タイガーフィッシング奏丸 アカイカ泳がせ&イカメタル (2022/01/29) THEシオDAY | T.Tの釣行記録

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趣味の釣りのブログです.主に船釣りの釣行記録を載せています.

昨夜は,串本冬イカメタルの今シーズン第4回の日でした.シオ(小さいカンパチ)の群れが入っていてアカイカ泳がせは好調でしたが,残念ながらデカカンパチには巡り会えませんでした.シオ 4匹が針掛かりし,3匹を上げられました.
 

釣行日: 2022年1月29日(旧暦11月27日,月齢27.4)
潮汐: 大潮の前の中潮(1日目)
風向: 北西→北 約4m/s

釣座: 左前方

船宿: 和歌山県串本町大島 タイガーフィッシング奏丸
http://tiger.the-maguro.com/
https://www.facebook.com/Tiger-Fishing-%E5%A5%8F%E4%B8%B8-128105454698995/

タックル1 アカイカ泳がせ(アカイカ飲ませ)
ロッド: アリゲーター技研 スタンディング ギル 14-175
リール: シマノ 19ビーストマスター 6000, PE 10号 300m,リーダー: 剛樹 黒潮狩人 究ハリス ナイロン 60号 4~5m PRノット
仕掛け: 自作 サンライン 大物ハリス 20号 120cm,DスイベルSS ローリングスイベル親子 1/0×1,捨て糸: フロロカーボン 7~10号 10cm弱+スナップ付きスイベル 3号前後,オモリ: 100号(予備 80号,120号,150号)
針: インターフック ひらまさ・かんぱち 18号×2個の親子,オーナーばり メジ・カツオ GOLD 14号×2個の親子と15号のシングルフック, 親子の場合は針間隔 17cm

タックル2 イカメタル(メタルリグ)
ロッド: ダイワ 18エメラルダス AGS イカメタル N65ULB IM
リール: シマノ 21フォースマスター200DH, PE 0.8号 200m ※リブレカスタムハンドルでDH化
仕掛け: 自作仕掛け(鉛スッテから100cmにエダス1本,フロロカーボン3号),バレーヒル イカメタルリグ トリプル(幹糸4号,ハリス3号6cm)
鉛スッテ: ダイワ エメラルダス イカメタルスッテ TG SS 20号(75g) 赤白グロー

浮きスッテ/ドロッパー: ダイワ エメラルダス イカメタルドロッパー タイプE 1.8号 夜光ミカン, DUEL EZスリム 80mm BLRB

※ エギとスッテは,一番釣れたものを挙げています.

※ オモリグタックルも持参しましたが,オモリグでは釣れませんでした.メタルリグの日でした.
 

釣果: 60cm未満のカンパチ(シオ) 3匹,サバ 1匹,ケンサキイカ 10匹,スルメイカ 1匹

※ケンサキイカ7匹,スルメイカ1匹をエサとして消費しました.

 

★アングラーの皆さま.安全な釣行をお心掛けください.自宅から船着場まではダイレクトに移動.必要最小限の立ち寄りのみで.皆様のご健康を願っています.★

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アカイカ泳がせ釣りでタイガーフィッシング奏丸にお世話になりました.港に着くと,既に2人が待っておられ,自分のあとに4~5人が来られて,全員で7~8人でした.土曜日でしたので,奥様とお馴染みの愛犬2匹(白:ラブ,黒:ピース)が見送りに来てくださいました.

 

船長によると,最近はアカイカ泳がせは好調.ただし,イカメタルは中層の青物の活性が依然として高く,ベタ底のアカイカ(ケンサキイカ)を掛けても,巻いてくる途中で奪われることが多いとのこと.これは,前回体験しました.青物というよりは,中型のサバなどが大挙して突っつきに来て,せっかくのアカイカがボロボロになったり,外れるという感じでした.今回は,泳がせ釣り用のエサの供給不足とならないよう,死にエサとして,前回囓られたアカイカと,みさき公園の道の駅で売られていた300円分のヒイカを持参しました.いったいどうなりますことやら..

 

17時30分出船,いつものようにくしもと大橋をくぐってポイントに向かいます.右前の二人組のお客さんと話し込んでいると,あっという間に着きました.水深はいつもよりも+10mほど深かったです.恐らく,船長が中層の青物を避けて少し沖側のポイントにしてくださったのでしょう..ありがとうございます!

