孤高なる挑戦「できることを、一つずつ。」 | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

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羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)

10/17(日)昼に『フィギペディア〜GPシリーズ開幕直前スペシャル〜』の放送がありました。

羽生くん関連部分はほとんど既出だったように思いますが、改めて続けて観ると、色々興味深かったです。

羽生くん、既に2018年に、FS「オリジン」の冒頭に4A(4回転アクセル)を入れることを構想していたのですね。「理想の構成」と語る姿が嬉しそうでした照れ(現実的には4回転ループに変更されました)
この年、4A習得の為に、陸上で3Aを跳ぶ練習を繰り返していたりとか。
だから、仮説として「陸上で3Aが簡単に跳べるようになれば、4A成功に繋がっていくのでは」と試していたそうです。
2018年は、4Aのために出来る事は全部試す状態だったのですね。まさに暗中模索の時期です。

その後、長い時間をかけて、羽生くんは「4Aは3Aの延長では跳べない」と徐々に悟っていくわけです。

↓この「データで見る4A成功の条件」なんて企画も面白い試みでした。
羽生くんの2017年の3A(トリプルアクセル)のデータを元に算出したそうです。



データによれば、4A成功の為には、高さで17cm、飛距離で1.1m、助走スピードで10%のUPが必要だそうです。
でも、現在でも羽生くんの3Aは高さ&飛距離は現役選手中ダントツでトップの数値を出しています。つまりデータ通りだとすれば、現時点では、羽生くん以外に4A成功の可能性がある選手は皆無ということになります。
なんたって、3Aマスター最高峰の羽生結弦からして、「1,000回以上トライして、まだ1回も跳べていない」という、恐るべき超超高難度のジャンプこそが、「4回転アクセル」なのです。
(あぁ、それなのに4回転ルッツとは基礎わずか1点しか違わないだなんて、理不尽すぎますむかっ)

余談ですが、
2016-2017シーズン、実際にテレ朝スタジオで、このデータの再現ホノグラムを羽生くんご本人に披露していました。羽生くんも「参考になります」「跳べる気がしてきました」と感想を述べていらしたから、イメージ作りの一端にはなったと思われます。(どうせなら今回の放送では2021年版最新データから算出してほしかったです)


今回のフィギペディアで放送されたインタビューは、今年4月の国別直前に報道ステーションで放送済みの、松岡修造インタビュー(リモート)のダイジェスト版でした。以下に書き起こしでご紹介させて頂きます。↓



◼️4回転半を跳びたいのは自分が納得したいからだなって思って。自分自身が胸を張って、これば羽生結弦の完成形だ、「理想の羽生結弦」だっていうところに辿り着きたいっていうのが。多分、その中の一部が4回転半だと思うんですよ。

だから今まで、「4回転半降りればいい」「成功すればいい」「世界初の着氷者になればいい」って思っていたんですけれど、そうじゃなくて、それを含めた上で、納得する形に追い詰めなきゃいけないんだなっていうことに、改めて気づいたので、自分が。もちろん、順位ももちろん勝ちたいですし、点数も自分が持っている記録を願い抜かしたいって気持ちは凄くあるんですけど。それよりも自分が完全にこれば羽生結弦の最終の理想形だなっていうところに辿り着きたいって気持ちを、もっと大事にしたいなっていう風に、今は思っています。◼️ 

↓が別編集されたもの。(4/12報ステ放送。所要時間8分14分)出し惜しみせずに、全部出して欲しいものです、あせる


↓一部画像抜粋



「芸術としても4アクセルを跳びたい」


4月の段階での4A取り組みの状況です。

「これまでトライは1,000回以上。まだ1回も跳べていない」
                    ⬇️
「4回転アクセルと3回転アクセルは別物」
「4回転アクセルは跳び方が違う」

      ⬇️
「跳び方がやっと4回転アクセルらしくなってきた」

7月のドリームオンアイス↓


実際、DOIでは殊更高さのある3Aを跳んでいました。高すぎて勢い余って、着氷がウィンドミル状態になることも。
そんな3Aの着氷は昨シーズン何度か目にしました。これも4A特訓の影響なのですね。

「身体に負担がかかるジャンプだからあまり早く完成させないようにしている」

「4回転アクセル成功の具体的なビジョンが見えてきた。」

羽生結弦は決してブレません!


そして、4ヶ月。来月はいよいよ初戦のNHK杯。羽生くんが心血を注ぎ続けた4回転アクセル。

いよいよお披露目されるのでしょうか。


【追記です】

最新の「白壁通信」=「最新の羽生くん」でしょうか。

本日未明に、テレビ朝日を通じて一斉配信されたそうです。


↓MIYUさま、感謝してお借りします。


「できること、一つずつ。」

 「自分の中ですごく大切にしている言葉のひとつで、自分が今まで出会ってきた言葉の中でも、凄く大切にしている言葉です。
今まで「進化」とか「挑戦」とか言ってきましたが、毎日出来ることは違うし、苦しんだり、楽しかったり、幸せを感じたり、悲しみを感じたり、いろんな感情がありますが、できることを本当に一つずつ丁寧に積み重ねていきたいと思っています。
自分の一番の目標は4回転半を成功させたいということなので、そこに向かって今、全神経と、全気力を使ってる感じです」

スポーツ誌各社からもニュース来ています。お写真が素敵なので、Twitterでご紹介させて頂きます。




余談ですが、「一つずつ」を「ひとっつずつ」って発音するところが可愛いいんです。仙台のお国言葉なのかしらラブラブ



どうか、どうか、怪我無きよう!

思う存分、4Aに挑戦できますよう、願います。


100%納得できる演技を目指して、今日も羽生くんは深夜練習をなさっていることでしょう。


スケートの神さま、どうか羽生くんをお守りください🙏



↓4A関連の過去記事です。



おまけのTwitter紹介。

↓天と地とさっと様、感謝してお借りします。


全く同感です。羽生くんの手つきはいつも可愛いです照れ

画像や動画やTwitterは感謝してお借りしました。

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