[メイク販売] タッチアップ・メイクサービスをしているのに売れない理由3つ 売れるタッチアップ | 商品企画・商品開発者の思いをお客様に届け、接客でヒット商品をつくる!売れないスタッフ販売力アップ・短期人材育成、プロデュース

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小売業の中でも接客レベルトップといわれる化粧品業界にて教育・企画・PRを担い、ブランド立ち上げ4年で、日本一のサービス評価と客単価2倍を実現した筆者による、新たなマーケティングと教育法提案

こんにちは。   

 商品企画・開発者・作り手の思いを   
接客の現場でお客さまに届け  
接客でヒット商品をつくる    
接客ストーリープロデューサーの加藤千華子です。  


今日は、
メイクブランドの
タッチアップサービスと販売についてです。


会社やブランドにより
呼び方は様々かと思いますが、


ここでは、
お客様の顔にメイクを施すことを
「タッチアップ」
と呼びます。



コロナ禍では、
お客様の肌に触れることができませんでした。


せっかくご来店いただいても、
手や肘で色を見せ、
口頭で説明するしかないというのは
大変でしたよね。


そのような数年を経て、
ようやく
タッチアップが解禁になったわけですが、


売り場を見ていると、
どうも、
タッチアップをうまく
販売に繋げられていない
スタッフさんが
多いように思うのです。


混んでいる人気店については、
指名買いのものをただつけて、
単品買いで終わっていることが多く、


ゆったりしていて、
時間をかけてタッチアップしているお店でも、
たくさんつけた割に
売れなかったりしているところを
よく見かける気がします。


コロナ禍に入社した若いスタッフさんは、
自分自身も
タッチアップを受けたことがないという、
驚くべきこともあったり。


それでは、
良いタッチアップはできないですよね。


美容部員は、
メイクアップアーティストではありません。


メイクを綺麗に仕上げれば良いだけではない、
という意味です。


メイクを販売する店でタッチアップする目的は
売り上げを上げるためです。


その売り上げは、
今日売れる分だけではありません。


今日買ってもらえなくても、
次に来た時に買おうと思ってもらえれば、
未来の売り上げにつながります。


その目的が、
どうも
見失われているのではないか
と思ってしまいます。


(もちろん、
ちゃんとできている方も
たくさんいらっしゃるとは思いますが)


メイクのタッチアップをしているのに、
売れない理由は3つ。

1.指名品しかタッチアップしない
 →単品だけならネットで十分。
  指名以外のものも気になるように紹介するのが売り上げを上げるタッチアップです

3.お客様を褒めない
 →お客様を良い気分にさせることこそ、
  接客販売の基本
  義務的につけるだけになっていませんか?


3.クロージングしない
 →メイクが終わったら、接客が終了だと思っていませんか?
  メイクが終わった後、何を買うべきかを伝えないと、ただのサービスで終わります。


メイクサービスでお金を取らない美容部員は、
商品を販売しないと売上が作れません。


たとえその日のお買い上げにならなかったとしても、
次回必ず買いたくなるよう意識を変えると、
売れるタッチアップができるはず。


目的は何か?
タッチアップに入る前に、
一度考えていただけるといいなと思います。