やっぱ ・・・
新型コロナ禍と荒天が影響してるんやろねぇ。
山岳遭難68件 外出自粛で前年比減
岐阜新聞Web 2021年1月19日(火)
8時50分配信
岐阜県警地域部は、2020年の県内の山岳遭難発生状況を発表した。発生件数は68件 ( 前年比16件減 ) 、遭難者数は73人 ( 18人減 ) と、いずれも減少した。
遭難者のうち死者は7人 ( 同 6人減 ) 、負傷者は29人 ( 14人減 ) 。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い外出自粛といった行動制限が求められ、登山者全体の数が減った影響とみている。
北アルプスでの発生件数25件 ( 22件減 ) と遭難者数25人 ( 25人減 ) が全体の数も押し下げた。一方で、それ以外の山での発生件数が43件 ( 6件増 ) 、遭難者数48人 ( 7人増 ) と増加。
同部地域課は 「 県域をまたいだ移動の自粛を呼び掛けられた中で身近な山に登る人が増加した。低山登山は手軽さがあるため装備も含め油断しやすく、注意を呼び掛けていく 」 としている。
また、同部は昨年12月28日から1月12日まで16日間実施した北アルプス冬山警備の結果も発表。山岳警備隊員延べ31人が山岳パトロールなどに当たり、遭難事故は2シーズンぶりに0件だった。昨シーズンは1件。新型コロナ関連の行動自粛の要請に加えて年末に寒波が襲ったこともあり、登山者は昨年の3分の1ほどだった。
年末年始の山岳遭難23件
過去5年で最少、外出減り
共同通信 2021年1月21日(木)
17時07分配信
警察庁は21日、年末年始 ( 昨年12月29日~今年1月3日 ) に全国で発生した山岳遭難は前年同期比14件減の23件、遭難者数は14人減の38人で、いずれも過去5年で最少だったと発表した。うち死者が1人、行方不明者が1人、負傷者が9人。27人は無事救出された。
同庁は 「 新型コロナや記録的な大雪で、外出を控えた人が多かったのではないか 」 と分析している。
都道府県別の遭難件数は、最多が北海道の3件で、群馬、神奈川、山梨、静岡、三重、兵庫の2件が続いた。埼玉では、両神山 ( 1723m ) の山頂付近で2日、40代の女性が死亡しているのが見つかった。滑落したとみられる。
年末年始の山岳遭難が大幅減
大雪やコロナ自粛の影響か
朝日新聞デジタル 2021年1月22日(金)
15時00分配信
山岳救助をする長野県警 = 2019年、穂高連峰、警察庁提供
昨年12月29日から今年1月3日の間に起きた山岳遭難は23件で、前年同期より14件減り、過去10年で2番目に少なかった。死者・行方不明者は2人減の2人だった。警察庁が21日発表した。
同庁は、年末年始に広い範囲での大雪が予想され、人出が減少したことが影響したとみている。また、コロナ禍で多くの人が外出を控えたことも影響したとみられる。
同庁によると、遭難者は前年同期より14人減って38人。うち9人が負傷し、27人が無事に救出された。埼玉県で1人が死亡し、静岡県で1人が行方不明になった。
( 田内康介 )
山岳遭難ほぼ半減
2020年県警まとめ コロナで登山控え
北日本新聞 2021年1月27日(水)
0時02分配信
富山県警は26日、2020年に県内で起きた山岳遭難事故の発生状況を発表し、発生件数は74件、遭難者数は78人で、いずれも前年比でほぼ半減した。死者数は8人で前年比12人減となった。同日の定例会見で島田久幸地域部長が報告した。
19年の発生件数は147件で、1965年の統計開始以降で最多だった。一方、2020年の発生件数と遭難者数は過去10年で最も少なかったという。島田部長は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出控えで登山者数が減ったことが要因とみられると説明した。
黒部峡谷 下ノ廊下
黒部峡谷 下ノ廊下 ( 産経ニュース )
県警によると、20年に遭難した人のうち県外からの登山者は7割以上を占めた。年代別では50代が最も多く、65歳以上の高齢者は3割だった。19年に5人が亡くなった黒部峡谷・下ノ廊下では20年も死亡事故が1件あった。