落選した作品の反省 | 白岩達朗「Live Art 飄々」

白岩達朗「Live Art 飄々」

制作アトリエ宇都宮市内、1991年福島市出身。新制作展、宇都宮市民芸術祭に出展、個展:京橋のKEY Gallery青樺画廊「飄々展」、画廊るたんサポート展個展「飄然展2」、KEY Gallery青樺画廊「飄然展3」、宇都宮のギャラリー・イン・ザ・ブルー「飄々展4」「飄々展5」



新制作展には作品を2点出したのですが、上手くいかず落選したのがこの作品です。



ごちゃごちゃしすぎたなと反省しています。



部分的には描いていて確かに充実感はあった。



細部に太線、細線のギャップを自在に活かした色面ギミックをたくさん盛り込んだ。



しっかり着色を伸びやかに鮮やかに加えた。



赤い手縫い線も入れた。



楽しかった。



しかし、全体を見ると窮屈に感じますね。



どんどん描き足しすぎて、画面の流れが詰まって、どこかで切らなきゃなと苦労したことを思い出す。



悪い意味で描きすぎたのです。



単調すぎても良くないですが、ごちゃごちゃでも良くなかった。



画面にすっきり映える解放感がなかったことが原因です。



あと、綿布を展示用に吊るす時、撓みやすく吊るのに大変だった。



展示された作品は撓みが少なく展示用に吊りやすかった。



なんとなく仕上げが上手くいった作品は展示しやすく、そうじゃなかった作品は展示しにくい感覚がありました。



描いてて一箇所にこだわり続けるのもいいが全体を見て狙いを外してはいけないな。



せめて落選するとしても高いレベルの作品を審査に送りたい。



Aランクの作品とAAランクの作品を同時に出すことをこれからの目標としたい。