「生まれた理由、役割」みたいなものを
使命とか、天命とかよぶけれど
きのうお初に聞いてとっても深く考えさせられたのが
「地命」ということば(概念)。
自分なりの解釈がまざるので正しくなければどなたかご指摘いただけるとありがたいですが
↓
使命や天命は、個人として与えられた役割。
地命は
日本人として生を受けた意味。その役割を果たすために与えられたいのち。
あらめてここを考えることって今までほとんどなかったけど
さいきんあちこちでいろんな人が発信して伝えてくれている
「日本人としての資質を思い出すことの大切さ」に重ねて考えてみると
私たちひとりひとりがそれぞれに自分ごととして
この「地命」に真剣に向き合わなければ間に合わないギリギリのところにいるように思えてくる。
サイタもなんとなくさ、お尻を叩かれてるかのような感覚とともに
昨年末あたりからある一定時期の記憶がものすごいいきおいで蘇ってきてて
とくに
以前ニュージーランドに滞在していた約2年間の記憶にふしぎな共通点があるきがしている。
あのときはきにも止めなかったけど
日本にいるときよりも「日本のこと(時代を遡っての)」にまつわる出来事や場面に出くわす機会たくさんあって
今になり大事なメッセージがたくさん詰まってたのかもっておもうんだ。
たとえば
*ホームステイ先のお母さんの実家にみんなで片付けの手伝いに行った時
床下から10円札が出てきて、「日本人として家族に感謝して、これはあなたが持っていて」と渡されたこと。
*パールハーバーの公開や、映画祭で日本の作品が上映されたりして、「日本人としての考え」をきかれる機会が多かったこと。
*滞在中に「ラストサムライ」の撮影があって、日本人のエキストラ募集が現地でされサイタのフラットメイトも採用されたこと。
*日本で知り合ったカナダ出身の英会話教室の先生と旅先のバックバッカーで偶然同じ部屋になったこと。
*たまたま知り合ったとか、仲良くなるひとが日本びいきで、サイタよりも日本のことに詳しい人たちが多かったこと。
(当時日本人として日本の良さを見出せずにいた自分にはずかしくなるくらい)
*面白いめぐりあわせで偶然の一致が重なってお寿司屋さんでお仕事させてもらえたこと。
*ドライブ帰り道の断崖絶壁じゃり道での転覆じこ。そして奇跡的に全員無事で助かった状況を話したとき「日本人として生かされた」と言われたこと。
あのときは意味を全く意識していなかったけど
「日本人はすごい」という言葉を聞く場面が多かったことを思い返しふと思う。
先人たちから受け継いだ日本人としての「すごさ」にきづいてないのは
当の私たちだけなのかも。
あちこちでいわれるようにたしかに
今年から来年にかけては日本でも世界でもいろんなことが起きてくるとおもう。
自分の中にある常識が覆されるくらいに大きなことにも出逢うと思う。
不安をあおることにつなげたくはないんだ。
ただ、
今とこの先に待ち受けるものに人知では想定できないことが仮にもあるとして
それでも
私たちひとりひとりが「日本人としての役割=地命」としっかり向き合い見つめ直しながらどっしり地に足つけて「今」を生き、進むことで
大難は小難に、そこから無難にさえもからなず変えていけるはずだから。
どんなときにも光と希望を見出して
愛と調和に満ちた世界をつくっていけるはずだから。
サイタも今日からまた
「日本人のすごさ」ってなんなのかにあらためてしっかり向き合ってみようと思います。
空を見上げる時間も持てるとね
きょうもきのうより。
今がさっきより。
ほっとするひととき積み重なることで
みんなとみんなの大切なひとの周りからも
「大丈夫」のたねがどこまでもとんでいきますように。