペッタン」や「ペッタンコ」
よく くっつく
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★神霊
・尊(みこと)
日本神話にある人格神
(人と同じ姿かたちと人と同じ心を持つ神)
・霊(チ)
霊魂の基本となる言葉
血や乳(チ)に通ずる
・魂(タマシヒ)
強い付着性・遊離性を持つマナ
新たな御霊(ミタマ)最近死んだ者の魂
・霊(ヒ)
全ての活力の元 優れて威力のあるもの
中国で 生命の原動力が
雨に求められたのに対し
(なので雨の字がつく)
日本では太陽光から来ると考えられたので
日と同じ ヒと呼ばれる
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★古代日本の 精霊観念
古代日本では
自然物には生物も無生物も
精霊(spirit) が宿っていると信じ
それを「チ」と呼んで 名称の語尾につけた
古事記や風土記などの 古代文献には
葉の精 「ハツチ(葉槌)」
木の精 「ククノチ(久久能智)」
水の精 「ミツチ(水虬)」
火の精 「カグツチ(軻遇突智)」
潮の精 「シオツチ(塩椎)」などと呼
また 自然界の力の発現は
その精霊の働きと信じ
雷 「イカツヂ」
蛇 「オロチ」などと呼
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こうした精霊の働きは
人工物や人間の操作にも及び
刀の力 「タチ」
手の力 「テナツチ(手那豆智)」
足の力 「アシナツチ(足那豆智)」
幸福をもたらす力 「サチ(狭知)」
人間の生命や力の源が
血液の「血」にあると信じられた所に
「チ」が起源しているとも言われている
土(ツチ) 道(ミチ) 父(チチ)
も同じ考えが 表現されたもの と見る事ができる
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また神話や古代氏族
とりわけ国津神系の氏族の祖先には
「チ」を名称の
語尾につけているものが見出される
「オオナムチ(意富阿那母知)」
「オオヒルメムチ(大日孁貴)」
氏族
物部氏 「ウマシマチ(宇摩志麻治)」
小椋氏 「トヨハチ(止与波知)」
神名や人名の語尾
(正確には「〜神」「〜命』の前の語)に
「チ」がつく名前は
最も古い名前のタイプで
草木が喋ると信じられていた
自然主義的観念の時代を
反映しているものと考えられ
(Wikipedia)
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