11年目の「3.11」に寄せて、羽生くんが『news every.』を通じて届けてくださった"今の思い"について、書かせていただきます。
news every.@ntvnewsevery【#東日本大震災から11年】11年前、宮城県仙台市で震災にあった#羽生結弦 選手。復興にも重ねた、前人未到の挑戦への思いとは。#newsevery.に届いた羽生選手からのメッセージ、放送ではお伝えしきれなかっ… https://t.co/IsjEhzNbMP
2022年03月11日 19:08
羽生くんのメッセージ部分のみ、記事から抜粋させていただきます。
なお、青の太文字の部分が、最初に発表されたメッセージでは語られなかった部分です。↓
東日本大震災11年 羽生結弦“今”の思い「これからも僕ができることを」
■羽生選手から届いた“今”の思い
「改めて、今までの11年間、何ができてきたのだろうかと考えています。自分にできることは限りがありますし、ずっと被災地のことに思いを馳せながらも、その地に土足で踏み入ってはいけないのではないかと思う日々もありました。今もまだ、その気持ちが消えることはありません。これからもさらに、僕ができることをしていきたいなと思っています」
■(回想)2011年3月11日
(11年前のあの日)
「不安だったし 怖かったし すごい余震も起きていた」
「僕はもうスケートやらなくていいから、おいしいご飯とかお風呂とかがまず戻ったらいいなと思っていました」
■(回想)スケート再開“葛藤”
「被災地にまだいる人たちに対して、『本当に申し訳ないな』って思いました。自分のスケートのために、自分だけが逃れていて、本当にいいのかなと思いました」
■金メダルの“力”
(ソチ五輪、平昌五輪と2大会金メダル)
「金メダルが誰かの笑顔のためになる。誰かにとって何かの力になることを教えてもらいました。自分が今滑っていていいんだなと思えました」
「自分がいいスケートをして、そのスケートを見たときに、『元気になったな』とか『何かの力になった』とか、そういうキッカケになれば一番いい」
■前人未到の挑戦に込めた“復興”への思い
(4回転アクセルへの挑戦)
「進めば進むほど壁が襲ってくる気がします。スケートやめたいなって思いながら…しんどかったです本当に」
「夢をかなえるってすごく大変なこと。目標が高ければ高いほど、難しくはもちろんなると思うんですけど、それがある意味“復興”だったり、前を向いて進んでいく姿だったり、そういったものにある意味重ねられると思うので、僕自身しっかり前を向いて突き進んでいきたい」
■北京五輪
「きっとこのカメラ越しの向こうに、被災地含めて、たくさんの方々が応援してくださっている」
「一生懸命頑張りました。報われない努力だったかもしれないですけど」
■羽生結弦"今"の思い
「本当は、金メダルをまた、持ち帰ってこれるようにと努力を重ねてきました。これまで経験してきたオリンピックと同じように、皆さんにお見せできるようにと思って頑張ってきました。」
「僕は、挑戦することをやめず、前へ進み続けましたが、成功するところまで行くことはできませんでした。」
「悔しい、苦しい気持ちもありますが、そんな姿からでも、皆さんの中で、何か意味のあるものになれているのであれば、本当に幸せだなと思っています」
「前へ進み続けることは、大変なことであり、続けていても報われないこともある。それは、震災のことでも同じことがあると感じています。個人の力ではどうしようもない被害と、抵抗することのできない程の大きな力があって、何もできないことも、何かしていてもうまくいかないこともたくさんあったと思いますし、今も、これからもあると思います。」
「苦しくて、楽しくて、悲しくて。そんな皆さんの日々の中でも、応援してくださり、本当にありがとうございます。」
「僕も、遠くからではありますが、これからもずっと、応援させてください」
「11年が経った今の世界で、命の意味と尊さを考えています。失われた時間は取り戻すことはできません。僕には何ができるのだろうかと、これからも問い続け、活動を続けていきたいと思います。そして改めて、仙台に住む一人の人間として。ご支援を続けて下さっている方々、本当にありがとうございます」
抜粋は以上です。
なお、前日に発表されたメッセージ
「11年がたった今の世界で、命の意味と尊さを考えています。あらためて、今までの11年間、何ができてきたのだろうかと考えています」
「本当は、金メダルをまた持ち帰ってこられるように、と努力を重ねてきました。皆さんにお見せできるように、と思って頑張ってきました」
「僕は挑戦することをやめず、前へ進み続けましたが、成功するところまでいくことはできませんでした」
「悔しい、苦しい気持ちもありますが、そんな姿からでも、皆さんの中で何か意味のあるものになれているのであれば、本当に幸せだなと思っています」
「前へ進み続けることは大変はことであり、報われないこともある。それは、震災のことでも同じことがあると感じています」
「苦しくて、楽しくて、悲しくて。そんな皆さんの日々の中でも、応援してくださり、本当にありがとうございます」
「僕も、これからもずっと、応援させてください」
↑ 以上が、羽生くんの最新の「言葉たち」です。
そして私は、evry.版に彼の無念さを色濃く感じてしまいました。
