先日母から聞かされた屋根修理詐欺の話には
更なる後日談があったのを今朝聞いた。
証拠となるbefore画像がないので確証できないから
受け付けれもらえるかはわからんが
でも疑わしいところがあるのは確かなので
これまでは口約束をすっぽかされ被害はなかったものの
今回は瓦を壊されるという被害にあったことだし
一応被害届を出してはどうだと進言してみたのだ。
そしたらね父がそれはしないと言ったんだそう。
ほらそれをすると警察が来て検証することになるので
そうすると周囲に詐欺被害にあったことがバレるし
母的にも数十年前自宅に泥棒が入ったとき
検証に来た警察のほうが室内を荒らしたので
嫌な思い出があるからあまり寄せたくないということで。
いやそれ詐欺被害が拡大する典型的な考えでは?
おそらく見栄や世間体を気にして通報しない人を含めると
被害数は公表されてる以上に多いんだろうな。
まぁお金と取られたわけじゃないし
両親が主体の家だから持ち主がそういうならと
次からはまずその場で即断しないことだけは
強く言い置いて出かけようとしたら
『実は・・・』とその後一応修理には来てやってもらったので
料金は支払うのだという。
はぁ~あぁ?ですよ。
しかも来た職人はサンダル履きで修理も明らかに
DYIに近い素人に毛が生えたような施工で
その破損個所だけ修理しただけで終了したのだそう。
見積だか契約書だかにはキャンセル不可と記載されていて
しかし屋根全体を点検修理するとも書かれていたそうで
父は電柱に登ったりする作業をしたことがあるので
その安全性に欠けた格好と破損個所だけの修理に激怒して
注意というかお説教した上で屋根全体を見させたんだそう。
素人に毛が生えたような施工なので
十数年もっても数十年後には劣化してしまう恐れはあるが
ひとまずは両親が生きてるうちだけでも
雨漏りや強風で瓦が飛ぶ被害は防げればいいということで
そんなんでも一応契約通りのことはしたので支払うんだそう。
おそらく値切りはしなかったんだろうな。
お人よし過ぎだと思うぞ。
こういうことはあまり考えたくはないが
両親亡きあと私には維持する財力はないので
姉との相続のこともあるし売却することになるだろうから
まぁ持ち主が納得済みなら私が口を挟む余地はない。
金額のほどは知らんので専門家に依頼した場合と比べ
高いのか安いのかはわからんが
修理には至ったもののおそらく発端の壊した相手に
修理費を支払ったというのが私としてはなんか納得いかず
もや感が残った一件。
とはいえ終わってしまったのでこれにて終幕なのだが
小出しに聞かされてきた私としては一抹の不安が。
・・・・・母よ、ほんとにもうこれ以上続きはないよね?