04裏見の滝・群馬県みなかみ町 | しぶきの滝ブログ

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赤目四十八滝 荷担滝

こんにちは 今朝も空は快晴 清々しい朝を迎えていました 今日は診察日でいつもの診察に 心エコーとホルター心電図を装着してもらいました 24時間心電図を記録できる検査です

 

 

 

 

裏見の滝・みなかみ町



裏見の滝


 

 武尊山に源を発する利根川の支流武尊川の上流に懸かり藤原湖に流れ込み、日本武尊が水ごいしたと伝えられる大瀑布です。その名の通り、勢いよく流れ落ちる滝の裏側からも見ることのできる珍しい滝で、滝周辺は遊歩道が整備され、滝の裏側を通って一周でます。   

遊歩道入口の武尊神社は日本武尊が祀られており、陰暦六月二十四日の宵祭りにはお囃子の音に合わせ多くの参拝者で賑わいます。また別名「怨みの滝」「宝来の滝」とも呼ばれています。

     ☆怨みの滝伝説裏見の滝・みなかみ町

 なぜ裏見の滝を怨みの滝と言い伝えているのであろうか。

 そのかみ日本武尊東征のみぎり、武尊山の頂に、東北への道をきわめんと、八合目まで駒を進められた時も時、連れ添っておられた姫が、にわかに産気づかれたのである。

 永の旅は、姫に幸いしなかった。

 戦の習いとはいえ、ある時は夜霧に袖を濡らし、またある時は、木の実草の実に飢えをしのぎ、身重の身の姫には、どんなに苦しかったことであろうか。

 母子とも、この世を去ったのである。

暗雲低くたれそめて冷気を呼び、それゆく雁の一声にもそぞろ哀れをさそう風情であった。

   虫さえも 秋来たりなば 鳴くものを

    み声ぞ絶えて さまよう哀れ

 喜びも悲しみも希望にかえて、来る日を楽しみにされておられただけにどんなに悲しく、どんなに怨めしく思われたであろうか。察すだに涙をそそるのである。

 霊峰武尊に武運を祈り、姫の御霊を慰められた尊は、駒を藤原に進められたのである。

 途中裏見の滝にさしかかり、ここに一切の不浄を清め給うのである。

 無気味なうなりと共に、滝つぼに落ち込む滝は、もうもうとして水煙を立て、地響きは竜神の怒りに似て物凄く、すい込まれていくような妖気さえ覚えるのである。

 思えば東征半ばにして世を去った、姫の悲しみの如く、怨みの如く、どうして妙なる調べとは思えない。

 滝つ瀬の 音に哀れを さそうらん

   いとしき姫の 姿ぞ見えで

 この滝に悲しい思い出と、忘れられない怨みごとと不浄の総てを洗い清められたのであった。

 やがて、鶏鳴暁を報じて、すがすがしい朝の訪れる頃、尊は晴れやかな門出をなさったのである

 

 

 

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本のしぶきクイズ

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ヒント① 福島県福島市に懸かる滝です

 

ヒント② スイレンの花 また春に田んぼ一面に咲くピンク色の小さな花

 

ヒン1.蓮華滝 2.幕滝 3.不動滝