マダイ釣りで髙丸さんにお世話になりました.加太では何年ぶりかのグループ釣行です.しかもメンバーがいい.行く前から楽しいことが約束された釣りでした.1流し目で真鯛5匹が釣れ,終盤の地ノ島付近で真鯛1匹を追加できました.
釣行日: 2022年12月10日(旧暦11月17日,月齢16.2)
潮汐: 大潮(3日目)
風向: 北(ウワテ)→北東(シモテ) 2~3m/s
釣座: 1流し目: 右前方,2流し目以降: 左前方
船宿: 和歌山市 加太港 髙丸
https://www.takamaru-sip.com/
ロッド: シマノ 20ライトゲーム エクスチューン TYPE73 M200
リール: シマノ 18オシアコンクエストCT 200PG, PE 2号 200m
仕掛け: 自作高仕掛け: 7本針 (ウワテ用),6本針 (シモテ用)
幹糸: DUEL BIGフロロカーボン
針: 船頭針,ダイワ D-MAX グレ SS MULTI 7,8号,ダイワ D-MAX グレ ケイムラピンク MULTI 7号
ハリス: シーガー グランドマックスFX 3号
釣果: 真鯛 6匹(マダイ 4匹,チャリコ 2匹),ハマチ 3匹,イサキ 1匹 ※別途,20サイズのチャリコ 2匹(リリース)
★アングラーの皆さま.安全な釣行をお心掛けください.自宅から船着場まではダイレクトに移動.必要最小限の立ち寄りのみで.皆様のご健康を願っています.★
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加太真鯛釣りで髙丸さんにお世話になりました.グループでの釣行でした.午前5時30分に駐車場待ち合わせで,午前6時に船に向かいます.自分は右前に座らせていただきました.初めての船宿さんです.いったいどうなりますことやら..
午前6時25分に出港しました.朝一はウワテに行くとのことです.船は高速に安定して走り,わずか10分でポイントに到着しました.しかし,魚探を見ながら探る船長.地ノ島ウワテを一廻りしてから6時35分過ぎにようやく流すポイントが定まります.「これは,朝一勝負ということか?・・・」 第1投目です.釣らなくてはという殺気が強くて,5分ほどは反応なしです.というか,前回の10月からは海の様子が変わってしまって,すっかり冬の様相になっているようです.真鯛の食い方も慎重になっています.そこで,竿先に集中して,わずかに重みが乗るのを感じたら,巻きを緩めるかあるいは止め気味にして,本アタリを待ちます.針外れが嫌だったので,止めずに微速でゆっくりと巻いていると,重みを感じてから5mほど巻き上げる間に1匹目のアタリが! グッ,ググッ,ググッ・・・,真鯛の引きです.右後ろの席でもヒットしているようです.サルカンが来て,仕掛けを手繰って針を船べりのマグネットに付けていきます(ちょっと磁力が弱いかも・・).隣りに船長が来てくださって,無事にタモに入りました.「いいサイズ!」と船長.46cmの真鯛が釣れました.一安心です.
直ぐに仕掛けを再投入します.同じように,わずかに重みを感じたら慎重にゆっくりと巻きます.そしてヒット.2匹目はサイズダウンでした.次からは,もう,着底して底を切ったら最初からゆっくり巻きにしました.背中の釣り座にも「今日はゆっくり巻きの日です」と声を掛けます.しばらく微速で巻いているとヒット! タモ入れしてもらったあと,「下にも居る」と船長.40cmちょうどぐらいのサイズのダブルでした.ここまで,流し始めからわずか30分ほどの出来事でした.このあと,しばらくアタリが遠のきます,というか1流しが長~い! そろそろ移動かなと思っていた7時30分頃,ヒットしました.ドラグが鳴って少し糸が出て,大きい予感がします.ドラグが鳴っているときは巻くのを止め,ゆっくり慎重に巻き上げて,船長にタモ入れをしていただきました.1匹目と同じぐらいの47cmでした.「いいサイズ!」「引きも強かったです」 良かった..
そして,北に移動になりました.しかし,ここから厳しくなりました.第2~第4の流しは重みが乗っても掛かりきらず,釣果なしでした.シモテに大移動します.シモテは浅場です.船の走行中で風が強かったので,短い仕掛けに交換せずに,一番上のエダス区間を切って短くしました.
8時45分,シモテに到着.シモテの1流し目はアタリがありませんでしたが,2流し目でハマチラッシュで全員ヒット! 自分はダブルでした.群れが通過したようです.大潮のシモテですので,期待大でしたが,なかなか鯛が釣れません.フォールでハマチが食い付いたりと,青物の活性が高く,かなり厳しかったです.
10時を過ぎましたが,まだ流してくださるようです.地ノ島の近くに移動しました.ここは恐らく初めて来る場所です.船はほぼ前流れでした.しかし,このポイントも厳しかったです.30分近く,静かな時間が続きます.そしてようやく小さいヒットが・・.隣りに来てくださる船長.「これはチャリコです」と自分.上がってきたのは20cmぐらいのチャリコでした.「リリースしますよ」「はい,お願いします」 次は40弱のサイズが釣れてキープ.「久しぶりやね」と船長,「はい」と自分.お気遣い,痛み入ります.その次は鯛かな?と思ったらイサキで,ラストは20サイズのチャリコでリリースでした.地ノ島付近の魚は,着底と同時にガッツリと喰ってきて掛かりました.朝一とは大きく違っていて驚きです.この付近では,まだ,秋の様相が残っているのかもしれません・・.結局,何と,11時40分まで流してくださり,納竿となりました.船長,ありがとうございました.
何となく釣れたイサキ(失礼!)は,捌いてみると脂がノリノリで,家族からは鯛よりも好評でした.貴重な1匹でした.こうなってくると,アジ,サバが釣れなかったことが悔やまれます..また,次回ですね..
★良かったこと:
・真鯛 6匹が釣れました.
★反省点:
・潮の流れる方向を勘違いしていました.要勉強です.
・本文には書きませんでしたが,船中全員真鯛ヒットのときがありましたが,自分のは,針の結び目の180度回転でバレました.毎回チェックしていたのに反転・・結び目の締め込みの甘さが原因だと思います.初歩的なミスでした.船長,申し訳ありません.
写真集
日伸丸や井上丸と同じ港ですが,髙丸は階段を上がった波止の裏側に停泊していました.東側の岸壁です.本当にいい船宿さんでした.
※写真奥の赤い橋は加太大橋です.