Photo Data: Nikon D500, AF-S DX Nikkor 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR

 

風は北西,潮は南東方向に流れていているようです.まず,エダス1本(ドロッパー1個)のメタルリグ仕掛けを投入します.底を探っていると,直ぐにヒットしました.船中1匹目をゲットです.初めてかも..ミカン色のエギを抱いていました.

 

泳がせ竿の方は死に餌(ヒイカ)で始めますが,小魚に囓(かじ)られて,すぐに小さくなります.「今日は死に餌はダメか・・・」 イカメタルで2匹を釣ってからそれを活き餌にします.この日のアカイカはやや小ぶりで,エサとしては丁度よい大きさでした.活き餌では反応が良く,底から10mで待っていると,何かがヒットしました.「小さいです」と周りの方々にお伝えしながら上げてみると,中サバでした.まさかのアカイカ泳がせでサバゲット.記念にキープします.

 

ここからはイカの活性が低下..3匹目のアカイカがなかなか釣れません.死に餌で間をつなぎますが,サバなどに突っつかれてエサが小さくなるだけで,針掛かりせず.ようやく3匹目のアカイカが釣れて泳がせのエサにするも,エサはずっと残ったままです.2度ほど上げてみてエサの状態を確認しつつ,首をかしげるばかりです.底から7m前後で放置します.程なくして,背中側の方が泳がせヒット.シオでした.気が付かなかったのですが,自分の竿も曲がっていました.後ろに気を取られている一瞬に掛かったようです.上げてみるとシオでした.ダブルヒット! 18号針に掛かっていました.

 

我慢の釣りは続きます.追い打ちを掛けるように不運も頻発します.例えば,自分の2本の竿同士の仕掛けが絡んで仕掛けを切ったり(14号の小針仕掛けに交換),パンを食べていると風でビニール袋が飛んでそれを慌てて追っかけたときに転びそうになったり,ドタバタでした..気分を変えて,エサのスルメイカを釣ることにします.水深10m,15m,20m・・・と上から順に探っていきます.すると,22mでヒット.狙い通り,スルメイカが釣れました.早速泳がせのエサにしますが,この日はスルメを丸呑みするような大型魚は居ませんでした.船長も魚探に大きい青物の反応は出ていないとのこと..残念..

 

引き続きスルメイカを釣るために,水深20~25mを探っていると,ドン! 解りやすい当たりでした.上げてみると,スルメイカ・・・ではなく,アカイカ(ケンサキイカ)でした! 赤白グローの鉛スッテに掛かっていました.そして,そのあとも22m付近で連続ヒット.周りの方々に棚と鉛スッテの色をお伝えしました.全部で5匹が釣れました.もっと早くに気が付くべきでした..

 

泳がせですが,エサのスルメを回収して,アカイカに変えます(スルメはリリースしました.お疲れ様です).すると,ほどなくしてヒット! シオでした.セルフでタモ入れ.自分で締めます.船尾のクーラーボックスで冷やし込んでいただきました.新しいアカイカを付けて直ぐに再投入.やはり,すぐにヒットしますが,背中の方とお祭りしていると勘違いしてリールを止めてしまい(テンションを緩めてしまい),針外れしました..仕方なし..残念..

 

どうやらこの日は,底から6~8mの層に,カンパチの群れが居るようです.10時20分.とうとう船長から「あと10分です」のアナウンスがありました.最後の賭けに出るというか,最後の挑戦をすることに.一旦仕掛けを回収し,新鮮なアカイカに交換して投入しなおします.底から7m前後で待つこと2~3分.作戦は成功し,針掛かりしました.やはり,今日は「THEシオDAY」のようです.3匹目のシオをセルフでタモ入れし,納竿となりました.このとき,船尾の方とお祭りになってしまいました(胴の方も巻き込んでしまいました).申し訳ありませんでした.

 

日頃の行いが悪く,残念ながら今シーズンはまだ大型魚に出会えていません.青物の活性が低い場合は,死に餌では釣れにくいようです.小魚に突っつかれるだけとならないような方法の検討が必要です(解は無さそうですが..)

 

数えてみると,アカイカ泳がせ釣りは,これが11回目でした.この釣りを始めた当初は,10回以上通えば何かを修得できるのでは?と思っていましたが,全然ダメです..まだまだ勉強は続きます..

 

★良かったこと:

・ シオ3匹の釣果

・ 敢えてスルメイカを狙うことにも意味があることがわかりました

★反省点:

・ 今回は特にそそうは無かったように思います.

 

写真集

 

船中の釣果です.シオ(カンパチ)ばかりでした.THEシオDAY!