谷野丸 関電沖 落とし込み (2021/10/8) シオが2匹釣れました! | T.Tの釣行記録

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カンパチ狙いの落とし込み釣りで,谷野丸さんにお世話になりました.カンパチの若魚(シオ)が2匹釣れました!

 

釣行日: 2021年10月8日(旧暦 9月3日,月齢1.3)
潮汐: 大潮(3日目)
風向: 南東 微風
釣座: 左舷中央(胴)

船宿: 和歌山県 御坊市塩屋 谷野丸
https://minnaga.com/taninomaru/

ロッド: 剛樹 遠征五目竿(2.1m,ライン負荷 3-12号,ウェイト負荷 50-100号) SJLTD210SR
リール: シマノ 20ビーストマスター 1000EJ, PE 4号 300m
 

仕掛け: 船頭仕掛け(フロロ10号,4本針),中古のハヤブサ市販仕掛け(強靱イサキ針10号,4本針,枝15cm,枝間55cm),金具: 船頭仕掛けは片側がチチワなので3号前後のスイベルまたはスナップ付きスイベル (サルカン)が必要です.
クッションゴム: ヤマシタ スーパーソフト 3mm 50cm
撒き餌カゴ: KAIKO 金網アンドン(ステンアンドン) 中目 大(本体の高さ約120mm,上にサルカン,下にスナップ)
シンカー: 50号(前半の撒き餌カゴを使わないとき),70号(後半で撒き餌カゴを使うとき)

釣果: シオ(小さいカンパチ) 2匹,ハマチ 4匹,イサキ 7匹,アジ 沢山(約40匹)


★アングラーの皆さま.安全な釣行のため,移動は自家用車.相乗りをしない.1人 or 家族で移動.自宅から船着場まではダイレクトに移動.必要最小限の立ち寄りのみで.そして,少人数制限の船宿を選んでください.皆様の健康を願っています.★

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5時集合.乗船客数は5名です.2週間前から予約していたので釣り座選択は1番目です.左胴に行きました.これまで座り慣れている安定の釣り座です.拙い分析によれば今日と明日の潮は良いはずです.いったいどうなりますことやら..


5時30分出船.関電沖(御坊沖)に向かいます.今回はシマアジ用の五目竿を持参しました.なかなか機会が合わずにシマアジ釣りにはまだ1回しか行けていません.出番の無かった竿ですが,もったいないので落とし込みで使って見ることにしました.前回(2020年10月),シマノの旧ライトゲーム CI4素材 TYPE 64 Mの約2.2mの白い竿(ミッドゲームやモデラートではないノーマルのライトゲーム竿)で上手に釣っておられた方が居て,「胴調子のライトな柔らかい竿でも大丈夫なんだ・・・」と感心しました.そこで,今回は,フルグラスの五目竿,LT64-180,ライトゲーム CI4+ TYPE 64 M205の3本を持参し,五目竿で開始することにしました.リールはシマノ電動1000番で,初期不良の無償修理を終えてコンディションは良いはずです.

Photo Data: Canon PowerShot G10

5時50分,ポイントに到着.50号のオモリで落とし込み開始です.底までフリーフォールするもベイトが掛からず,10mまで巻き上げて再びフリーフォール.これの繰り返しです.底あるいは稀に中層でアジの群れに遭遇して無事にベイトが掛かります.底から3m巻いて待ちます.まずはハマチでした.「やはり底はハマチか・・」 2週間前の釣行を思い出しました..

ベイトが掛かるも,着底の衝撃?で外れることもありました.着底直前でサミングしてソフトランディングさせても外れることがあって,その対策として,着底させず,ベイトが掛かったら中層で待つようにしました.糸が34m出たところでベイトが掛かり,サミングしてスローブレーキ.すると奪い取るような当たりが..少し耐えてから合わせてみると乗りました.47cmのシオでした.ミヨシの方から「カンパチや!」とお祝いの声をもらいます.底から5mぐらいでした.やはり,カンパチ(シオ)の棚は少し高めのようです..これで,3連続,落とし込み釣行でシオが釣れたことになります.なんだか出来すぎです..

ポイント移動.水深は47mです.同じように中層で無事にアジがヒット.底から5m.1分待って,底から4mとなるように糸を出します.反応なし.「アジが外れたかなぁ」 確認のため竿をゆっくり上下に振ると,アジがブルブルっと動いてまだ針に付いていることがわかります.すると,動いてくれたアジに反応したのか,急に大きな当たりが! 慌てて電動で巻くもドラグが滑ってスプールが空回り.「ガチ締めしているのに・・・」 更に糸が出てカウンター値は49mに.そして船の下側に(右舷側に)糸が入っていきます.「まずい!」 思わずスプールを押さえて糸が出るのを一時的に止めます.少し上がってきました(巻けてきました).「良かった・・・」と気を抜いた瞬間,フッと針外れ..チ~ン..船長の残念なお顔が..仕掛けを回収すると,針が変形していました.「針が伸びている」と船長から一言. ・・・せめて何の魚種かを確認してからバレて欲しかったです..う~ん,モヤモヤ..昨年度に詰めて釣行をして修行をしたつもりが,まだまだのようです..これが,今回の釣行のクライマックスでした..お魚,採れませんでしたが..自分の未熟さを思い知った瞬間でした..

※伸ばされた針先に残った1枚のウロコです.DNA解析すれば魚種が解るのかも..

Photo Data: Nikon D500AI AF MicroNikkor 105mm F2.8D


プチ時合いを過ぎて,当たりが遠のきます.ベイトの掛かりが悪くなったので,オモリ70号に交換して撒き餌カゴを付けます.ベイトのアジは底付近で掛かるので,棚を上げずに,底から3~4mで待ちます.釣れるのはハマチばかり.一方周りはメジロサイズ.何かが違います..そんなとき,左舷で同時ヒット.お祭り解消のあと,船長にタモ入れをしてもらいます.「白い!」 サイズアップのシオでした(52cm).船長が笑顔に.. 1釣行で2匹釣ったのは初めてです.やはり出来すぎです.

再び左舷でミヨシの方と同時ヒット.3匹目?と思いきや,ロッドを竿受けに置いたときの糸のたるみで魚が逃げました.置くタイミングが遅かったようです.やはり,修行が足りない..今日はボロボロです..(涙)

10時を過ぎて最後のポイントに.底で釣れるのは大きな引きのイサキばかり.30cmぐらいの良いサイズです.いま思えば,船長の気配りでイサキポイントだったのかも..しかし,ミヨシの方はメジロ・ハマチをバンバン追加しておられます.う~ん,やはり何かが違いました.. 最後,イサキをバラして(苦笑),11時,納竿となりました.

★良かったこと:
・シオ 2匹の釣果.初めてでした.
・五目竿が合っていることがわかりました(LT64-180とCI4+ TYPE 64 M205の出番はありませんでした).
★反省点:
・針を伸ばして逃げていった魚が何だったのか..まだまだ修行が足りません..
・タモ入れで1匹をバラしました.ケアレスミスです..
・青物のサイズが小さめでした..皆さんとは何かが違いました.

この翌日の谷野丸では70cmカンパチが上がっていました.予想通り,翌日もいい潮だったようです.

写真集

シオのサイズは,52cmと47cmでした.

 

イサキのサイズは26~33cmでした.

 

ベイトのアジはすべて持ち帰って,アジフライと南蛮漬けにしました.写真(左)は南蛮漬けにする前の素揚げのアジです.

Plate: ロイヤルコペンハーゲン ブルーフルーテッド ハーフレース 27cm