以前から面識のあるプロノバの岡島さんから献本を
頂きました。
- 抜擢される人の人脈力 早回しで成長する人のセオリー/岡島悦子
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
本を頂いてさすがだなぁーって思うのは、きちんと
手書きのメッセージカードが入っていて、いろいろと
書いてあったこと。
そういう細やかな気遣いは岡島さんならでは。
さて内容はというと
「なぜあの人にだけ、チャンスが回って来るのか?
なぜあの人だけ、他の人より早く成長できるのか?
そう思ったことがある方は、是非一度、本書を手にとってみてください。
早回しで成長を遂げ、若くして大きな成果を上げる方々に共通する
「水面下での取り組み」について解明し、それを誰もが再現可能な
プロセスとしてご紹介するのが本書です。」
とあるように単に人脈構築のためのHowto本ではなく
岡島さんのリアルな経験に基づいた、自分の能力開発を行い、
活躍する機会を増やすための啓蒙書って感じ。
そして人脈を構築していくためのステップとして
STEP1 「自分にタグをつける」
STEP2 「コンテンツを作る」
STEP3 「仲間を広げる」
STEP4 「自分情報を流通させる」
STEP5 「チャンスを積極的に取りに行く」
という5つのステップに分けて解説していますが
すごくハラオチ。
というのも僕自身、コンサルを退職してベンチャーに転職し、
そこから次のステップを考えはじめたときに、知らず
知らずのうちに上記のようなステップを経ていたから。
僕の場合は、数学者の秋山仁先生の本を読んだときに
「とにかく誰も知らない分野で第一人者になるのが重要」と
いうことが書かれた本を読んで、1998年当時、まだ
まだ海のものとも山のものとも知れないXMLについて
日本の第一人者になろうとしたのがこの世界に入る
きっかけでした。
とは言っても僕の場合、XMLという技術についての
専門家になろうとしたのではなく、XMLを使ってどういう
ビジネスが生まれるのか、というビジネスよりの専門家に
なろうと思い、ひたすらアメリカの文献を読み漁り、
XMLをどうやってビジネスの中に用いて事業を創って
いけるのか、なんてことを必死に調べていました。
次に情報が溜まってきたのでこれを発信していこうと
まぐまぐを使ってXMLについてのメルマガの発行を
行いました。
まさに、STEP1のタグ付けです。
そうこうするうちにメルマガの執筆内容に行き詰ってきたので
他にも寄稿してくれる方を探すうちにいろいろな方と知り合う
機会が増えてきました。
そこで次にこのXMLに興味のある人たちを集めて
任意の団体を作り、勉強会を開催し更にネットワークを
広げていきました。
2と3は順序が逆になったけれど、これがSTEP3。
そしてちょうどその頃小渕首相時代の第3次補正予算で
つくられた助成金に「XMLを使った求人情報の
検索エンジン」を応募してそのままネットビジネスの
世界に入ったわけです。
これがSTEP2のコンテンツ作りにあたるのかな。
結果としてこのプロジェクト自体はうまくいかなかったけれど
それでも第一歩をこれによって踏み出し、小さな実績を
作ることによって、その後起業のなかでSTEP4、5と
自分のキャリアを重ねて今の自分がいるんだと思います。
ただこの「人脈」という言葉は僕はあんまり好きじゃない。
というのも、「人脈」さえあればなんとかなると思う人が
世の中には多いから。
ときどき起業家志望の人に、「起業のためには人脈が
必要だと思うんですがどうしたらいいんですか?」なんて
聞かれることもあるけれど、そういう人には人脈は
目的じゃなくて、結果だよというようにしています。
この本のなかにも人脈作りのためには、まず自分自身の
能力を上げて実績をつくること(コンテンツづくり)が必要だと
ありますが、ほんとそのとおりだと思う。
そこをすっ飛ばして、人脈を作ろうとしてもそれは本末転倒
しているし、そういう自分の実力と見合っていない人とどれだけ
知り合っても、それは使える人脈にはならない。
単なる名刺交換に終わるだけ。
もちろん見識を広げる意味でのそういう名刺交換もたまには
いいけれど、でも重要なのは自分の力をちゃんとつけて
実績で自分を売り込めるだめの自分にすること。
この本を通じてそういう人が少しでも増えるのを期待しています。
■今日の名言
『繰り返しになりますが、最も評価されるコンテンツとは、
多くの場合、「あの人はコミットして頑張っている」という姿勢なのです。
チャンスの女神の前髪をつかむためにも、いま目の前にある仕事に
「がんばる」ことは重要なのです。』
(抜擢される人の人脈力 早回しで成長する人のセオリー/岡島悦子
)