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まぁ 買う国があるから、獲る国が ・・・
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資源管理の優等生ノルウェーサバに待った
“ 獲りすぎ ” で国際認証停止に
 
みなと新聞 2019年2月4日(月)
11時11分配信

 
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                                             日本でなじみが深いノルウェー産サバ
 
 
資源管理の優等生とされてきたノルウェーサバに待ったの声がかかった。持続的に利用されている水産資源を評価する海洋管理協議会 ( MSC ) は1月31日付で、ノルウェーを含む北東大西洋8カ国にまたがる4つのサバ漁業に対し、認証を一時停止すると発表した。資源量に対し、漁獲量が過剰で “ 獲りすぎ ” と判断したため。

日本のスーパーが扱うサバのうち7割がノルウェー産との調査結果もあり、影響が懸念されている。
 
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MSCのロゴマーク


MSC認証が停止されるのは、アイスランド持続可能性協議会、持続可能な北アイルランド遠洋漁業グループなどの4漁業で、3月2日以降に漁獲されたものが対象。4漁業はアイスランド、北アイルランド、デンマーク、アイルランド、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、スコットランドにまたがる。

MSCラベルを付けるなど、認証品として販売することができなくなる。

国際海洋開発理事会 ( ICES ) によると、2011年に479万トンあった北西大西洋のサバの資源量は、その後の若齢魚の発生不足や過剰漁獲が重なり激減。18年以降、資源の安定利用に必要とみられる275万トン水準を下回っている。早期の回復に向け、漁獲を現状より68%少ない32万トンまで削る必要がある。

資源の悪化を受け昨年11月に開かれた緊急の第三者委員会でも、同資源は基準レベルに達していないと結論。結論は今年1月31日に発表され、同日、MSCも 「 漁獲が科学者の助言よりはるかに高い 」 などとして、認証停止を発表した。

MSCは 「 ICESは現在サバ資源の評価基準を検討中。 今春にも資源状態の見方が改まり、資源が基準値を上回るとされる可能性がある。これが認証復活の礎となるかもしれない。ただ、科学的な助言を超え漁獲しては、問題を解決することはできない。 沿岸国の科学的な資源管理・漁獲枠設定は引き続き必要だ 」 との姿勢を示している。

MSCは海のエコラベルとも呼ばれ、天然水産物の持続利用を証明する主要な認証。MSCによると、世界におけるMSC認証水産物の市場規模は16年度で56億米ドル。 総漁獲重量は950万トンに達するとしており、全世界の漁獲量の12%を占める。 日本では、イオンや日本生活協同組合連合会 ( 日生協 ) などが積極的に扱っている。

ノルウェー産サバは、安定した漁獲量や脂のりが良い点などが評価され、国内市場を獲得。 小売大手のイオンリテールはノルウェーサバをプライベ
ートブランド製品に採用し、17年度に500万パックを販売した。

[ みなと新聞 2019年2月4日付の記事を再構成 ]
 

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近年、ブランド鯖の出現で、高級魚の仲間入りをした
ものも有りましたが ・・・

まだまだ 庶民の味でしたなぁ。


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それが ・・・

もしかすると、途轍もない高級魚になるかも!?

まぁ 輸入にばっかし頼って、
資源管理がどうなっているのか考えることも無く、
売れよ、稼げよ!と
金に目が眩んだ企業 ・・・

そして、その企業の手先、足先になっている
水産業者に漁師たち ・・・


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まぁ 考えてみれば ・・・

年がら年中、最高に旨い鯖が食べられるっちゅうのんも可笑しな話で、
魚や野菜には、やっぱり旬というモンがあって

いつでも、どこでも、気軽に食べられるっちゅうのは ・・・

やっぱ、どこか 自然の摂理、
季節の循環に反しているんでしょうなぁ。

経済発展 なんていう綺麗ごとの裏側で、
自然 ( 地球 ) に大きな負荷を掛けている現代社会 ・・・

ここいらで
考えを改めて、方向転換せんと
えらい目に遭いそうでっせ ・・・