まぁ 買う国があるから、獲る国が ・・・
資源管理の優等生ノルウェーサバに待った
“ 獲りすぎ ” で国際認証停止に
みなと新聞 2019年2月4日(月)
11時11分配信
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/usagi3190/86/0d/p/o0533047514516605232.png?caw=800)
日本でなじみが深いノルウェー産サバ
資源管理の優等生とされてきたノルウェーサバに待ったの声がかかった。持続的に利用されている水産資源を評価する海洋管理協議会 ( MSC ) は1月31日付で、ノルウェーを含む北東大西洋8カ国にまたがる4つのサバ漁業に対し、認証を一時停止すると発表した。資源量に対し、漁獲量が過剰で “ 獲りすぎ ” と判断したため。
日本のスーパーが扱うサバのうち7割がノルウェー産との調査結果もあり、影響が懸念されている。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/usagi3190/06/34/p/o0560021614516605240.png?caw=800)
MSCのロゴマーク
MSC認証が停止されるのは、アイスランド持続可能性協議会、持続可能な北アイルランド遠洋漁業グループなどの4漁業で、3月2日以降に漁獲されたものが対象。4漁業はアイスランド、北アイルランド、デンマーク、アイルランド、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、スコットランドにまたがる。
MSCラベルを付けるなど、認証品として販売することができなくなる。
国際海洋開発理事会 ( ICES ) によると、2011年に479万トンあった北西大西洋のサバの資源量は、その後の若齢魚の発生不足や過剰漁獲が重なり激減。18年以降、資源の安定利用に必要とみられる275万トン水準を下回っている。早期の回復に向け、漁獲を現状より68%少ない32万トンまで削る必要がある。
資源の悪化を受け昨年11月に開かれた緊急の第三者委員会でも、同資源は基準レベルに達していないと結論。結論は今年1月31日に発表され、同日、MSCも 「 漁獲が科学者の助言よりはるかに高い 」 などとして、認証停止を発表した。
MSCは 「 ICESは現在サバ資源の評価基準を検討中。 今春にも資源状態の見方が改まり、資源が基準値を上回るとされる可能性がある。これが認証復活の礎となるかもしれない。ただ、科学的な助言を超え漁獲しては、問題を解決することはできない。 沿岸国の科学的な資源管理・漁獲枠設定は引き続き必要だ 」 との姿勢を示している。
MSCは海のエコラベルとも呼ばれ、天然水産物の持続利用を証明する主要な認証。MSCによると、世界におけるMSC認証水産物の市場規模は16年度で56億米ドル。 総漁獲重量は950万トンに達するとしており、全世界の漁獲量の12%を占める。 日本では、イオンや日本生活協同組合連合会 ( 日生協 ) などが積極的に扱っている。
ノルウェー産サバは、安定した漁獲量や脂のりが良い点などが評価され、国内市場を獲得。 小売大手のイオンリテールはノルウェーサバをプライベ
ートブランド製品に採用し、17年度に500万パックを販売した。
[ みなと新聞 2019年2月4日付の記事を再構成 ]
近年、ブランド鯖の出現で、高級魚の仲間入りをしたものも有りましたが ・・・まだまだ 庶民の味でしたなぁ。
それが ・・・もしかすると、途轍もない高級魚になるかも!?まぁ 輸入にばっかし頼って、資源管理がどうなっているのか考えることも無く、売れよ、稼げよ!と金に目が眩んだ企業 ・・・そして、その企業の手先、足先になっている水産業者に漁師たち ・・・
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/usagi3190/b8/0a/p/o0640048014516605270.png?caw=800)
まぁ 考えてみれば ・・・
年がら年中、最高に旨い鯖が食べられるっちゅうのんも可笑しな話で、
魚や野菜には、やっぱり旬というモンがあって
いつでも、どこでも、気軽に食べられるっちゅうのは ・・・
やっぱ、どこか 自然の摂理、
季節の循環に反しているんでしょうなぁ。
経済発展 なんていう綺麗ごとの裏側で、
自然 ( 地球 ) に大きな負荷を掛けている現代社会 ・・・
ここいらで
考えを改めて、方向転換せんと
えらい目に遭いそうでっせ ・・・