どうも〜、酢への信頼度半端ないURYUです。

※何かと食べ物に酢をかける人いますよね!アレです。



前回は初オーストラリアまでのトラブルを話しました。

※時系列的に今回も少し戻ります。大学4年の8月の話です。



 着いた初日に練習参加

あのバタバタがあって乗った飛行機。

フライト時間は9時間。


国際線の飛行機に慣れた今なら9時間は普通だけど、当時はめちゃくちゃキツかった。



ほぼ寝れずにオーストラリア到着。

その日の夜にRochedale Roversの練習参加。



リーグ残り2試合でもう終わり頃だった2015シーズン末。

チームに怪我人も増えていたので、U18、U20とも一緒に練習をした。

その時の写真


真ん中にいる日本人の方は誠司(せいじ)さんといって、名門専修大学からこのクラブに来て2年目の先輩。

そこから2シーズン一緒にプレーさせてもらい、英語や現地のサッカーを知らない僕をだいぶ助けて下さいました。
クラブには正規の試合用ピッチが1面。
トレーニング用ピッチが4面。
アップ用ピッチが1面。

もちろんオーストラリアは全て天然芝という最高のピッチコンディションでした。
日本だと土地もないし天然芝の文化もないからな〜。
全体的なレベルは高くなかった。

個人では湘南ベルマーレ(Jリーグ)、スコットランド1部リーグ、オーストラリア1部リーグなど数選手はキャリアがあったけど、その辺はみんなおじさん達。
彼らは引退前に楽しくやれれば良いや〜感覚。



チームがやってるサッカーはスケールが大きいというか、日本人みたく器用にできないから結果そうなるよねって感じ。

長けてる所は身体能力くらいかな。

ゲームのスピード感、攻守の切り替えは大学サッカーの方が数段上。
IQも技術も日本人の方が上。



 このクラブに決める


指を向けて指示してる人が当時監督だったスコット

彼は現役時代にスコットランドリーグでプレーしており、セルティックの中村俊輔と対戦していたと語っていた。
その試合で得点したことを頻々に自慢してくる男。

こちらはクラブ会長のポール

クラブ会長だが、本職は銀行員。
ユースチームのコーチも務める。(僕もそこのお手伝いをいずれすることに)

本職は〇〇というのは、
基本オーストラリアの2部以下のクラブだと、選手とスタッフはサッカーのみで生計を立ててる人がほとんどいない。

スタッフなんてほとんどがボランティアで、貰えてもお小遣い程度である。
彼らはお金じゃなくて地元クラブを愛してるから働いている。
そういう人達で成り立つのがオーストラリアのサッカー文化。

僕もこのセミプロ時代には、サッカー以外に仕事や学校があり、大変ながらも貴重な経験ができました。
練習参加を終え、「来年はどうするんだ?来るのか?」と監督のスコットに聞かれる。

なんて返事したかは忘れてしまったが、
オーストラリアに興味があるのと、契約できるなら来たいってのは伝えた。
(この時点でほぼこのクラブに決まるんだろうなとは思った)

またそれについては太郎(代理人)に話す。と言われ、帰国することに。


その後10月頃に、
「もし来るなら契約するよ。」と連絡が来て、正式に行くことを決める。

レベルは高くないけど、サッカーの環境があるなら。
海外でサッカーする経験をしてみたい。

という想いでした。



 自分には期待して

オーストラリアに渡航する日が2016年の1月31日と決まる。

就活を終えた大学生、特に部活をバリバリやってた体育会系にとって、部活の引退から新社会人までの間は超バカンス。
みんなで卒業旅行やら好きなことを好きなだけできる最高の期間。


けど、オーストラリアに行くと決めた僕はその期間お金を貯めるのに必死でした。あとは卒論。

費用(渡航費、数カ月の滞在費、代理人とのエージェント費)のために、ほんと色んなバイトをしたな〜。

2016年1月31日、成田からオーストラリアへ


「あいつまだサッカーやるのかよ。」って思った人もいるだろうし、
その当時付き合ってた子にも「周りは就職するんだし、いつかは折り合いつけないとね。」と言われました。
親からも「サッカーはもういいから、英語を身につけてこいよ。」って何度も口酸っぱく言われたな〜。

可哀想なやつです😂
全て無視したけど。(笑)

人生経験の為にしてた就活で、ある企業の最終面接前に断った事は本当に申し訳なかった…。
サッカーしないって嘘ついてたので、めっちゃ謝りました。
渡航前、上武大学で最後の写真



「俺はもっと色んな経験をしたい!」っていう興味心の気持ちと、まだまだサッカーをやりたいんだって公言する情熱はあった。

他人には全く期待されてなかったけど、自分には期待してた。
だからそこは中3の時の自分とは違うのかな。

お金を貯めて行ったとしても、向こうで何を得られるかも分からないし、保証はない。
サッカーだってあの中でやっても上手くならないだろうな…って少し感じてたけど、

行くからには何かを掴む。
ただの旅行では終わらせない。
ってことを誓い、オーストラリアに向かう。


次回へつづく…



今日もありがとうございました。

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