警報級の大雨 長野県南部と西側
乗鞍上高地地域「土砂災害警戒情報｣
上高地地区に「避難指示｣
NBS長野放送 2024年7月1日(月)
12時09分 配信
長野県木曽町 (7月1日午前9時頃)
長野県内は南部と西側の地域で警報級の大雨となっています。乗鞍上高地地域(長野県)には「土砂災害警戒情報」も出され、上高地(長野県松本市)に避難所が開設されています。
長野県内は南部と西側の地域で大雨となりました。上伊那地域(長野県)に「大雨警報」木曽地域(長野県)に「大雨・洪水警報」が出ています。土砂災害や河川の増水、氾濫に警戒してください。
7月1日 午前10時すぎまでの24時間降水量は、御嶽山 239ミリ、宮田村 155ミリ上高地 151ミリなどとなっています。
北部と中部は雨がやみ始めていますが、南部では夕方まで激しい雨の降る所がありそうです。
また、気象台は、乗鞍上高地地域 (長野県) に「土砂災害警戒情報」を出し土砂災害に厳重な警戒を呼びかけています。
長野県松本市は7月1日朝、上高地地区に「避難指示」を出し、観光センターなど2ヵ所に避難所を開設しました。
交通にも影響が出ています。JR中央西線は、雨量規制により、南木曽～塩尻間で運転を見合わせています。
このため、｢特急しなの」は7月1日午前中の上下12本が運休または部分運休しました。
JR飯田線も、雨量規制のため駒ケ根～辰野間で運転を見合わせていて、列車に遅れが生じています。
【大雨情報】松本市上高地に避難指示 ･･･
観光客50人が一時避難、
乗鞍上高地の土砂災害警戒情報継続、
河童橋周辺の増水にも注意呼びかけ、
特急しなのは18本が運休または部分運休
SBC信越放送 2024年7月1日(月)
15時08分 配信
信越放送
長野県内は南部や西側の地域を中心に、2日まで大雨となるところがある見込みで、乗鞍上高地地域には土砂災害警戒情報が出されています。
県内は南下する前線の影響で雨や曇りとなっていて、木曽町福島では1日の午前9時22分までの1時間に31ミリの激しい雨が降りました。
雨の影響でJR中央西線の特急しなのは、午後3時の時点で上下合わせて18本が運休、または部分運休し、中央西線の普通列車や飯田線にも影響が出ています。
松本駅の女性:
｢木曽福島に泊まる予定だがどうしようか思案中」
乗鞍上高地地域には午前7時50分に土砂災害警戒情報が、また松本市上高地地区には午前8時40分に避難指示が出され、避難所の上高地観光センターには観光客およそ50人が一時、避難しました。
市は、河童橋周辺でも梓川が増水しているとして、注意を呼びかけています。
県内は2日にかけても県の南部と西側を中心に大雨となるところがある見込みで、気象台が注意を呼びかけています。
北アルプス横尾谷で6人が遭難
降雨により登山道が浸水し行動不能に
宮城県の70代男性4人と
中国籍の50代男女2人を救助
NBS長野放送 2024年7月1日(月)
17時40分 配信
松本警察署
7月1日正午過ぎ、北アルプス横尾谷（標高1700メートル付近）で4人パーティーと2人パーティーの計6人が遭難し、救助されました。全員けがはないということです。
遭難したのは宮城県の70代男性の4人と中国籍の50代男女の2人です。
警察によりますと、1日、4人パーティーと2人パーティーは涸沢から横尾へ向けて下山中、降雨により登山道が浸水していたため、行動不能になりました。
宮城県の男性らからの救助要請を受け、地元の山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動し、午後2時半頃、近くの山小屋まで救助しました。
全員けがはないということです。
北アルプス涸沢から下山中の6人、
登山道浸水で一時行動不能に
信濃毎日新聞デジタル 2024年7月1日(月)
17時44分 配信
長野県警松本署によると1日 午後0時37分、北アルプスの涸沢から横尾谷（標高1700メートル付近）を下山中だった宮城県の男性4人と中国国籍の男女2人の計6人が、雨で登山道が浸水しているため動けなくなったと救助要請があった。
北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動し、午後2時30分に近くの山小屋まで救助した。6人にけがはないという。
長野地方気象台によると、上高地では6月30日午前4時の降り始めから7月1日午後4時までの降水量が165ミリに達していた。
「雨で動けなくなった ･･･ 」
中国籍の50代男女と宮城の70代男性4人救助･･･
北アルプス横尾谷、
別々に涸沢に入山し下山中に行動不能に、
全員けがなし
SBC信越放送 2024年7月1日(月)
19時02分 配信
信越放送
北アルプスの横尾谷（よこおだに）で1日、下山中の男女6人が雨で行動不能となり、救助されました。
「雨で動けなくなった…」中国籍の50代男女と宮城の70代男性4人救助 ･･･ 北アルプス横尾谷別々に涸沢に入山し下山中に行動不能に、全員けがなし
全員けがはないということです。
1日午後0時半ごろ、北アルプス横尾谷の標高1700メートル付近で、「雨で動けなくなった」と下山中の70代の男性から、近くの山荘に連絡がありました。
山荘から通報を受けた警察によりますと、行動不能になったのは、宮城県の70代の男性4人のパーティーと、中国籍の50代の男女の合わせて6人です。
6人は、午後2時半過ぎに山岳遭難防止対策協会の隊員によって近くの山小屋に救助され、全員けがはないということです。
2つのパーティは、6月29日、別々に上高地から涸沢に入り、1日朝、涸沢から横尾へ向けて下山していたところ、雨で登山道が浸水して動けなくなったということです。
梅雨本番
上高地は大雨で夏山シーズン幕開け
一時、土砂災害警戒情報と避難指示も
列車にも終日影響
テレビ信州 2024年7月1日(月)
19時31分 配信
テレビ信州
大雨で夏山シーズンの幕を開けた松本市の上高地。梓川の濁流が河童橋のたもとまで押し寄せます。
好天に恵まれれば、北アルプスと河童橋が織り成す絶景。そして、ヒンヤリとした川遊びも楽しめます。
夏の名所が一転、１日は梅雨本番。30日 午前4時の降り始めから1日午後4時までの総雨量は、165ミリとなり、一時、土砂災害警戒情報と避難指示が出されました。
一方、県内で最も多い、273ミリの雨が降った御嶽山。
麓の木曽郡木曽町では ･･･ 。
水は、滝のように県道に流れ出ていました。県の南部と西側の地域を中心に大雨となった１日。
この影響で、JR中央西線の長野と名古屋を結ぶ、特急しなのは動かず、松本駅では、利用者が足止めされていました。
名古屋まで
｢時間が何時になるか分からなかったので、これから切符を買います｣
木曽福島まで
｢木曽福島には昼からいければいいなと思っていて再開されればいい
なと思います」
結局、始発から午後7時40分発の最終列車までの26本全てで運休、または区間運休となりました。
長野地方気象台は、これまでの大雨によって地盤の緩んでいるところがあり、引き続き、土砂災害への注意・警戒を呼び掛けています。