「個人の力ではどうしようもない被害と、抵抗することのできない程の大きな力があって、何もできないことも、何かしていてもうまくいかないこともたくさんあったと思いますし、今も、これからもあると思います」
彼が遭遇し続けたISUの不条理とも重なり、胸が締め付けられます。
evry.は動画でもご覧になれます↓
↓動画主さま、感謝してお借りします🙇♀️
↑何度も見返し、反芻しました。
北京五輪のFSから、早1ヶ月余りが経ちました。でも「4Aを成功させることができなかった」という思いは、羽生くんの中でいまだ鮮明ですね。そして、一生消えない記憶にもなるような気がしてなりません。
どんなにか「4回転アクセルを成功させて」「金メダルを獲得する」姿で、皆さんを勇気づけたかったでしょうに。
だって「4Aは自分自身」と、羽生くん自らが吐露するほどの強烈な思いですよ。羽生くんが決死の覚悟で目指した「パラダイム・シフト※」です。史上初の4Aは、成功すればこれまでの不条理を一気に逆転できる程のインパクトと威力を発揮するはずでした。
何年も「命懸けで跳び続けた」というその4Aへの思いが、私には到底想像がつかないほど、深く深く彼に根ざしたものであることは、彼の言葉の端々からビシバシ感じていました。
パラダイム‐シフト(paradigm shift)
ある時代・集団を支配する考え方が、非連続的・劇的に変化すること。 社会の規範や価値観が変わること。 パラダイムチェンジ。
その上で、ここからは私の妄想です。
だから、
右足首の怪我が癒えたら、
どうかジスラン・ブリアンコーチと二人、4A完成を目指して欲しいと、強く願っています🙏
「諦めたらそこで終了だよ」(by 安西先生『スラムダンク』)って、言葉が私の頭の中でグルグル回っているんです。
だってね、羽生くんが北京で口にした「限界」は「羽生くん一人の力でできる事の限界」であり、「二人で達成できる事」は、更にその先にあるかもしれないじゃないですか。
万の慰めの言葉も、たった1度の成功体験には敵わないんです。
もちろん、実現には問題が山積みであることは重々承知です。
ジスランが日本に単身赴任してくれれば理想的かもしれませんが、現実的ではありません。彼はその人生において家庭と家族は絶対だ、と断言なさる方だから。
一方で、羽生くんが今カナダに渡ることもまた、難しい気がします。喘息の持病がある彼には、例えばハビエルのように長年故郷を離れて一人で生活することは、危険かもしれないから。かと言って、優しい彼がまた家族を分つような決断をするとも想像し難い。
だから、私の妄想ということなるのですが、もし羽生くんが諸々のハードルを乗り越えて、カナダに渡ることができたら、
ジスランコーチには、今度こそリモートではなく、実際に"手取り足取り"指導して欲しいです。習得の過程では、ハーネス訓練もバンバン使って欲しい。
ゴールは誰が決めるか?
それは羽生くんです。他の誰でもない。
方法だって、決して二者択一ではない。
短期キャンプ、短期来日、リモートetc.とにかく色々な方法を取り混ぜることだって有りだと思います。
決めるのは羽生くんです。
ただただ私が感じるのは、「羽生くんの4A」には血肉の通った指導があった方が良いということ。
その為には「チートジャンプ」を決して良しとしないジスランのようなコーチが必要だということ。羽生くんが一人で出来ることはやり尽くしたであろう今こそ、ジスランと再会して欲しいと願っています🙏
el✨☀️✨@ky100709tweiboよりお借りしました🙇違いを見ようだそう↓ジャンプの指導に関しては妥協できない自分の原則がある。つまり、スケーターはジャンプを不正してはならない。離陸、空中のスピン、着陸、これらの要素はどれも妥協できない https://t.co/7G1F8esYNN
2022年03月11日 17:37
極論かもしれませんが、怪我続きの右足を労わる為ならば、全部の試合に出る必要はないとも思っています。前人未到の偉業を達成する為に、例えば、全日本と世選に絞ったって良いとさえ考えます。
以上が、ここ数日の様々なニュースや記事を見て感じた、私の感想です。
いちファンとして本音を言えば、ただただ、羽生くんの心からの笑顔を見たいだけなのかもしれません。
北京で「満足しています」と言った羽生くんの表情は、そう自分に言い聞かせているように見えて、テレビ画面の中の淋しそうな笑顔が未だに忘れられません。
頑張り続けた羽生くん、誰よりも幸せになって欲しい人なのです。🙏
3月11日のオリンピック公式チャンネルです↓
Olympics@OlympicsAn Olympic legend 🤩Hit the link in video to relive the #FigureSkating men's free skate from #Beijing2022, includi… https://t.co/wpKVHfhcy9
2022年03月12日 00:45
「オリンピック・レジェンド」
この幸せな動画も繰り返し観ています。
今日も羽生くんを全力応援!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
羽生くんの怪我が早く良くなりますように!
羽生くんが笑ってくださっていますように!
羽生くんの幸せを心から願い、祈ります🙏
画像やTwitterや記事や動画は感謝してお借りしました。