実習とレトルト | ウサギ舎のブログ~バレエピアニストの日々~

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ウサギ舎です。バレエピアニストなんて仕事してます。作曲家です。たまに舞台で踊ってます。ウサギ舎バレエ伴奏ピアノ研究所主宰。まあ、見てやってくんなまし。 

実習でしたよん。

この日の参加者はコンスタントに参加のAと超久しぶり!!のY。



A、安定してきてすごく良くなりました。音が綺麗なのは、ちゃんとクラシックのレッスンにも継続して行ってるからでしょう。やっぱ、磨かないと美しくはならないよね、何でも。

課題は、弾けてる曲と新しい曲の差がありすぎることと、弾けるまでに時間がかかりすぎること。
臨機応変にテンポを変えられないこと。
「あたしももうちょっと早い方がいいと弾きながら思いました、でもテンポを変えませんでした」は、それは現場では「意地悪」というのだ(笑)。思ったらやって下さい。「やれない」「できない」「あああーっと思ってるうちに終わっちゃった」は、ないからね~。



おひさしぶりY。復帰おめでとう!
結局殆どを弾きましたよね、お疲れさま。
あたしの曲を弾いてくれたのも、すっっごい嬉しかったです。

課題は2つ。
表現の幅をひろげましょう!譜読みの段階から「どんな音」「どんな呼吸」稽古してください。「譜読み出来てから」「止まらず弾けるようになってから」では遅いです。
現場で対応すればいい、などと横着しないで下さい。「準備」してるからこそ、現場で咄嗟にそれが出来るわけだから。
あとね、ちょっと細っかいようだけど、稽古場での所作について。
ピアノの側で、楽譜の束をがたがた、わさわさ、ばたばた。
アンシェヌマンにたいしていちいち表情や動作で反応してしまう。
慣れない、とか緊張、とかあるし気持ちはほんっっっっっとにわかるけど、稽古場ではちょっと邪魔です。できれば、気配も消して欲しい(笑)。ダンサーの気が散っちゃうし、先生にも気を使わせちゃいますよね。
緊張は、自分の都合。
ホントに、これも慣れなので、回数重ねていきましょ。



というわけで、
毎回、実習はホントに良い経験させていただいてます。
バレエの先生にお伺いしたところ、普段はCDでのレッスンのせいか、適度な緊張感がダンサーにとっても刺激になって良いとか(ホントかな~・笑)


興味ある方、お久しぶりな方、経験積みたい方、思い出を作りたい方。
ご参加くださいましねーーーー。


画像は
「レパートリーは色々あった方がいいのよ」ってことで
ウチのキッチンの戸棚よりレトルトのストック。
バラエティ豊かだと、楽しいべ。
皆様、レトルトのレパートリーに負けないように。

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