こんにちは。
いま、逼迫している医療現場で
離職が増えているというニュースを見ました。
コロナウイルスにいつ感染するか分からない
危険と隣り合わせの中、
医療現場で働く皆さまには本当に頭が下がります。
命を預ける現場がどれだけ大変か、
素人の私には想像もつきませんし、
比べたら失礼に当たってしまうかもしれないのは承知ですが、
日々、不特定多数のお客さまと接する
小売りの現場で働く方々も、
感染の危険と隣り合わせな上、
売上というプレッシャーも抱えながら、
ストレスと戦っていると思います。
減っていく来客数と売上
感染するかもしれない恐怖
先の見えない現状に嫌気が差し、
大好きな販売の現場を離れるスタッフさんも
少なくないと思います。
販売が楽しいか、楽しくないかは、
売上が大きく影響しますが、
それ以上に、
売場の雰囲気が、
大きく影響しているのではないでしょうか。
事実、
スタッフ同士が仲のいいお店は、
離職が少ないですよね。
逆に、
人間関係が悪い…とまではいかなくても、
スタッフがみんな、
小さな不満や苛立ちを抱えているお店って、
外から見ても分かりませんか?
不満は、
些細なことなんですよね。
ゴミが溜まっているのに、
気付いていても誰も捨てに行かない。
レジでお客さまが並んでいても、
誰もフォローには入らない。
みんなが口を揃えて、
体調が悪いと言っている。
休憩から帰っても、挨拶をしない。
何かしてもらっても、お礼を言わない。
つまり、
ちょっとした気遣いや
感謝の言葉が足りないんです。
みんなのためにやったって、
どうせ感謝されない。
誰も気づいてくれない。
それなら、
別にやらなくてもいっか。
そうなってしまっていませんか?
対処法は簡単!
気付いたひとが、
声を掛ければいいんです。
1番影響力のある
店長がやるのが最も効果的ですが、
店長1人だけやっても効果がない場合は、
副店長または2番手のスタッフを巻き込むと良いです。
2人で声かけ習慣をつくると、
売場の雰囲気を動かしやすいはず。
感謝やねぎらいの声かけをされた人は、
自分も何かしてもらった時に返したくなるもの。
最初はちょっと大げさにやってみてください。
「感謝したいのはやまやまだけど、
感謝できることがないんですけど~」
というあなた。
あなた自身が
悪い雰囲気の原因
になっているかもしれませんよ!
感謝の対象は
当たり前のことでいいんです。
早番の人が、
お店の掃除をしてくれる。
自分が休みの日も、
誰かがお店に立って売上をつくってくれる。
納品されたら、
誰かが検品して品出ししてくれる。
当たり前ことでも、
あなた以外の誰かがいないと、
お店は回らないですよね?
みんなが嫌だ!と言って
辞めてしまったら…。
それこそ、大変です。
悪くなってしまった売場の雰囲気を変えるには、
まずは小さな感謝から。
言葉に出して、
相手に伝えましょう。
当たり前のことが
当たり前ではなくなってしまった
今だからこそ。
あなた自身が楽しく働けるように
良い環境ができたらいいなと思います。