さらに「太田胃散」がさあ、… | ウサギ舎のブログ~バレエピアニストの日々~

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ウサギ舎です。バレエピアニストなんて仕事してます。作曲家です。たまに舞台で踊ってます。ウサギ舎バレエ伴奏ピアノ研究所主宰。まあ、見てやってくんなまし。 

ウサギ舎コンサートでは、毎回パンフレットに演奏者のコメントを載せてます。

今年のあたしのコメントは、やっぱりプレリュードについて書きました。

ある意味、超有名曲だしね。

 

これがその原稿

 

 

 

「この曲には、「太田胃散」の副題がつけられています。

作曲された1893年当時のこと、マヨルカ島で胃病に苦しんでいたショパンが「太田胃散」に助けられたのはあまりに有名なエピソード…

 

嘘ぴょーーーーーーーん♪

 

 

 

太田胃散のCMが始まったのは、1965年だそうです。

それから半世紀以上!この曲が使われ続け、CMとして現代も親しまれ続けてるって凄いと思う。

この選曲をした最初のディレクター偉い。

 

たまに「クラシック曲をCMで使うな!」って人いるよね。変なイメージつくから、とかいう理由らしいけど、あたしは使用大賛成派。いいじゃないですか、それはそれ、これはこれで。

 

 

だって、良いものは絶対残るもん。

原典は原典として残ってくもん。

今日は、原典の素晴らしさに感動しながら弾こうと思います。

 

 

ちなみに太田胃散の創業は明治12(1879)年。あれれっ、プレリュードの作曲に全然間に合ったりして。」

 

 

 

終わり。

 

 

でもさあ

こんだけ書くのにプレリュードの作曲年の1893年はともかく

 

CMが始まったのが1965年だだの、創業が明治12年だの。

太田異にゃんというゆるキャラがいるだの。

そうそう、あのCMコピーの

「ありがとう、いーい薬です」ってさ、薬を飲んだ人の感想だと思うでしょ!

違うんだって。

あれは、創業者の「服用してくれてありがとうございます、いい薬ですので末永く宜しくお願いします」って思いなんだって!

 

 

 

って、こんなに太田胃散について詳しくなってどうする。

ショパン研究しなさいよショパンを(←セルフツッコミね)。

 

これが太田異にゃん。

 

 

ウサギ舎コンサート、5/6(日)15時半

大久保・スタジオ ヴィルトオージにて開演です。